高校に入った娘にコピー機をねだられた。勉強で使いたいらしい。これまで使ってきた感熱紙のファックスが古くてボロボロだし、しかも使いにくくてしょうがなかったので、いい機会だから買い替えることにした。

最初はキヤノンのやつにしようかと思ってヤマダ電機に買いにいったらブラザーしかおいてない。でもよく見るとキヤノンよりコンパクトで使い勝手もよさそう。値段も安いみたいだし、もう一度帰ってネットで調べることにした。結局買ったのは「ブラザー【複合機】MFC-J615N」というモデル。このモデルはお店においてなかったので通販で買うことに。安いところを探したら、なんと税込み・送料込み・代引き手数料込みで「17,800円」だ。エライ世の中になったもんだ。

さて、コンパクトなモデルといっても、これまでの感熱ロール紙のしょぼいやつじゃなくてフラットベッドのやつなので、置くところがない。じゃ新しく置き場所を作ろうと、久しぶりに木工工作を。

1×4材(1820mm)3本を余すところなく使うように設計して簡単な図面を描き、裏の納屋から馬と合板を出してきて作業台を作り作業開始。

3時間ほどで出来上がって居間のパソコンの隣に設置。サイズもばっちりだ。やっぱり工作は楽しい。^_^

来月仕事で宮古島の隣の伊良部島に行くのだが、宮古島についていろいろ調べていたら、偶然この曲を見つけた。

まだ沖縄にすら行ったこと無いんだけど、あまりの心地よさにもう心は宮古にトリップしてしまった・・・

ロケットストーブの考案者であるラリー・ウィニアルスキー(Larry Winiarski)博士が自ら解説している、煉瓦16個で作るロケットストーブ。

ホームセンターに行けば、標準的な煉瓦に加え、縦・横・高さ方向に半分にしたハンマス・ハンペン・ヨーカンと呼ばれるサイズのものもあるので、この動画のように煉瓦を切らなくてもいい。

必要なのは、

  • 基本 15個
  • ハンマス 2個
  • ハンペン 1個

16個と半分というとこか。

自宅の庭にひとつ作ってみようかな。

先日お世話になった熊本のみっちさん(以下みっちゃん)が、東京へ行く用事のついでに浜松へ寄っていってくれた。遠州灘での釣りと秘密基地での遊びを予定していたが、生憎の天候で予定変更を余儀なくされた。でもそれはそれでどのようにでも楽しめるのがみっちゃんと私。楽しんでいればいろんな事が良い方向に行くもの。そんな三日間であった。^_^

■5月26日(木)

みっちゃんが近畿地方の用事を終えて浜松に到着するのが15時。浜松駅南口送迎レーンに釣り道具一式を積んだ「脱原発」軽トラで待機。忍者のように背中にロッドを背負ったみっちゃんが南口を出てきたところを確保。そのままマリーナへ直行。

さすがにもうすぐ雨も来ようかという平日の16時、マリーナにクルマは一台もなく、出ているフネは無さそうだ。風も結構あって遠州灘には出られないので湖内で2時間ばかりタコ釣りを。

2年ほど前に来たときと同じバイク用の合羽を使ってもらった。なんか妙に似合っている。私は着たことないのに。もうみっちゃん専用にして名前を書いておこうか。(笑)

タコ釣りの方は、鉄板ポイントと思われた場所を含む3カ所で流したが、2度ほどロッドを大きく曲げて期待をさせただけのアメフラシのみ。風も強くなり夕食の時間もあったので6時過ぎに終了。マリーナに帰るとスギウラマリンサービスの本多さんが前日に釣って生かしてあったタコと赤ナマコをくれた。その晩どちらも美味しく頂きました。m(_._)m

夕食を予定していたマリーナ近くのうなぎ屋は、閉店時間前だったがうなぎが売り切れたのかもう閉まっていて、よく昼食に利用している別の和食屋へ。珍しいと頼んだ「手羽先餃子」がなかなか美味しかった。(食べちゃって写真なし)

この日は私の自宅にお招きし、頂いたタコとナマコで浜松の地ビールと地酒を味わってもらい、DVDなんぞを見ながら音楽の話で盛り上がって1時ごろ就寝。

■5月27日(金)

天候が良ければ早朝から昼まで遠州灘で釣りをする予定だったが、残念ながら出られるような状況にないので、ゆっくりと朝食をとってから秘密基地遊びへ。

予報では一日雨だったので、到着後早速タープを張って雨に備える。薪に使う枝木を雨よけに掛けてあったシートの下から取り出して、みっちゃんとそれぞれ1号炉と2号炉を担当して火をおこす。慣れないこともあって火が安定するまではなかなかうまくいかず試行錯誤。コツが分かってきて一度火が安定してしまえば、後は枝木をどんどん追加するだけでOK。貸してあげた長靴と革手袋が妙に似合うみっちゃんも火のお守りが楽しそうだ。(笑)

まずはお湯を沸かしてインスタント珈琲を飲んだ後、今回は試運転の時と同じ飯盒のご飯とタマネギ、ニンジン、ジャガイモの蒸し焼きに加え、鶏肉のスモーク(熱燻)をやった。しかしこれが失敗。後で写真を見て気が付いたのだが、スモークチップが煙を出す前に鶏肉の肉汁が出てチップをべちゃべちゃにしてしまったため、煙で燻されずにただの蒸し焼きになってしまった。予め塩こしょうで味付けしてあったので美味しく食べられはしたが、スモークチキンを期待していたので残念。ちゃんとプレヒートをして煙が出てから肉を入れるべきだったと反省。

昼食を食べ終わったら天竜浜名湖鉄道に乗って天竜二俣駅の転車台でも見学して帰ってこようかと計画していたが、火のお守りが結構楽しくて時間を過ごしてしまい、結局近くの浜名湖を一望できる展望台に行き、予約してあった浜名湖畔のホテルにチェックインして一風呂浴びてから最近昼食に利用しているお気に入りの寿司屋へ夕食に。

ここは大将が出来るものなら何でも作ってくれるところなので、「美味しいやつをお任せで」ってことで何が出てくるか楽しみに待つことに。まずはビールで乾杯。そのあと地元の美味しい酒蔵の冷酒を。

料理はヒラメのお造りから始まって、淡竹(ハチク)や蕨(ワラビ)などの山菜とか、コハダをしめたものに紫蘇を挟んで海苔で巻いたものとか、剣先イカの生ゲソとか、子持ちのハタハタ(冷凍ものだけど美味い!)の焼いたものとか、ウニとイカを和えたご飯とか、黒鯛の潮汁とか、とにかく初めて食べるような美味しいものが次から次へと出てきて大満足。話し好きの女将さんと偶然にも熊本と北海道の話で盛り上がり、これも肴に良い酒となった。酒も回ってすっかり良い気分のところ、帰りはホテルまで大将がクルマで送ってくれた。ありがと〜、また行くからね〜。【追記】そういえば鹿肉のルイベみたいなのも出ました。

■5月28日(土)

昨夜は23時くらいに寝たのか、朝は6時に起床。窓のカーテンをちょっと開けたらみっちゃんも起きた。外は小雨。風はほとんど無い。しばらくベランダからぼーっと眺めていたら、目の前の湖にシーバスの立ち込みアングラーが二人、ウェーディングして竿を振り始めた。しばらく振って反応がないのか、上がっていった。そのあと側のマリーナから6人ぐらいの女性がウェイクボードを抱えてボートに乗り込み出て行った。みんな早朝から元気あるなぁ。

さて、今日の予定はどうしようか。早朝目の前の湖畔でシーバスをトップで狙おうかとも考えていたけど、雨も降ってるせいか、どうも腰が重い。ぼーっと景色を眺めているのがいい。とは言っても、このままぼーっとし続けているわけにもいかない。というわけで、一応浜松のメジャー観光スポットである竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)へ寄りながら自宅へ帰ることに。

喫茶店でモーニングでもと思ったがやっているような店もなく、途中のコンビニでサンドイッチと珈琲を買って駐車場で朝食。竜ヶ岩洞へ着くと、入り口付近で何やらみんな体操みたいな事をやっていた。時計を見ると9時10分前。なるほど、始業前のラジオ体操だな。ってことで、我々二人は本日最初のお客様。土曜日といえど、雨の日のこの時間、他にお客さんは誰もいない。前にも後にも誰もいない貸し切り状態。みっちゃんも所々で写真用にポーズをとってくれた。

帰りにこの地域の名物である「みそまん」を、人気No1である「紅屋」で買って食べる。午前中には売り切れてしまうほどの人気店だ。蒸かしたてのあったかいやつで美味しかった。

一度自宅に戻ってみっちゃんの帰り支度をし、昼食にお約束のうなぎを。老舗のうなぎ屋から分かれた街中の店で、みっちゃんが食べたことのないという白焼きとうなぎ茶漬けを。どちらもふわふわの身でとても美味しかった。

お腹がいっぱいになったところで浜松駅まで送ってお別れ。私もみっちゃんのおかげで三日間楽しく過ごせました。どうもありがとう。

台風も来てたけど、無事用事を終えて熊本に帰れたかな?またこちらに来たときには是非寄ってって下さいね〜。^_^

 

瓦のキッチンストーブで使う「火かき棒」を探しにホームセンターを回ったが、欲しかったL字型のものはなく、台形の板の付いた「灰かき棒」しかなかった。これでは狭い通気口に入らないので、加工して使うことにした。

半分にするべく線を引き、バイスに挟んでディスクグラインダで切断。

切り取った後、切り口をヤスリ掛けして完了。
2本あるのは1号炉と2号炉をそれぞれ別々に出来るように。

原子力発電機ならぬ原始力発熱器を設置した。世間では通常「かまど」と呼ばれているかもしれない。

原始力と侮る無かれ。これはロケットストーブと呼ばれる原理で出来ていて、基本的に木材を燃やすのだが、完全燃焼に近いので燃料を選ばないし、煙もほとんど出ないし残る灰も少ない。そして僅かな燃料で大きな熱量を得られる優れものだ。元ネタはここ。

瓦のキッチンストーブ

今日は昨日試しに積んでみたものを改良して積み直し。日差しもキツイのでタープを張って作業をした。

出来上がりはこれ。1号炉、2号炉の二重連。パラレルのツインバーナー仕様だ。

週明けには実際に火を入れてテストの予定。

■5月8日(日)

昨夜あれだけ酔っぱらっていたのに、不思議と朝は目覚める。じじいになった証拠か?

6時を過ぎてみんなも次々と起きてくる。昨日体調が悪いとあまり元気の無さそうだったkiyoさんも、アルコールを補給したせいか「復活した」と元気そのものだ。

朝食が出来ていると言うことで行ってみると、既に何人かは食べていた。ご飯とお味噌汁に筍の煮物ときんぴらゴボウだ。そう、味噌汁の具は例のガラカブで、筍は裏の竹林から採ったもの、ゴボウは菊池の名産「菊池ゴボウ」だ。どれも非常に美味しい。味噌汁はガラカブが一匹入っている大きなお椀だが、良いダシが出ていて思わずおかわりしてしまった。ご馳走様でした。m(_._)m

さて、目は冷めてお腹はいっぱいになったが、やはり夕べの酒はちょいと残っているようだ。頭が何となくぼーっとしている。口数も少ない。まあ釣りを始めれば調子も出るだろう。

ということで、7時過ぎにHH3艇、TB1艇の系4艇が連なって、熊本の海までコンボイ走行。こりゃ目立つねぇ。(笑)

スロープに着いて早速みんなランチング。ここでtommyさん、姫さんの乗るTBとも合流。

合計5艇でいざ出陣!みっち艇には私とranさんが乗せてもらって、一番前を先導。有明海は浜名湖と同様、ちゃんと航路を走らないと浅瀬に乗り上げてしまうのだ。

早速最初のポイントに着き、3艇はここで釣りを開始。

そのうちの1艇、全身真っ赤のHH、MS艇はMSさんとM場っち。

うす〜いグレーハルのカボス艇にはカボスさんとkiyoさん。真っ赤のTB、もっさん艇はもっさん一人でフライ。そしてtommyさんと姫さんが乗る赤ハルのTBは、みっち艇と一緒に別のポイントへ。さあ、れっつふぃっしんぐ!

ポイントに着いてしばらくすると、みっちさんが「それじゃぁまず魚が居ることを見せてあげましょう」と得意のスピンテールを何回かキャストしてると「きたっ!」といきなり45cmの良い型。これで一気にテンションが上がるが、この時点で既に潮止まりに入りつつある時。みっちさんだから出せた一匹でしょう。その後は数回あたりがあるもノーヒット。

最初のポイントから3艇もこちらに移ってきた。向こうは30cm前後の小さいやつが結構釣れたらしい。こちらのポイントもさっぱりアタリが無くなったので二度ほどポイントを移動。しかしどこも静かなもの。粘りに粘ったけどダメで14時に終了。

結局優勝はカボス艇「スーパーマリオブラジャーズ」のkiyoさん。マリオ、ルイージともに2匹ずつだったが、マリオの方がサイズがちょっと大きかったとのことで。(笑)それ以外の釣果は、もっさんが1匹、みっちさんの1匹。良かったのは潮が動いていた最初だけでした。

遅い昼食(「黒亭」のラーメン)をみんなで食べてから、次は大分で会いましょうと再開を約束して解散。

その後みっちさんのお宅に帰って片付けを済ませてから、私とみっちさんと、もう一泊することになったranさんと3人で温泉へ。この温泉はまた(別の意味で)すごかった。アザラシみたいなオヤジが二人で、サウナから出た後の水風呂で交互にざっぱんざっぱん水を溢れさせながら頭まで出たり入ったりしてるのを側で見ていた。もう笑うしかないね。(爆笑)

この夜は、前夜の宴会で馬刺しを食べ損ねたとranさんが馬刺しを買ってきて、3人で飲みながら夕食の手巻き寿司。これがまた美味い。手作りの寿司酢もいいし、浅草のりがまた絶品。馬刺しを巻いたらこれまた最高。そして昨日釣ったガラカブの煮付け。日本酒をやりながら幸せな気分でした。

ranさんは明日仕事があるので明け方に勝手に起きて帰るとのこと。私とみっちさんは山へ渓流釣りに行くことになっていたので23時頃には就寝。

■5月9日(月)

5時半頃に目が覚める。昨夜、朝食前に裏の川へハエ釣りでも行こうかと言っていたが、ちょっと時間がないのでそれは止めて朝食後に山の方へ行くことに。

30分くらい走っただろうか、小さな川が合流する雰囲気の良さそうなポイントへ到着。実は私は今回初めてのテンカラ釣り。テンカラ竿を振るのも初めて。しかもラインは飛びにくいレベルライン。でもそれをやるのを楽しみに来たのだ。何事も実際にやって覚えるのだ。

案の定、最初はなかなかうまく飛ばない。でもやってるうちにだんだんタイミングが分かってくる。もちろんきれいになんてキャストできないが、それでもだんだん距離が出るようになる。

一方、エサ釣りのみっちさんは、釣り初めていきなりヤマメをゲット!おお、ここでもちゃんと本命がいることを証明してくれた。あとは釣るだけ・・・なんだが、そう簡単に釣れるわけがない。だいたい毛鉤をうまく投げられないのだ。あちこちでライズがあるのだが、そこまで届かない。(苦笑)

だんだん川を釣り上がりながらいくと、ハエの群れが見えたのでそこへキャスト。おっ、一匹が追いかけてきた、そうだ、そこだ、食えっ・・・よしっ、食った!やりました、初テンカラの初獲物。本命じゃなくたっていいよね。初テンカラで釣れたんだから。(あらら、ピントがバックに合ってるよ)

そうこうしているうちに、みっちさんは二匹目のヤマメをゲット!私はそれっきり何もなし。魚はあちこちでライズしてるのにね。さあ、練習練習。

夢中になって振っていたら時間は10時半近く。10時30分までにしましょうということで、最後のキャスト練習をして納竿。これからみっちさん宅に戻って帰る準備。熊本駅で一緒に昼食をとってからお別れの予定。

みっちさん宅でご家族にお礼の挨拶をして菊池とはお別れ。途中、みっちさんお薦めのゆべしといきなり団子をお土産に買う。どちらも安い!出来立ての美味しそうないきなり団子を見て食べたくなり、お土産とは別に2個購入。クルマで「あち、あち、あひ」とか言いながら熱々を頂きました。

熊本駅に着き、まずは昼食。みっちさんに熊本の名物はないかと聞いたら、昔給食で食べた「タイピーエン」というのがあるという。あまり美味しかった記憶はないらしい。でも熊本にしかないのならそれにしようってことで、改札の隣にある店で「太平燕(タイピーエン)」を食べることに。

どういうものかというと、チャンポンメンの麺をはるさめにした感じ。スープが美味しくて麺もヘルシーだし、私は結構好き。

食後はみっちさんとお土産屋を見て回り、時々試食しながらケチ付けながら。(笑)

時間になったのでホームへ。みっちさんはわざわざ入場券で中まで見送りに来てくれた。本当に最初から最後まで長い間ありがとう。お世話になりました。今月末に浜松に来るのを楽しみに待ってます。

写真は大阪へ向かう青っぽいN700系の「さくら」。私が乗る「さくら」は左のホームに止まっている博多止まりの白い800系の方。

熊本から浜松まで5時間。13時42分に乗って、18時45分には着いてしまうのだ。早いものだ。昔は九州なんてとても遠いところだと思っていたが、毎年来るようになると、もう全然遠い気がしない。大分のミーティングが夏から秋にかけてあるが、また来ちゃうのか?(笑)

何度でも来たくなる魅力がありますな、九州は。

お終い。

今年も行ってきました!HammerHead & TomBoy Owner’s Meeting in 熊本。昨年に引き続き、熊本県菊池市在住のみっちさんがホスト役となって開催してくれているものだ。基本的には、BBQ宴会で盛り上がった翌日、有明海のボートシーバスで釣り大会、という一泊二日のイベントなのだが、遠くから参加する私はみっちさんに無理を言って、前泊と後泊を入れて三泊四日の日程で今回も熊本を満喫させていただいた。

■5月6日(金)

3月に九州新幹線が全線開通となって、これまでの「つばめ」に加え「みずほ」「さくら」が加わったのだが、私の予約した「さくら」は山陽新幹線に乗り入れしない便だったせいか、便名表示には「さくら」と書いてあるのに、車体は「つばめ」で使われていた800系だった。ちょっと残念だったが、800系の方がオシャレで快適なのでまあいいか。しかしもっと残念だったのは、列車内で済ませるはずだった昼食が、駅弁を買いそびれて食べられなかったこと。まあ昼食はなければなくても構わない。着いたらどこかで「いきなりだんご」でも食べればいいだろう。(笑)

熊本駅に着くと、西側に新幹線口が新設されていた。ここでみっちさんが迎えに来てくれることになっているのだが、いなかったので電話してみるとこちらに向かっているとのこと。しばらく待っていると白いスカイラインで登場。前回の大分ミーティング以来約半年ぶりの再開。早速最初の行程である阿蘇大観峰へ。

熊本からミルクロードを通って大観峰まで。ミルクロードはかつてみっちさんがバイクでかっ飛んでいたという快適なワインディング。少し山の中を走って抜けると、北海道の丘陵とも箱根のスカイラインとも思える景色の良い所に出る。阿蘇外輪山の上だ。直線はほとんど無く、右へ左へと中速コーナーが連続するコース。これは確かにバイクで走りたくなる道だ。次第に阿蘇の街が眼下に見えてくる。

大観峰に着くとまず売店がある。ここで熊本に来たら食べたかった「いきなりだんご」をいきなり食べる。ちょっともっちりした皮にサツマイモとあんこがたっぷり入った団子(というより大きいので大福に近い)がケースの中で蒸かされている。あつあつの団子を頬張りながら展望台へ。(ん?正式名は「いきなりだんご」?「いきなりだご」?どっち?)

下から壁のような外輪山を見渡すのも壮観だが、外輪山から見下ろす景色もまた雄大だ。あいにく雲が多くて中岳の噴煙は見えなかった。このすぐ下にある内牧(うちのまき)というところには仕事で2回ほど来たことがあるが、外輪山の上から阿蘇の街を見下ろしたのは初めて。展望台のすぐ下ではラジコンのグライダーをやっているおじさん達がいて、 これがなかなか面白かった。エンジンがないのに風だけをうまく使って自由に操り、ちゃんとまた戻ってくるのが不思議だ。しかもかなり高速に飛行・旋回す る。こういうのはエンジンがなくてもかなり高いんだろうなぁ。おじさんたちもナイショでずいぶんつぎ込んでるんだろうなぁ。(笑えない)

大観峰は吹きっさらしで風が強く、また結構気温も低いため寒く感じる。冷え切った身体で食べるソフトクリームというのもなかなか乙なものだ。ということで、みっちさん超お薦めのジャージー牛乳のソフトクリームを食べる。おー、さすがに美味い。脂肪分が高くてちょっと濃厚な風味。コーンも軽くてクリームとの相性抜群。これを夏にバイクで走ってきて食べたらたまらんだろうね。

明日の朝は3時起きで天草へ真鯛釣りに行くので、今日の行程はこれでお終い。帰りは菊池渓谷経由で菊池市に入り、みっちさんのお宅にご挨拶してからクルマで七城町の温泉湯まで。

ここがすごかった。入り口を入ると大きなホールに広い休憩スペース。食堂もあれば宿泊施設・レジャー施設もあり、肝心の風呂場は大型ホテルの大浴場並み。しかもキレイ。もちろん天然温泉で露天風呂付き。そして何と言っても天守閣がある!(笑)これで入浴料は大人(中学生以上)300円、小人120円、未就学児童は無料だ!どうだ、まいったか!私はまいりました。m(_._)m

気持ちの良い温泉で癒された後、みっちさん宅で夕食をご馳走になり、翌日の釣りの準備を済ませて早々に就寝。果たして真鯛は釣れるのでしょうか・・・

■5月7日(土)

午前3時起床で3時半前には出発。釣り好きで真鯛釣りが得意のみっちさんのお父さんも一緒だ。食事もそうだが、こうして家族みんなでもてなしてくれるのがとても嬉しい。途中クルマとボートにガソリンを給油。高速を使って一路天草へ。

現地に着いて5時半頃出港。島原湾に浮いて湯島や黒島周辺を鯛ラバや鯛テンヤで攻める。3人で執拗に爆撃を繰り返すも、あまり良い反応がない。

ポツポツ釣れてくるのは、要らないベラや・・・

全然引かないけどおかずには美味しいガラカブ(カサゴ)で・・・

まあ美味しそうなサイズは釣れるが、肝心の真鯛はどうやら本日お休みのようで・・・

結局キープしたのはガラカブとキジハタ(数匹)で10匹ちょっと。翌朝のみなさんのお味噌汁の具となりました。

真鯛が本日休業でちっともかまってくれないので、お昼前には上がって朝お弁当屋で買った残りをクルマで食べながら帰宅。道具を片付け、ボートを洗って、BBQ宴会の準備。まずは熊本名物の馬刺しと紙食器の買い出し。それから酒屋さんからビールサーバーとBBQセットが届いたら火をおこしてコンロの準備。

そんなことをしながら待っていると、集合時間の4時頃になって人が集まり始める。今回は大分からkiyoさん、もっさん、カボスさん、MSさん、ranさん、SRM社長、熊本からtommyさん、姫さん、福岡からM場さん、そして静岡から私と、ホストのみっちさんの合計11名。ミーティング初参加で初対面なのはtommyさんと姫さんのお二人。

宴会は社長の挨拶と乾杯の音頭でスタート。みんなに「KIKUCHI BASE」と呼ばれている、自作スピーカーのオーディオセットが置かれているガレージでJAZZを聴きながら、ボートの話、釣りの話、音楽の話、世間話、×××の話、などいろんな話で盛り上がり。初対面のtommyさんは私よりちょっと年上で同世代。なんと私と同じく今はギターを弾いているけど、かつてはバンドでドラムを叩いていたという方。毎度の事ながらHHやTBを買う人って似てるなぁと思う。(笑)

菊池ゴボウの素揚げとか馬刺しやtommyさん差し入れのカラシ蓮根が美味しかったのもあるが、晩酌を止めて普段酒を飲まなくなりすっかり酒には弱くなったところへ、生ビールがめちゃくちゃ美味かったのでガブガブ飲んでたらやっぱり酔っぱらってしまった。そして酔っぱらったまま片付けをして宴会は屋内に移り2次会へ・・・

この日は朝3時起きで半日釣りをして昼寝なしで準備をしてたから、この時間になるとさすがに眠気との戦いだった。アルコールでさらに増す眠気を何とか堪え、もっさんにアドバイスをもらおうと思っていた自分のフライタックルを出してきた。リールに巻いたラインを見てもらい、シーバスに合ったラインシステムに換えてもらった。そしてもう一つ教えてもらいたかったフライタイイング。なんともっさんは私のためにフライを用意してくれていて、さらにバイスその他一式を取り出して、その場でタイイングレッスンをしてくれた。ううう、感激。(涙)

で、その場では写真を撮るという意識などまるで無かったので、自宅に帰ってから撮ったのが次の写真。上がもっさんが説明しながら巻いてくれたストリーマー。しかし、既に脳みそが9割方寝ていたので(目も閉じていたかもしれない)、出来上がったものを見たとき、その過程を何一つ思い出せなかった。(冷汗)もっさんはそれを知ってか知らずか(いや気付いていたに違いない)、私に「自分でやってみて」と言って最初から説明しながら私にやらせてくれた。それが下のもの。

こんな睡眠不足の酔っぱらいでも、さすがに自分でやっただけあって完璧ではないにしても大体は覚えている。確か黄色の毛の部分は二度付けた覚えがある。しかし上のを見てみてると、一度しか付いていない。そうか、一度付けたものの毛の量が全然足らなくてもう一度付け足したんだな。あちゃー。(もっさん、酔っぱらい相手にありがとね。)

翌朝は6時起きなので、皆さんもう寝ましょうか(助かった・・・)と12時頃就寝。

翌日につづく・・・

今日もバイクで山へ様子見に行ってきた。例年なら浜松祭りの真っ最中で市中は大賑わいといったところだが、今年は震災の関係で早々と戦後初の中止を決定、町内はどこも静かなものだ。それでも一応観光地である浜名湖周辺は静岡や愛知、他県のナンバーが多数見られ、所々で軽い渋滞。こういうときにバイクはいいね。並んでるクルマの脇をスイスイと前へ。いつもとそれほど時間は変わらず現地に到着。

さて、みんなの成長具合はどうかな?と見て回ると、みんなそれぞれに成長していて安心した。オリーブはみんなこのような新芽を出して、それがたくさんの小さな葉っぱとなって大きくなっている。

ところがやはり約一名、問題児の早生次郎くんは相変わらずの沈黙状態。自閉症だろうか?とりあえず気長に待つしか無さそうだ。

植えた苗以外にも、刈った草や木の連中がまぁ実に元気にわしゃわしゃと生えてきていた。やっぱ野生の連中は逞しいねぇ。その生命力たるや、すごいわ。^^;

周りの自然林の木々も元気にあふれている。その中で白い花をたくさん付けているのが目立った。

よく見ると白い小さな花が房状にいっぱい付いている。帰って調べてみたら、「ウワミズザクラ(上溝桜)」というらしい。花や実が食用にもなるらしい。

林の中に入って見上げると、こんな感じ。新緑がキレイだね。

こういった日陰は涼しくて気持ちいいが、日向に出てるとさすがにもう暑い。自分の土地は木を切ってしまって日陰が一部しかない。早く何か作らなくてはとイメージしながら土地を眺めるが、頭が日差しでちんちんになって働かない。とりあえず今月末にみっちさんが来たときの事を考えなければならないのだが・・・

帰りに思わぬ所で同じハンマーヘッドのオーナー「いぬ」さんとばったり。大会頑張って下さいね〜。^_^

先日、Daiwaのゴアテックスオールウェザースーツ(まあ雨合羽ってやつです)を買ったのだが、収納袋がないので作ってみた。

手芸屋でナイロン生地とアクリル紐、#30のポリエステルのミシン糸と#14のミシン針を買ってきて、カミさんのミシンを借りてトライ。初めて使うミシンでよく分からないが、ボビンに下糸を巻いて、針を付け替えて上糸を通し、何とか使える状態に。あとはお手本にする袋を見ながら適当にサイズを決めてカタカタと。ミシン目があまりキレイではないが、どうにか使えるものが出来た。

次はもう少し小さいサイズの、ボートに載せるスパークプラグ&工具箱の収納袋を作る予定。

裁断に広い平らなスペースが必要だったので床の上でやってたんだけど、腰がめちゃ痛くなった。今度はせめてミシンがけだけでもちゃんと机の上でやろうっと。