完成した馬にカヤックがどのように載るか試してみた。ちなみに載せるカヤックは分割式シットオンの「Tequila!」で、真ん中を抜いたソロバージョンだ。重量は21kg。

まずはクレーンを使わずに載せようとやってみたが、とてもじゃないがこの高さに載せるのは無理。バウまたはスターンのどちらかをまず馬に載せて、後ろから滑らせながら押し上げるオーソドックスな方法も、ラバーを貼った馬では使えない。もちろん二人いれば問題ないが、一人で行くことがほとんどなので基本的に一人で出来ることが必要。

次にクレーンを使ってみた。あはは、笑えるくらい感動的に楽ちん。荷台が狭い上にクレーンも荷台上にあるので載せ方にちょっとコツがいるが、ほとんど問題なし。クレーン付けといて良かったと思う瞬間だ。(笑)

あとはカヤックが前後にずれないようにバウとスターンをロープまたはベルトでトラックに固定する方法だが、前は鳥居の両側で問題なさそうだけど、後ろがアオリのフックだけではちょっと心許ないところ。また方法をいろいろ考えてみよう。

今日、初めてのカヤックフィッシングに行ってきた。場所は海ではなくダム湖だ。ターゲットはオオクチバス。ここはベイトも豊富でバスの数も多い。しかしバス釣りは5年ぶりだ。しかもダム湖でのボート釣りなど初めて。さらに、これまでずっとワームを使わずトップをメインでやってきた。果たして釣れるのかどうか・・・

前々日に取り付けたロッドホルダの使い勝手もまずまず。大好きなダイワのBHポッパーでオーバーハングのシェードを打っていく。しかし反応はない。時折近くでバシュっとライズがある。おそらくバスだろう。なめとんのか?その後ワンダーやラパラで沈めてみるが、やはり反応は無し。うーむ、やはりそう簡単ではないな。近くにゴムボで釣ってる人がいたが、テンポ良く釣っている。見るとやはりワームだ。でもオイラはプラグで釣りたいのだ。何としてもハードプラグで釣ってやるーっ!

カヤックは動力船と違ってフネの制御はすべて人力で行う。しかも両手を使うパドルで。これが釣りながらとなると、なかなか難儀なものである。風に流されてフネの向きが変わったりポイントに近づきすぎたり離れすぎたり。そのたび毎に、ロッドを置いてパドルに持ち替えて修正を行った後、またロッドに持ち替える。これを頻繁に繰り返すものだから、なかなか釣りに集中できない。まあ慣れてきたら苦にならなくなるんだろうが、まだ始めたばかりだから要領を得ない。もどかしい。

さて、時間も14時近くなったので来る途中で買ってきたおにぎりで湖上昼食。シットオンの良いところは、こんな風に横向きにも座れること。湖の真ん中で、日焼けした足を水で冷やしながら、後ろに積んだ防水のクーラーバッグからおにぎりを出して頬張る。周りは山、頭上は青空。日差しは厳しいが何とも気持ちの良いものだ。

その後も場所を変えて打っていくが、反応は無し。やはり5年もブランクのあるシロート同然に釣れるほど甘くはないのである。まあいい、今日はカヤックの操船に慣れることの方が大事だ。16時に近くなったので上がることにした。

結局浮いていたのは13〜16時の約3時間。しかし漕いでる時間が結構あるので、実際に釣っている時間は意外に少ない。(仕事の電話でも結構取られたし。^^;)一緒に上がったゴムボの人に聞いたら、8時半から釣ってるそうだ。次回は朝から来たいものである。

駐車場からフネを降ろすところまでは、このようにちゃんとスロープが整備されている。が、結構長くて坂もきつい。カートがあれば問題ないが、分割とはいえカヤックを担いで上り下りするのはかなりしんどい。やっぱりカートも買おう。

全部片付け終わってミネラルウォーターを500ml一気に飲み干した。汗が噴き出てきて全身びっしょりに。窓を全開にして車を走らせる。あー、何と心地よい疲労感。カヤックは明らかにスポーツだ。しかも見た目と違って全身運動である。自然を相手に楽しみながら身体も鍛えられる。これはいいぞ。^_^

前々から欲しいと思っていたシットオントップカヤック、ついに買ってしまった。購入したカヤックはこれ。(色はレアなオレンジ)

Point65°N Tequila!

どのモデルにしようかいろいろ悩んでいたが、やはり可搬性がネックになっていた。そこにこのモデルがあることを知り、取り扱いのあるショップに行って軽トラに乗せたらぴったり収まってしまったので思わず即注文。そして今日は進水式をかねて三河湾のカヤックスクールで初めて浮いてきた。(と言っても何も儀式らしいことはしなかったけど。)

今は日焼けと筋肉痛(背筋)と沈からの再上艇の練習でぶつけた鼻骨の痛みで三重苦だ。今夜、ちゃんと眠れるかなぁ。T_T