■11月22日(日)

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三連休の中日、この日だけ風が落ちたので出撃。釣果はこのホウボウのみ。(エソはリリース。)

7時半頃出港して、最初の近場の30mラインで2投目くらいでこいつがヒット。こりゃあ幸先いいぞと思ったが、次のポイントでエソが釣れたくらいで続かず。

この日は小潮前の中潮。9時半が満潮潮止まりでその後は潮が動かず。早朝から出ていた人たちは時合いを掴んでワラサとサワラをゲットした模様。

同じハンマーオーナーのrikiさんもデカイのを1匹ずつゲットしていたが、ワラサは10時くらいとのことでさすがである。私も精進精進。

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先日の釣行でアシストフックのラインがボロボロになったので交換するのだが、今後は自分で作っていくことになるので、昨夜初めて作ってみた。作り方はこいちさんが詳細に解説してくれてるので、失敗もなくバッチリできた。(昨夜作ったのはこの1つだけ。)

アシストフック作り

最初は面倒かと思ったが、やってみると意外と楽しい。このフックで魚がかかるのを妄想しながら巻き巻きするのである。昨夜はまず手始めに「1/0」のフックと「150LB」のラインでやってみた。次は「2/0」と「200LB」の組み合わせでやってみようと思う。

ここんとこ週末天候が悪かったり用事があったりでなかなか釣りに行けなかった。今日は18時からフネの免許の更新講習があるだけで昼間は用事がないので、久しぶりに釣りに出た。実は先日いろいろと艤装したのでその確認もしたかったし。

今日は天気も最高。冷え込みは収まって暖かくなったし、風も波もなし。気持ちよく今切口から遠州灘へ出て行く。 最初に行ったのは浜名湖沖の30,60,90mの各魚礁。30m魚礁にはたくさんのフネがいたが、釣れてる様子も見られない。私も少しやってみたが反応なし。その後60m,90mと行ってみたがフネが数杯いるのみ。やっぱり釣れてる様子もなく、やってみても全く反応なし。ここで今朝一緒に出港してきたIさんに電話してみると、西の県境に向かったIさんも反応なしとのこと。

さて、どうしたものかと魚探のマップを広域にして周りを見てみると、おお、東の方に魚礁マークがたくさんあるではないか!ということで早速行ってみる。

最初の魚礁に着いてみると何やら浮遊物があちこちに。あいつが居そうな予感がするな、と思いながらもジギングを始める。反応がないので場所を移動しようと巻き上げていたら、表層近くで何かにヒット。やっぱりこいつが居た。

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こいつは持って帰ってもしょうがないのでお帰りいただく。

その後順番に魚礁を爆撃していくが、なかなか反応がない。そして8つくらいある魚礁マークのうち5つ目くらいでようやくヒット!おお!これはかなり引くぞ、しかも重い!ワラサクラスが来たかな〜?えへへ〜、とニコニコ顔で引いてくると、ありゃま、なんとイナダのダブルじゃないですかっ!

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おおーっ、これはいいネタになるぞ!と四苦八苦しながら写真を何枚か撮っているうちに1匹に逃げられてしまった・・・ -_-; こりゃマズイと慌ててカメラを放り出し、ネットを用意して慎重にゲット。良かった、ボウズを免れた。^^;

その後もう1回ヒットがあるも、やり取りの途中でフッとテンションが無くなってバレてしまった。これが最後のアタリとなった。

今日は浜名湖沖から初めて外れてみた。魚礁マークのたくさんあった東へ来てみたわけだが、写真のように、ちょうど浜松駅前にあるアクトタワーが正面に見えるあたりだ。写真に写ってる黒ハルのハンマーは、rikiさん(HHFCハンドル名)のフネだ。rikiさんは今日は80cmくらいのでっかいサワラとヒラメを釣っていたようだ。

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さて、今日は18時から免許更新の講習があるので、あまり遅くはなれない。13時半にあがることにする。こいちさんのマネをして、納竿して帰港しようと言うときに、今日の獲物を〆る。そしてこれもこいちさんのマネだが、その〆作業に便利なシャワーポンプを付けた。付けたと言ってもご覧の通りの簡易シャワーだ。

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付けたと言うならこっちの方がふさわしい。いろんな電源を取るのに便利なシガーライターソケットを、コンソール内側の壁に取り付けた。そこから写真のように渡して生け簀まで。ちょうどスイッチも手頃な位置に。

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脳〆されてお腹もきれいにされたイナダくん。

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そうそう、これまたこいちさんのマネだけど、フィッシュグリップをラウンドハンドレールにぶら下げていたのが気に入ったので、前回釣行時に私もやってみた。しかしそのままではフネが揺れる度にカチャカチャとうるさいし擦れてキズになるので、1mm厚の耐候性のゴムを巻いてインシュロックタイで固定した。

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そして今回一番の艤装はこれ。くどいくらいにこいちさんのマネなんだけど、秋田で乗せてもらったときに乗り心地が気に入ったので私も取り付けた。

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予定通り最高速は落ちた。10km/h以上落ちて、フルスロットル時、トリム調整などをして42km/h(5,800rpm)が最高だった。その代わり、プレーニングに至る挙動がスムーズになり、波によるバタつき(ピッチング)や旋回時のキャビりがかなり軽減され、乗り心地が非常に快適になった。いつものコースではないので正確に比較は出来ないが、半日あちこち走って15Lほどだから、燃費も思ったほど悪くなっていないようで安心した。

最後に、しつこいくらいにこいちさんのマネ(というか紹介)なんだけど、ドッキングライトをLEDのやつに替えた。5Wのタイプなんで、消費電力は10分の1。明るさや色、ビームの感じなどは夜でないと評価できないのでおあずけ。またの機会に。^^;

ときどきマスメディアで大麻事件が紙面や画面を賑わしているが、その時いつも疑問に思うことがあった。

大麻樹脂の精神作用が問題で、いわゆる麻薬として取り締まられているはずなのに、なぜ所持や栽培が違法でその使用(吸引など)が違法でないのか?

である。 調べてみれば何のことはない。こういうことだ。

大麻の栽培と利用

どんな土地でも丈夫に育ち、食料・燃料・薬品・繊維などあらゆるものに利用出来る大麻は、昔から世界中の人々にとって生活に欠かせないものだったはずだ。しかし残念ながら、この世には人々に自給自足してもらっては困る人たちがいる。生活に必要な資源を独占して利益を上げようとしている人たちだ。

しかし各国はそれに気付き、イギリス・カナダが1998年、ドイツでは1995年、オーストラリア・ニュージーランドが2002年に栽培が合法化されたようなので、いずれ日本でも解禁される日が来るかもしれない。

が、相変わらずの日本での報道ぶりと厚労省のこんなポスターを見ると、人々が気付くのはまだまだ先なのかなぁと思ってしまう。

ストップ大麻!大麻の使用・不正栽培は有害・犯罪です!

【11/6追記】
大麻取締法の出来た経緯はこちらの方が詳しいですね。
マリファナの歴史
法律の目的が大麻の麻薬性にあるのではなく(実際ほとんど有害な精神作用はないことは分かっている)、合成医薬品や合成繊維などで利益を上げようとする勢力による圧力であることがよく分かります。結果として、私たちは知らないうちに自ら燃料や衣料・食料などを生産する手段を剥奪され、利権を握った一部の人たちに依存することを法律で強制させられているわけです。その圧力の強大さから、いかに利権が大きいかがうかがい知れますね。

以前より鮎釣りをする友人に「シーズンインしてたくさん釣れたらちょうだいね」って頼んであった鮎をもらった。今が旬と言うことで見事な鮎を12匹も頂いたので、早速4匹ずつ燻製(熱燻)にしてみた。

まずは内臓(タマゴを除く)を出して、軽く塩をして2時間ほど日陰で干す。

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次に中温にプレヒートしたダッチオーブンにアルミシートを敷いてスモークチップを載せ、底上げ網を入れて魚を載せる。

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あとはフタをして20分ほど中火で加熱するだけ。ほらこの通り。

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十分に冷めて煙り臭さが落ち着いたらOK。味よし香りよし食感よしで、これがかなり美味い。*^_^*

レシピによれば、フタの上にも上火を載せて中火で加熱し、下火は弱火でやるらしいのだが、うちは炭火ではなくガソリンのツーバーナーなので下火のみ。火力を補うために中火でやったけど、やはりちょっと下からの熱が強過ぎ。次回は「弱火で30分」でやってみよう。

実は先週の日曜日が遠州灘初ジギングだった。その日はほとんど様子見で、魚探の調整をしたり魚礁の場所をチェックしたり。一応しゃくってもみたけど、数回アタリがあっただけ。その後、浜名湖内に戻ってシーバスを1匹釣って終了。ジギングの初獲物はゲット出来ずだった。(マリーナでお客さんの釣ったカツオをお土産にもらって家族で刺身とアラ煮。)

そして今日は2回目の遠州灘ジギング。あちこち探し回ってもベイトの反応が得られずアタリも無し。仕方がないのでフラットフィッシュ系(マゴチ、ヒラメ等)を狙うことに。水深20mラインで底から5mくらいをジグで探っていると、しばらくしてドンと来た。

よく分からない引きだが何だろうと思って上げてみたら、なんと最初の獲物はでかいハモだった。鋭い歯を持っているのでまともに食いつかれたらラインを切られていたんだろうけど、フックが背中にかかり、リーダーがまるでワニの口を縛るような感じでぐるぐる巻きにハモの口を縛っていたので、幸いにも切られずに上げることが出来た。でも上げてから口のラインが外れ、あっという間にリーダーを切られてしまった。(初めてのことで船上はてんやわんや。写真は撮れず。それにしても〆具があって良かった。^^;)

その後毎度お馴染み嫌われ者のエソをキャッチ&リリース。

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これで午前中はお終い。午後から風が強くなってくる予報だったので、遠州灘はこれで終わりにして湖内に戻っておにぎりタイム。

湖内に戻って湖奥に行くと、先週と同じく赤潮がひどい。赤潮の中に入ると辺り一面真っ赤っか。ボートで走るとこんな感じ。

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さすがにこの中で釣りをする気にならないので(ボラしかいそうもないし)、赤潮の影響のないポイントへ移動。 そこでかわいいカマスをゲット。あとでマリーナの人に聞いたら、サビキでたくさん釣れるとのこと。こんな奥にも入り込んでくるんだねぇ。

アタリもなくなったし風も強くなってきたので2時頃納竿。ハモなんて捌いたことないし、捌くの大変そうだし、どうしようか迷ったが、やっぱり釣った魚は食べたいし、これも経験だと持って帰ることにした。

しかし、台所が使えずまな板も小さいものしか無く、えらいことに。^^;

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立派なタマゴを抱えたメスだったが、珍味を楽しむ余裕など無く、とにかく何とか三枚におろして骨切りをし、うなぎの蒲焼きのタレで蒲焼きにした。おまけにかわいいカマスの塩焼きを付けて。

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味はバッチリなんだけど、やっぱり骨切りが不完全で食べにくい食べにくい。皮一枚残して完全に骨を切らないと怖くて食べられない。う〜む、ハモはやっぱり難しかった。 -_-;

それにしても、何が釣れるか分からないけど、何でも釣れちゃうジギング。これは面白い。気張ってしゃくる必要のないスローピッチジャークならオジサンでも楽ちん。しばらくハマりそうだ。^_^

■9月21日(月)

今朝は鳥海山に雲はなく、山の様子もよく分かる。宿の部屋からも見えるので、列車の時間までぼーっと鳥海山を眺める。

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時間になるとこいちさんが宿に迎えにきてくれて、鳥海山をもうちょっと近くで見せたいと、10分くらいドライブ。しかし植林されたスギが邪魔をして何も見えず断念。そのまま駅へ。

今日は「いなほ」で新潟まで行ってそこから上越新幹線で東京へ。本日の全行程は7時間あまり。 今日も長丁場だが、往路よりも1時間短い。^^;

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こいちさんは列車が発車するまで見送ってくれた。最初から最後まで本当にありがとうございました!m(_._)m お陰様で素晴らしい自然の中、内容の濃い体験をすることが出来ました。また是非来たいと思っております。それまでにしっかり修行を積んでおかないとね。^_^

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ここでこいちさんと別れ、列車は新潟へ。この路線、 途中とても趣のある駅舎もいくつかありますなぁ・・・^^;

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ここは海辺を走る線路。いろんな海岸線を見ながらのんびりと3時間。向こうに見えるのは粟島。

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下りの線路を新潟−象潟間を運行するリゾート列車「きらきらうえつ」が通った。

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今日の昼食は「秋田比内地鶏弁当」。

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新潟までは自然の景観を楽しみながらの旅だったが、新潟を過ぎるといつもの見慣れた光景が続き、何だか開放されていた気持ちがだんだん何かに縛られていくような重い気持ちになってきたので、こりゃいかんと眠ることにした・・・^^;

今回の旅は、雄大で人の手にあまり汚されてない自然の中で、好きな釣りや山歩きが出来たことが嬉しかったです。本当に秋田は良いところでした。いつまでも汚されずにいて欲しいと思います。

そして今回の旅にアテンドしてくれたこいちさんに心よりお礼を申し上げます。私の釣果はすべてこいちさんに釣らせてもらったものです。これまでの経験と周到な準備によってすべてお膳立てが出来ていましたので、私は言われるがままにリールを巻いただけです。しかしそのおかげでジギングに対するイメージがちゃんと掴めました。これはとても大きいです。そしてさらにいろんな楽しみも用意してくれました。すべての移動もお世話になりました。感謝感謝、感謝です。ありがとうございました。^_^

■9月20日(日)午後

昼食はお薦めのラーメン屋さんへ。中華そばということで醤油ベースなのだが、魚のダシが入っているようで、ちょっと変わった風味だけど美味しい。麺も変わっていて、太くてちょっと平べったい縮れ麺。そう、イメージ的にはどん兵衛のきつねうどんの麺みたいな感じ。盛りも小盛り、普通、大盛りとあるのだが、普通が通常の大盛りサイズというこいちさんの助言にもかかわらず普通を注文し、その量の多さにびっくり。でも完食でした。^o^

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昼食の後は中島台レクレーションの森「獅子ヶ鼻湿原」へ。入り口そばには芝生の広場があり、ゆったりと遊べそう。

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まずは巨大な奇形ブナのところまでブナの原生林の中を歩く。流水のせせらぎを聞きながら、柔らかな緑の中を歩くのは本当に気持ちが良い。

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奇形ブナは炭焼きのために枝を切ったことが原因と言われている。その炭を作るための炭焼き窯の跡。この一帯には26個(だったかな?)ほどの炭焼き窯が見つかっているそうだが、そのうちこの一つは今でも使えるくらいに完全な状態で残っているものだそうだ。

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さらに進むと「あがりこ大王」と名付けられた巨大奇形ブナがある。

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この辺りのブナはみんなそれなりに奇形だ。

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これなど何かを話しかけているようで、何となくかわいい。

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他の人はそこから引き返して鳥海マリモの群生地の方へ行くようだが、私たちはそこから「出つぼ」と呼ばれる湧水地へとさらに奥へ向かう。

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ここが「出つぼ」。右奥の岩の隙間からかなりの水量が流れ出てくる。水は手を長く入れていられないほど冷たい。

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これらの水は水路を通して東北電力の水力発電に使っているようだ。ということはかなりの水量が常にわき出ているのだろう。すごいものだ。

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ぐるっと湿原を回って鳥海マリモの群生地にきた。湧水が川のように流れてきているその中に群生している。

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せっかく防水のデジカメを持ってきたので、水中の写真を撮ってみた。めちゃくちゃ冷たいので長くは入れていられない。あまりの冷たさにバッテリー残量も一時的に激減する。

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湿原を見終わって、次なる場所は「元滝伏流水」。ここは湧水ではなく滝。でも地下を通ってきた水が地表に出てくるという意味では一緒か。

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元滝を見たあと、鳥海山の五合目まで車で行ってみるが、 残念ながら急にガスが出てきて景色は見えず。T_T  お土産だけ買って降りてきた。

その後昨夜は夜で見えなかった道の駅の展望台に。象潟という名前の由来となった九十九島が眼下に広がる。かつては田んぼではなく潟だったそうだが、きれいだったんだろうなぁ。

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山とは反対側の海には夕陽が沈むところ。見える島は25kmほど沖の飛島。夕陽を見終わったらここでも少しお土産を買って夕食へ。

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夕食はパスタが美味しいという「グリーン・ドルフィン」という店。オーソドックスなパスタは一通り揃っていたが、ここはひとつ、オリジナルの「納豆和風スパ」というやつを。これが当たった。実にうまい。よくあるパターンとして「納豆味のスパ」になってしまうのだが、納豆はあくまでも食材の一つとして使い、うまいことソースとマッチさせている。というか、納豆はソースの一部のような感じ。今まで食べた納豆スパの中で、私の中では間違いなく一番だ。他のパスタメニューも是非食べてみたいが、次に食べられるのはいつになるやら。^^;

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食事をしながら例によって世の中のいろいろについて話をした。景気が底だなんてとんでもない。まだまだこれからだよ、悪くなるのは。みんなが本当のことを知るのは一体いつになるのだろうか。たとえ何も出来なくても、まずは知ることから始めなければ。

ってな話が弾んだのだが、今日の疲れもあってお開きに。明日の朝にまた迎えにきてくれるということで、宿まで送ってくれてお別れ。

つづく。

■9月20日(日)午前

興奮して寝られないのでは?という心配は杞憂に終わり、しっかりと熟睡して4時に起床。まだ東の空に明けの明星が光る(写真で見えるでしょ?)時間にこいちさんが迎えに来てくれて出発。

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まずはこいちさんの自宅に寄ってHHを連結。LEDフロアライトが怪しく光ってるね。

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さて、いよいよメインイベントの始まりだ。スロープからHHを降ろし、山下達郎のRide On Timeを大音量でかけながらいざ出港!いやいや、ヤマタツは結構気分が盛り上がるねぇ。^o^

海へ出ると、夜明け前の幻想的な眺め。鳥海山にかかる雲も躍動感に溢れてるね。

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さてさて、ポイントに着いて記念すべき人生初ジギング第一投! ジグを着底させて巻き上げる。が、ロッドの動きとリーリングが上手くタイミングが合わない。う〜ん、とあれこれやってたらいきなりガツンとアタリが!@@;おおー、良い感じで引きますなぁ。ドキドキしながら上げてくると、こいちさんが「あ!マダイだ!」と叫んだ。え?マジ?いきなりマダイですか?うひゃー、日本海の嬉しい歓迎のご挨拶ですね。^o^

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いやいや、第一投からマダイがきちゃってどうしようって興奮しながら次を投入。相変わらずぎこちない動きでリーリングしてると、またもやガツンとアタリが!おおー、今度はもっと引くぞ。え〜?なんだろう?ロッドをバットからぐい〜んと曲げ、時々ドラグが鳴るほどの引きを楽しみながら慎重に寄せる。めっちゃ楽しい。^o^

上がってきたのは58cmのイナダ。やりました! 人生初青物です!^_^v

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風が5〜8mと結構強くフネが流されるので、すぐにポイントから外れてしまう。それを何度も修正しながら狙っていくが、その後は単発的なアタリとなり、私がエソ・・・

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こいちさんがヒラメ、

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そして私がソイを追加したところでアタリもストップ。

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その後さらに風が強くなり、釣りもしにくくなってきてこれからも強くなりそうなので、海岸線沿いにフネを走らせて景観を楽しみながら帰港。  それにしても雄大な自然、素晴らしい景色。こんな環境でいつも釣りが出来るなんて、本当に羨ましいですわ。^_^

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帰港の途中、釣った魚を〆る。今回私が新規購入した〆具を試してもらう。 目とエラの中間にある脳を一突きして「脳〆」するのだが、上手く命中すると一瞬で動かなくなる。その後尾びれの付け根とエラの付け根を切ってバケツで血抜き。しばらくしてから内臓を取り去って強力クーラーボックスへ。

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帰港したこいちさんのHH「シェヘラザード」号。見事な装備だが、最近付けたスターンレールによってさらにグレードアップした。う〜ん、すごい。

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本日の釣果はこの強力クーラーで半冷凍状態に。初の青物なので、後日浜松に送ってくれるとのこと。本当にありがとうございます。m(_._)m

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早めに上がってきたのでお昼までこいちさん宅でタックルの解説を聞く。また、参考にということで、自作と市販のアシストフックをいくつかいただく。ありがとうございます。帰ってからの妄想がどんどん膨らみ、気が付くとにやけてる自分が・・・~_~

つづく。

先週末から始まった今年のシルバーウィーク、9月19日から21日まで二泊三日で秋田のこいちさんのところへ遊びに行ってきた。去年末の大分別府でのHH忘年会で初めてお会いし、3月のボートショーで再会、その後6月に所用で浜名湖へ来られたときに3時間ほど釣行して以来の再会だ。こいちさんは何日も前からこの日のために準備をしてくださり、そのおかげで素晴らしい体験をすることが出来た。書きたいことは山ほどあるが、その中から掻い摘んでレポートすることにする。

■9月19日(土)

今日は一日かけて秋田まで。往きは福島を回る山形新幹線経由で。時間にして8時間あまりの長旅。まずは8:10浜松発のひかりで東京に向かう。台風が太平洋沖にいるので、多少雲の多い空。富士山もきれいには見えずシルエットのみ。でも日本海側は大丈夫だろう。風はちょっと心配だけど。

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東京駅で東北新幹線に乗り換え。後で気が付くことになるのだが、福島で乗り換えせずに東京から山形新幹線に乗って行けば良かった。(駅探の検索結果を鵜呑みにしたのがいけなかった。) しかし東京はいつ来ても開放感のない街だなぁ。

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お昼ちょっと前に福島駅着。ここで山形新幹線に乗り換える。

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列車が到着して初めて「あ、しまった!」と気が付いた。東京から乗ってくれば座れたのに、客車は東京の通勤電車状態。デッキにも人が溢れ、押し合いへし合いで何とか乗り込んだものの、リュックと手荷物を持ったまま動けず。目の前の時刻表とにらめっこしながら山形まで。T_T

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隣の指定席にも立ってる人が。指定券を買ってる和服のおばさん御一行様は、ゆったりと座っておしゃべりに興じてる。

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山形に着いてたくさん降り自由席も空いたのでやっと座れることに。時間も13時を過ぎお腹もぐぅ〜。良いタイミングで車内販売がきたのでお弁当を購入。米沢名物牛肉弁当「牛肉どまん中」だそうだ。なんで「どまん中」?と思ったのだが、調べたら山形産のお米のブランド名のようだ。

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お腹も満ち足りてしばらくすると終点の新庄駅。ここから普通列車に乗り換えて酒田まで。 待ち時間が30分ほど。

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こちらのローカル線はワンマンの電車。ワンマン電車は客が自分でボタンを押してドアを開け閉めするんだよ。運転席に張り付いたテッチャンが運転手と何やら話をしてる。なんかのどかでいいねぇ。^_^

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この辺りにくると一面の水田地帯。さすが米所の庄内、どこまで行っても田んぼだ。

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最上川沿いに走っていくと、風車がいくつも立っているところに。最近はどこに行っても風車が見られる。エコだってことで流行なんだろうけど、意外にランニングコストが高かったり、風車が発する低周波が近隣の住民に健康被害をもたらしたりと、良いことばかりではなさそうだ。

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酒田駅に到着。改札には「おくりびと」を観光ネタにした横断幕が。実際たくさんの人が訪れているそうだ。(浜松に帰った日の夜のTVで「おくりびと」をやっていて、なんというタイミング!とビックリした。)

ところで「靴はあなたのヒザの下」って標語はどんな意味だろう・・・?

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酒田でさらに秋田行きの電車に乗り換え。だんだん鳥海山が近くなってきた。いよいよ目的地だ。

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目的地の駅ではこいちさんが迎えに来てくれていて再会の握手。その後こいちさんのお宅でエスプレッソ珈琲などをいただきながら久保浩一氏のDVDを見て明日の説明やら準備を。

それから道の駅へ食事をしに行き、美味しい岩ガキの牡蠣フライをご馳走になってから、宿泊する旅館へ送っていただいた。 翌朝は4時起き。興奮して寝られなかったらどうしよう・・・

つづく。