先の週末は連日の釣行となった。まとめてアップ!

■8月29日(土)

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土曜日は、マリーナで私の向かいに係留されているIさんと、私のHHで初めて一緒に釣行することとなった。以前より「いつかご一緒したいですね」と言葉を交わしていたのだが、なかなかそのきっかけがなかった。ところが先日、同じ時間に帰港したIさんからタチウオをもらったり、「祭り」でたくさん釣れたシーバスをあげたりしたことがきっかけとなり、今回初めて具体的な話となった。

実はIさん、翌日にお嬢さんの結納を控えていて、当日は15時くらいには帰宅して準備をしなければならないとのこと。午前中に釣りを終え、桟橋のある食堂に寄ってランチしてから帰港という予定となった。

今回のポイントはここのところ爆釣の感のある湖奥のメジャーポイント。前回次男を連れて「祭り」を堪能したところだ。8時半にマリーナ集合、晴天べた凪の湖面を快調に飛ばしてそのままポイントへ直行。既にルアー船はたくさんいたが、一部のポイントに固まっている。私たちのやりたいポイントはそこじゃないんで全然構わない。^_^

早速南よりの風にフネを流しながら投げていくと、数投後にヒット。でもバラシ。-_-; 前回ほどの活性はないが、ぽつぽつとヒットする。が、バラシ。-_-; バレずに上がってくるのはリリースサイズの極小チーバスばかり。やっぱおいらヘタなのか?-_-;

とにかく中堅クラスでもいいからと大事にやりとりしてとりあえず1匹を確保。その後アタリが遠のいたので時間をおいてみようと、キビレポッパーをやりに別のポイントへ。

風で波が少し出てきて流れ藻も多少あり、ちょっとポッパーはやりづらい状況。でも早々にIさんにチェイスが。よしよし、どうやらキビレはいるようだ。 しかしどうも釣りづらい。根性無しの私は早々にポッパーを諦めてシーバス狙いのミノーに変更。するとしばらくしてヒット!やった2匹目追加!と喜んでいたら、地道にポッパーを投げ倒していたIさんにキビレがヒット!良いサイズのきれいなキビレをゲットしました!いや、参りましたぁ。m(_._)m

結局元のポイントに戻ってシーバスを狙うもアタリが遠のいて望み薄、Iさんの橋脚を狙いに生きましょうとの提案に東名高速の橋脚攻めを30分ばかり。アタリはあるも乗らずにここではノーフィッシュで納竿。この後桟橋のある食堂で「はぜフライ定食」を話をしながらのんびり食べて帰港。

結局釣果は中サイズのシーバス2匹と立派なキビレ1匹。キビレはお祝いの鯛となってシーバス1匹と共に献上されることに。誠におめでとうございます!^_^

次回はIさんのフネで遠州灘をガイドして頂けるそうで、とても楽しみです。どうぞよろしくお願いします。m(_._)m

■8月30日(日)

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日曜日は帰省中の長男と初の釣行。というより、長男はこのボートに乗るのも初めて。 家族で(80になろうかという母親が2回も乗ったのに)唯一乗ってないやつだった。行程は昨日とほぼ同様。本当は午後も釣りたかったが、長男が船酔いをするので断念。

天候は土曜日以上に晴天べた凪。自宅にいたカミさんは「この夏一番の暑さだった」と言ったが、湖上にいると暑さはそれほど感じない。湖上を渡ってくる風が爽やかなのと、釣りに没頭していて暑さなど忘れているからか。^^;

魚の活性は前日とほぼ同じくらいか、もう少し高め。流していてフネが良いポイントに入れば連続してヒットしてくる。長男は中学までは一緒にバス釣りをやっていて、もう6年くらい釣りから離れていたが、投げているうちに勘を取り戻したようで、次々とデカいのを掛ける。が、やっぱりバラシが多い。

息子たちとバス釣りをやってた頃はこんなにヒットすることがなかったので「なんじゃこりゃー!」って驚いていたが、シーバスだっていつもいつもこんな訳じゃない。息子よ、おとーさんはこれまで何度も何度も何度もボウズを食らってきているのだよ。 T^T(高校の頃、私が釣りから帰ると「お父さん、またボウズ?」って言ってたの忘れた訳じゃあるまい。)

結局開始1時間半くらいで家族のおかず分くらいは確保したが、後が続かず終了。前日と同じく桟橋のある食堂で定食を食べて帰港。 普段バンドばっかりやってて日光に当たらない生活をしているので、まあ良い日光浴になっただろう。

そうそう、今回は3匹を干物にしたのだが、前回の経験をもとに塩加減を控えめにして干す時間を短めにしたら、適度な塩味と柔らかくかつ弾力のある食感、そして干物特有の香り。とっても良い感じに出来た。シーバスの干物、結構イケまっせ。^_^

明日は衆議院選挙。それと共に最高裁の長官と裁判官の国民審査がある。

衆議院選挙は民主党の勝利で終わりそうな雰囲気であるが、民主党が大勝するとそれはそれで危ない政治になるので、私は比例区では別の野党に入れるつもり。

さて、それより大事なのが最高裁の国民審査。このところ最高裁の判決は、中立を欠いた、 権力に都合の良い判決ばかりだ。植草一秀氏の痴漢冤罪事件も、多分に疑わしい検察の主張を認め、有罪実刑判決が確定した。植草氏が追求している事実が公に認められるようになれば、小泉・竹中がやった国家的犯罪への追求が免れないからである。それを封じるために彼らは冤罪を仕組んだ。だから検察の主張も矛盾だらけである。なのに有罪が確定した。こんな恐ろしい社会は私はイヤだ。

それと先頃始まった裁判員制度。法が人を裁くのではなく、 人が人を裁くのである。それも同じ共同体のメンバーではなく、被告とは何の関係もない、誰とも知らない一般人が裁くのである。法という、国民の代表が審議によって公正であると認めたルールによってではなく、誰とも知らないやつの「常識」で裁かれるなど、誰が何と言おうと、私はイヤだ。裁くのも裁かれるのもまっぴらゴメンだ。

だから私は「裁判官全員に×」を付ける。裁判員制度導入を強力に進めた「竹崎博允(たけさきひろのぶ)」はもちろんだが、裁判所という、三権分立の一角を担い、法治国家として最後の砦となる司法の腐敗に×を付けるのである。私の「NO」という意思表示として。

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夕べ一晩干したものが、次の朝良い具合に出来上がった。よし、これを手土産に例のSさん宅でお昼をお呼ばれしよう!^o^/

と言うことで早速電話してSさん宅へ。既に火を起こしておいてくれたので早速焼き始める。そして実食!

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さすがに塩でしめ干して水分を抜いてあるので、生魚の塩焼きと違って味わいが違う。こちらの方が美味い。ただ、ちょっと塩がきつかったかな。次はもう少し控えめにしよう。

さて、本日の新しいお楽しみは「鯛」。鯛は鯛でも、なんと鯛焼き。Sさんが通販で買ったという鯛焼き器。かわいい小振りの鯛焼きが2個焼けるプレートで、最初はあんこのノーマルバージョンを焼いていたが、チャレンジバージョンとしてバナナと板チョコを入れて「チョコバナナ」バージョンを試してみることに。 こんな感じで大胆に。

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そして焼き上がり。

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見た目は普通の鯛焼き。しかし食べるとまんまクリームの入ってないチョコバナナクレープって感じ。味は悪くないので結構美味しい。しかし見た目のとのギャップが激しい。あの昔懐かしい鯛焼きの味を期待してかぶりつくと、意に反してそこは別世界。このサプライズ感が訪れた客人達の腰を抜かすに違いない。

えらく時間があいてしまった・・・
やっと投稿できる状態になってきたので久しぶりに。

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久しぶりに息子(次男)と釣りに出た。浜名湖は今シーバス祭りだ。バイブを使って延々と釣れ続ける。バラシなどぜんぜん気にならなくなるくらい。

マリーナで息子にシメ方と下ごしらえを教え、帰ってから私が60cmくらいのを三枚におろして家族で分けて塩焼きに、残りは開きにして塩水に浸け、いま外で干されている。今夜一晩干してみてどんな具合になるだろうか。楽しみ。^_^

今朝の中日新聞に載っていたので気が付きましたが、主要全国紙には掲載がないみたいですね。さすがの情報統制力です。

FRBに金融監督一元化 資本規制強化も打ち出す
http://www.usfl.com/Daily/News/09/06/0615_023.asp?id=70669

政府は15日、金融危機の再発防止を目的とする包括的な金融規制改革の概要を発表した。金融機関の資本規 制を強化し、自己資本の充実を図るよう要請、金融システムの安定を脅かす恐れのある大手金融機関については複数の当局に分散している監督権限を連邦準備制 度理事会(FRB)に一元化する。また複数の規制当局による協議会を新設し、規制行政の調整を図る。17日に正式発表する予定。

ガイトナー財務長官とサマーズ国家経済会議委員長は15日付のワシントン・ポスト紙への連名の寄稿で、約80年前の大恐慌以来、最悪の危機は「金融の監督・規制をめぐる基本的失敗の産物」と総括。強力で安定した金融システムの基盤構築に決意を示した。

政府はこのほか、消費者を保護する「より強力な枠組み」を構築する。取引所を介さないデリバティブ(金融 派生商品)や住宅ローン担保証券の規制を強化し、格付け会社への依存度を下げる。また大手ノンバンクや金融持ち株会社を混乱なく破綻(はたん)処理する仕 組みをつくる。米国が国際的な金融規制・監督体制の改革を主導する決意も示した。

オバマ大統領は当面の景気対策や金融安定化策とともに、大恐慌以来手付かずだった抜本的な金融規制改革を重視する考えを示し、政府・議会が検討を重ねていた。大統領は年内に規制関連法を改正するよう議会に要請する見通し。(共同)

まあ、よくも言ってくれますわ。かつての大恐慌の教訓から、こんなことが二度と起きないようにってFRBが作られたんじゃなかったの?
つまり今回の金融危機は、正にあんたがたFRBの責任じゃないの?
それを誰かのせいみたいに言って、さらに自分たちの権限強化ですか?
結局同じ事を繰り返しながら自分たちだけ強大になっていく・・・

もっとも大統領から何から政府も軍隊も経済界もぜ〜んぶ<彼ら>の仲間ですから、やりたい放題は当然でしょうね。騙されてる米国民は哀れですが、その下に敷かれている日本はもっと哀れですな。T_T

昨日14日は、以前私が勤めていた会社の同僚で、その当時一緒にバンドやったりバイクツーリング行ったりレースもしたり、いろいろと家族ぐるみでお付き合いしてきた人(Sさん)とタコ釣りに行ってきた。Sさんは子供の頃に川とかで少し釣りをしただけで、海での釣りはもちろんフネにもほとんど乗ったことがないという人。先日マリンサービスのHさんがタコ8杯を釣ったという情報を聞き、これなら初めての釣りでも楽しめるだろうと爆釣を期待して朝7時に待ち合わせて出港した。

マリーナを出て早速タコ一級ポイントに行ってみると、いるわいるわ、たくさんのタコ釣り船。よしよし釣れてるんだなと思いながら、Sさんは海側から陸がどう見えるかを見てみたいとのことだったので、 まずは浜名湖内と遠州灘をちょこっと案内。風はなかったがうねりがある外海を体験してもらって湖内に戻り、空いているタコ一級ポイントの南側から攻めることに。

ところがここではまるで反応が無し。う〜ん、こっちじゃないのかと思い、上げ潮に乗せてボートを北に流し一級ポイントへ。

しかしここでも無反応。周りのフネを見ても釣れてる気配がない。去年や一昨年のような「祭り」の雰囲気は全然無い。ごくたまにどこかのフネで1杯上がる程度だ。う〜ん、大丈夫だろうか・・・と思いながら粘るも反応は無し。釣れないときは釣れないんだから時間をおいてまた来ることにして、先に奥浜名湖へ周遊クルージングをすることに。

舘山寺や都田川を周遊してきてポイントに戻ってくると、フネの数はちょっと減った模様。最初の予定ではもうそろそろ上がる時間だが、これからの予定の関係上、ボウズでは帰れない。1時間ほど延長して粘る。

そしてようやく私のロッドにかなりの重みが。きました、良いサイズのタコ君。これでなんとか午後からの楽しみをゲット。 しかし、楽しみのためにはもう1杯は欲しい。ここは何としてもSさんに釣ってもらわねば・・・

時間もおしてきて、このひと流しで終わりにしましょうと流したその後半、Sさんのロッドにきましたぁ、小振りですが美味しそうなタコ君。

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結局この2杯が精一杯。マリーナに帰ってスタッフに話したら、今年はタコが全然釣れてないとのこと。釣れたらOK、2杯は上出来だと言われました。いやいや、前回に引き続き、ツイてましたな。^_^

その後このタコを持ってSさんの自宅へお邪魔。着いた途端に中学生の子供たちに解剖されたタコ君たち。目はくり抜かれるわ、烏口も引っ張り出されるわ、さんざん子供たちの研究材料となった後、ダッチオーブンにて大きい方はゆでダコに、小さい方はバターでホイル焼きにされ、みんなのお腹におさまりました。

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また、この日に私の買ったばかりのダッチオーブンを持ち込み、アウトドアの達人であるSさんの指導を受けながら、シーズニングの処理を終えました。

一日で海あり山あり密度の濃い楽しい一日でした。Sさんに感謝!^_^

去る6月5日(金)、はるばる秋田からこいちさんが仕事で浜名湖に来られ、せっかく来られたのだから少しでも浜名湖を経験してもらおうと、少ない時間ではあったが早朝から3時間ほどのルアー釣行に出た。

まだ夜の明けない朝4時に宿泊先のホテルに迎えに行くと、既にロビーでスタンバっていてくれたようで、玄関口で3月の横浜ボートショー以来の再会。天気予報が刻々と変わり、結局は小雨の状況。でも風は弱いので出船は問題なし。雨具も用意してきたのでそのままマリーナに向かう。

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マリーナに着く頃には夜が明けてきて、準備して出港する頃にはすっかり明るくなっていた。出港してまずは競艇場周りから攻める。

時間的にはそろそろ潮が下げ始めてもいい頃だが、下げるどころかまだ僅かに上げている。おまけに北東の風なので、普段とは全く逆向きに流すことになった。これが非常に釣りづらい。流すラインが安定しないのだ。普段ならミオ筋に沿ってきれいに流れてくれるのだが、逆向きだとどんどん筋を外れていってしまう。今回はホスト役なので操船重視ということで、エンジンをかけっぱなしで細かく修正をしながら流す。

魚の反応はなし。下げ潮ではないので流れ藻が少ないのが救いだが、上げ止まりに近い状態で潮のききがまるで無い。潮が下げに入ってきいてくるまで釣りは中断して、今切口から遠州灘にちょっと出てみることに。

遠州灘に出てみると、風波はないけど多少うねりがある。こいちさんにとってはうねりは慣れたものだが、普段湖内でしか釣りをしない私には、うねりに対してHHがどのような挙動をするかは未知のものだ。緊張する。ここでこいちさんから外海での釣りについていろいろ話を聞き、湖内に戻る。

湖内に戻ってポイントをいくつか打っていると、ふとタコ釣りらしきフネを発見。まだタコは釣れてないはずだがいよいよ始まったか?と、念のためにと1個だけ持ってきたエギとナス型錘をこいちさんに渡してタコ釣り開始。

最初はそのフネに近い筋を流していたが、アタリがないのでいつものタコ一級ポイントへ移動。そしたらいるじゃないですか、ちゃんと。小さいながらもまずは1杯ゲット!^_^v

その後ひと流しするごとに1杯のペースでゲット。次第にサイズアップしながら3連発!こいちさん、お見事でした!^_^

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もっとやれば数は出たと思われるが、とりあえずボウズは回避したと言うことで本命のシーバス・キビレに戻ることに。湖の奥の方に移動してシャローの藻場をひたすらポッピング。このとき、今回こいちさんの目的でもあった私のスターンレールの評価のため、スターンで実釣してもらった。評価はベリーグッド、お気に入りの様子。でも値段を聞いて気持ちも萎んだ模様。^^; しょうがないね、フルカスタムメイドだし。私もこいちさんもモノ作りの人間だから、物の価値は分かるので納得できるのだが、それと購入資金があるか無いかは別の話。^^;

アタリもなく雨も降り続いていて身体も冷えてきたので、実釣2時間半程度だが終わることに。こいちさんはこれから新幹線と飛行機で秋田に帰り、娘さんの演奏会を聴きに行くとのこと。相変わらず忙しい人だ。マリーナの事務所で着替えをさせてもらいながら話を聞くと、最近の状況からしてタコ3杯は大漁だとのこと。本当に釣れてないらしい。こいちさん、さすがでした。^_^

その夜の食事は、釣ってもらったタコをつまみにお土産に頂いた秋田のお酒で久しぶりに晩酌。いやぁ、最高ですわ!*^o^* こいちさん、ありがとう!また来て下さいね。

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ここんとこ週末の天気が悪くなかなか「其の四」に行けないでいたが、今日の天気予報は曇りで雨は降っても俄雨程度で済みそうだったので、慣らしの仕上げに出ることにした。行き先は前回行けなかった、開港直前の「富士山静岡空港」。

そしてもう一つの目的は、前回行ったけど休みだった羊羹屋。まずはそこを目指してR150を東へ。今日はやってました。^_^v お使い物と自宅用と合わせて4本買ってバッグに入れ、今日は忘れずに写真を撮る。

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買い物を済ませたら空港へ向かう。横須賀宿から、小笠の山と牧之原台地の間を抜けて菊川駅へ。 そこから東海道本線沿いに牧之原台地へ登り、空港のために作ったバイパスを通って静岡空港へ。いやぁ、アクセスを良くするためとはいえ、すごい道を作ったもんだ。でも一体どれだけの車がここを利用するやら・・・

空港正面への道は途中で通行止め。代わりに「空港展望台」なるものがあるようだ。道案内に従って行くと、空港の駐車場に裏口から入れて、そこから空港を眺められる場所まで行けるようになっていた。来週6月4日に開港なので、もう本当に最後の追い込みという所だろう。

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この展望台の隣にお寺があり、坂道を下って行けるようになっているので、様子を見に行ってみた。なかなか立派な山門があり、その前にはかわいい小坊主が手を合わせている。お寺の名前は「石雲寺」というらしい。

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お寺の境内には紫陽花の花がきれいに咲いていた。梅雨の季節到来を感じさせるね。

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檜林の道を戻る途中で、木のベンチがあったのでそこで持ってきたおにぎりを食べる。あちこちで野鳥のさえずりが聞こえる。ウグイスは街でも良く聞くが、それ以外はほとんど聞かない声ばかり。街では見たことのない野鳥が何羽か目の前に現れた。う〜ん、なんて言う鳥なんだろう。山の自然を何も知らない自分。

この林の向こうの明るい土手の上はもう滑走路だ。山を切り開いた工事の後でも、こんな近くにまだまだたくさん野鳥がいるんだなぁ。でも、これで開港して環境が悪化してきたら、一体ここの自然はどうなるんだろう。

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足下にゼンマイを見つけた。これは食べられるやつかな?またまた山を知らない自分。

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帰りは牧之原台地の上を通って海岸沿いのR150へ出た。途中の台地は一面お茶畑。行けども行けどもお茶畑。なかなか壮観。

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R150を戻ってきて天竜川の河口まで来たところで、河口に増えた風力発電の風車を観に行くことにした。ちょっと前まで写真左端奥に見える1基しか無かったのに、ぞろぞろといっぱい増えた。う〜ん、最初の1基の評価が良かったんだろうか。

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そのうちの1基とバイクをパチリ。風車はマジでかい。

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河口ではたくさんの人がカイトボードをやっていた。これ、なかなか面白そう!

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最後にまた風車をバックにバイクを撮影。相変わらずの「晴れ男」パワーで、今日も一日メチャクチャ良い天気でした。やっぱこの季節はツーリングには最高ですな。^_^v

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今回の走行距離は約150km。累積も900kmを越え、あとは通勤などで慣らし終了とするか?はたまた「慣らツー・其の五」はあるのか???

おまけ。実はここの町は私の母の生まれ育ったところ。子供の頃によく遊びに来たのだが、この建物に見覚えがあるような無いような。古ーい趣のある建物だったので思わずパチリ。郵便のマークが付いていたのでやっぱり郵便局でしょう。^^;

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今回の撮影カメラ:PENTAX Optio W60

慣らしツーリングも今回が3回目。GWに息子が帰省して160kmくらい乗り、累積走行距離は550kmあまり。1000kmまでやっと半分を過ぎたとこだ。

今日はどちらへ行こうか。最初は北の山間部、次は西の海岸沿い。となると次は東の海岸沿いしかないでしょう。^^;

と言うことで目的地は御前崎・静波海岸。R150をひたすら東に向かえば御前崎。距離はだいたい60kmくらいか。時間にして約1時間。そこから駿河湾沿いに北上して静波海岸まで行って東急HVC静波海岸を下見。さらに北上して吉田ICから東名高速に入って浜松ICまで帰るというプラン。

まずは昼飯の調達。今朝はご飯を余分に炊いてないとのことで、農薬や添加物を可能な限り使わないお弁当屋でおにぎりとお茶を買って準備OK。10時40分頃出発。

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出発してすぐにガソリンを満タンにした(スタンドでちょっと待たされた)ので、結局11時頃に出発。ひたすらR150を東に向かう。途中カミさんから頼まれた「愛宕下羊羹」を買いに、旧「横須賀宿」へとR150を外れる。ここの羊羹は確かにうまい。久しぶりに食べれるぞと喜んで向かうと、店の前に貼り紙。「10日から13日まで休みます。」なんで?T_T

残念ではあるが旅の目的は食い物ではないのでそのままGO。しかし、やっぱり落胆して冷静さを欠いていたのか、店の写真を撮ってくるのを忘れた。

浜岡の原子力発電所を右に見ながら、田舎にしてはやけに広く立派な道路を快適に飛ばして御前崎へ。予定通り12時着。

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御前崎の灯台はもう何度も来ているので写真だけ撮って次へ向かう。
ついでに海側の写真も撮る。さすがに人気スポットだけあって駐車場はいっぱい。海にはサーファーや磯遊びの人たちが結構出ていた。

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そのまま御前崎を回って北上すると、話には聞いていたが来たことの無かった「なぶら市場」が見えてきた。一応話のタネに寄ることに。

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まあ毎度良くあるパターンなんだけど、お土産スペースと食堂スペースがあるだけ。ただ、さすがに御前崎港の隣ということもあり、「なぶら市場」と名乗るだけのことがあって、新鮮なカツオやらなにやらがたくさん並べられていた。値段については安いのか高いのか、う〜む、私にはよく分からない。でもどれも美味そうだったのは間違いない。

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カツオ以外にもご覧の通り。スズキが1100円ってかぁ。でもそれ、「スズキ」サイズじゃないぞ。^^;

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並んでるものを一通り調査したら「なぶら市場」を出て隣の御前崎港へ。
結構大きな港に入ると、海上保安庁の「ふじ」が岸壁に。ということで、バイクと一緒に記念写真を。この辺りも風が強いので、至る所に発電用の風車が。

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写真を撮った後、風よけがあるところを探して港の奥の方へ。漁船がたくさん係留されているところが良さそうだったので、ここでバイクに腰掛けて昼飯。

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港の中で釣りをしている人たちを見ながら食べていると、犬を連れたおばさんが近づいてきて「暑くないですか?」と話しかけてきた。確かに今日は25℃を越 える夏日だ。しかし30℃を越える真夏日でなければ、走っているバイクにとっては快適な天候だ。「走っていれば全然大丈夫ですけど、止まるとちょっと暑い ですね」と答えた。「私は靴を履いているから良いけど、ワンちゃんは足が熱くないかしら」って、そこまで地面は熱くないと思いますけど。^^;

おにぎりを食べ終わって出発。さらに北上して静波海岸へ向かう。だいたい15kmくらいか。

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夏には多くの海水浴客で賑わうこの浜も、今はまだサーフィン・ウィンドサーフィンの人がほとんど。中にはこの風の中、テントを張ってBBQをしている強者グループもいたが。^^;

ここへ来た目的の一つは東急HVC静波海岸の下見ということで、入り口まで行ってみる。

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日曜の昼過ぎということもあるだろうが、人影もなくかなり寂しい感じ。駐車場の10分の1くらいに駐まっている車のナンバーも、全部「静岡」ナンバー。^^; やっぱり海水浴シーズンでないと賑やかにならないのかな、ここは。

あと行こうかどうしようか迷っていたもうすぐ開港の「富士山静岡空港」は、探しながら走る時間もちょっと無かったので、そのまま吉田ICから入って帰ることにした。

途中、三井不動産の「ららぽーと」が出来たという遠州豊田PAに寄ってみた。もちろんETCで外に出なければ行けないので、PAから建物を眺めるだけ。浜松にはでかいイオンSCが二つもあるし、そういうショッピングモールには興味がないので行く気もないけどね。これでまたこの地域の小売店が無くなっていくのかと思うと寂しい。こういう大型SCが撤退したら、いったい住民はどこでモノを買えるというのだろう。行政や企業が何とかしてくれると思っている人たちには、想像すら出来ないんだろうけどね。

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PAの駐車場で愛車をパチリ。今日の全走行距離は135km。残りは300kmあまり。あと2回のプチツーリングで慣らし完了かな。

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おまけ。
家に帰ったらカミさんと娘は車でお出かけ。まあ行くところと言ったらイオンか安売り服屋か、いずれにしても買い物だ。とりあえず犬の散歩に行ってこようと出かけて帰ってくると、ちょうど車で帰ってきた。バイクを見ながら今日の話をしていたら、娘が乗ってみたいと言い出した。スタンドを立てたままで跨らせてやると、その大きさに驚くと共に何だか嬉しそう。前から後ろに乗りたいって言っていたようなので、息子のメットを被らせて近場を二人乗りで回ってくることに。最初はかなり緊張していたみたいだが、すぐに慣れたようだった。ボートの次はバイク。なかなか頼もしい娘だ。^_^

撮影カメラ:VQ1015 ENTRY

「昭和の日」の休日、慣らしツーリング第二弾に行ってきた。向かった先は渥美半島の伊良湖岬。前日練ったプランは、浜名バイパスからそのまま伊良湖まで行って、そこから半島北側のルートを取って蒲郡まで行き、音羽蒲郡ICから東名高速で帰ってくるという案配。10時半頃出発して、まずは浜名バイパスの潮見坂に出来た道の駅に寄る。

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まだ出来て間もないようで新しい。駐車場にはバイクもそれなりにいる。先日のようにオヤジ連中ではなく、結構若いのが多い。しかしバイクの種類が違う。いわゆるかっ飛び系のバイクではなく、流し系とでも言うべきか、遊び系とでも言うべきか、ハーレーやトレールのようなのが多い気がする。私ももう遊び系の部類なのだが。^^;

中に入ってみると、何の事はない、このあたりで取れた農産物をまあ安く売ってるという、まるで農協のマーケットのようなもの。あとは食堂と一緒になった休憩スペースかな。外には「遠州焼き」とかいうしらすの入ったお好み焼きみたいなのを焼いてたりとか。とりあえず見物しただけでそのまま出発。

潮見坂を過ぎて愛知県に入ったところで伊良湖方面へと左折。渥美半島の遠州灘側をひた走る。ここは一本道で周りの景色もあまり変わらず退屈な道だ。まあ適度にカーブがあったりアップダウンがあるので、前にクルマがいなければ走りを楽しめない事もない。が、スピードは出やすいので気をつけないと。^^;

途中に寄ったのが、またまた出来たばかりの道の駅。場所は赤羽根漁港の横。 真新しいオレンジ色の建物だ。駐車場はいっぱいだが、バイクはどこにでも駐められるからいいね。ここも中に入ってみると、あれまあ、同じようにここらの農産物と水産物を売ってるだけ。う〜ん、こういうのが流行なのかな?もっともキーホルダーやら訳の分からんお菓子やらを売ってるよりはずっと良いとは思うけどね。

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時間も12時を回ったところだったので、この建物の上に上がり、見晴らしの良いところのベンチに座ってお昼にした。お昼は例によって家から持ってきたおにぎりとお茶。これならお金もかからないし、どこでも好きなところで食べられるし、何しろ家で炊いた玄米おにぎりなので安心だ。(コンビニのおにぎりは固くならない。ヤマザキのパンはカビが生えない。何故だろうねぇ・・・)

ここは漁港のすぐ横にあり、フネの出入りがよく見える。写真の左隅の波打ち際に無数の点々が見えるが、これはみんなサーファー。ここの部分だけに結構良い波が立っていたので、みんなここに集中していた。

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最初のプランでは伊良湖でお昼にするつもりだったのが、のんびりし過ぎて時間が無くなってきた。おにぎりを食べたら早々に出発。伊良湖岬まであと20kmほど。

伊良湖岬の手前でぐぐっと登り切ったところから見た恋路が浜と伊良湖岬。この坂を上って思い出した。20年前にここまで自転車でよくも来たものだと。やっとの思いで着いたのだが、来た道を帰る事を考えたら「自転車なんかで来るんじゃなかった」って思ったのを・・・

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坂を下りると終点の伊良湖岬。駐車場はやっぱりクルマでいっぱい。クルマは空くのを待っているが、バイクは駐車場の隅へしゅるっと入っちゃう。止めたバイクの所から昔から変わってないお土産屋・食堂をVQ1015 ENTRYでパチリ。このカメラで撮るとまんま昭和の写真だねぇ。^^;

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時間もないのでさっさと次へ。昨日地図を見ながら行こうと思っていた、観光客は誰も行かないであろう立馬崎灯台へ。ここから三河湾方面を見たらどのように見えるか、それを確かめに。近くの福江漁港もどんなところか興味あったし、とにかくバイクだからどこでも入っていけるから行ってみたくなる。行けなくなったら簡単に戻ってこれるし。^^;

灯台に着く手前で異様なものを見つけた。写真のような大小二つの建物で、中は透けて見える。外壁には弾痕のような跡がいっぱい。ここは三河湾の入り口になるわけで、戦時中は見張り台とかに使われたのだろうか。

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更に奥に行くと、別の異様なものを見つけた。太いパイプラインがずっと走っているのだ。「危険」の表示があり、どうやら中を流れているのは石油のようで、先に見える中部電力渥美火力発電所まで続いている模様。その反対側には何があるのか、それは後で分かる事になる。

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やっと海岸に出た。いきなり「アオヤギ採り禁止!!」の立て札。密漁が絶えないんだろうね。先に見えるのはノリの網だろうか。あたりはノリの匂いが漂っている。その向こうに見える島は、知多半島との間にある篠島。

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海岸沿いの道を走っていくと灯台が見えてきた。これはすぐ側で撮ったから大きく見えるけど、とても小さい。高さは6〜7mだろうか。奥に見える風力発電の風車はかなりデカイ。ちなみに渥美半島の至る所にこの発電風車がある。また渥美半島の山の部分以外はほとんど農地(畑)だ。伊良湖からここまでの道も真っ直ぐなんだが、その両側は見渡す限りの畑。ここだけはまるで北海道のようだ。渥美半島は食料と電力の一大生産地なんだと実感した。

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灯台から更に進んでいくと、次なる異様なものが出てきた。あ、これは大分に行った時に見たヤツだ。そうか、ここにタンカーが付けて石油を降ろすんだ。そしてあのパイプラインを通ってさっきの発電所に行くわけだ。 なるほど。

ここから更に進むと福江漁港へ出る。近くに家畜の畜舎があるのかすごい臭いだ。このあたりは沖まで瀬があるようで近くの瀬では潮干狩りの人がたくさん出ていた。漁港の中を走る軽トラックもアサリをたくさん積んでいた。

漁港を出たら、あとは三河湾沿いに走って東名高速に入るだけ。最初のプランでは蒲郡から入る予定だったが、あまりに寄り道をしたので時間が無くなり、豊川ICから入る事にした。

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無事豊川ICから入って東名高速を浜松まで。途中浜名湖SAに寄った。新しくなったとの事だったが、何だか道の駅と雰囲気は変わらず。まあ来た記念にと思って写真をパチリ。いやはやこれも、まんま昭和の写真となりました。^^;

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この日の走行距離は210kmあまり。燃費はなんと37.5km/L。嬉しいねぇ。(ハンマーの15倍くらいか?^^;)