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VQ1005のマクロモードではピントが合う距離が「60〜180cm」と遠く、クローズアップレンズKC-1では「2〜3cm」と近すぎる。その中間のものを撮りたいときの、適当なルーペをネットで探してみた。

良さそうなのがあったのでポチ。

プラスチック枠ルーペ 7720 4倍&7倍

これの両面にVQに貼っているものと同じ本革のシールを貼った。

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こうすると下の写真のように滑らずに片手で持って撮れるのでグッド。

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こうやって撮ったのが一番最初の写真。バイク用の革グローブの甲に付いている飾り金具。 ピントが合う距離は、レンズ1枚(4倍)で8〜10cm、2枚(7倍)で4〜6cmというところ。軽くて小さくて携帯に便利だし、これはかなり使い出がありそうだ。しかし、作りから言って1000円は高いと思う。500円くらいでもいいんじゃない?って感じ。でもまあ使い勝手が良いからヨシとするか。^^;

VQ1005+KC-1で花を撮ってみた。

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こりゃ癖になりそう・・・

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更新をサボっていたら、いつの間にか年も越してしまった・・・

ちょっと前からトイカメラが気になっていて、この正月にそのデジタル版である「トイデジ」を探していて見つけたのがこれ。VistaQuest社の「VQ1005」(2008版)。かなりの人気商品で売り切れ続出みたいなんだけど、何とか在庫のある楽天のショップを見つけてポチ。ついでにどうしても欲しかったカクヨウのクローズアップレンズ「KC-1」もイザワオプト楽天ショップで購入。

普通であれば、早速写真を撮ってまずはアップ、というところであろうが、このトイデジ、かなり大きな欠点がある。電池がすぐ無くなるのである。単4電池一本という非常に嬉しい仕様なのだが、電池を入れっぱなしにしておくと、電源を切っているにもかかわらず、あっという間に無くなってしまう。おそらく内蔵の画像保存用メモリを常にバックアップしているからであろう。それが証拠に、電池を抜いて3秒経つと、内蔵メモリに保存した画像は消えてしまうのである。【2009.1.12追記 :分解したときに気になっていたのだが、実は基板上に3.3Vの小さなリチウム電池が付いていた。試しに内蔵メモリで撮って電池を抜いてしばらく待ってみたが、画像データが消えることはなかった。どうやら電池を消耗しているのは別の理由によるようだ。】

そこで、所詮内蔵メモリなど使わない(SDカードを使う) ので、多くのユーザーがやっているように、使わないときは電池を回路から切り離しておく改造を行った。気持ちよく撮影をするために、まずは改造だ。(こんなカメラ他にはないぞ。)

方法はいろいろ考えた。手動ではなくスライドを閉じると自動的に切れるようなものも考えた。しかし「検出スイッチ」のような特殊なパーツが必要であったり、ちょうど良いサイズが無かったり、あっても入手が困難だったり、ラジバンダリ。

ということで、市内の電子パーツショップへ使えそうなものを物色しに行き、結局唯一使えそうなスライドスイッチにすることに。これの一番小さいタイプを購入。

さて、一番の問題は、どこに付けるか、である。これもいろいろ考えた。しかし付けられるスペースがあまりに少ない。あまりに少ないが故に、一番贅沢にスペースを使いながら役に立っていないものに目が行った。「この役立たずのファインダーの中に埋め込めないだろうか?」

最初は中にレンズが装着されているので無理だと思った。でもひょっとしたら、無理矢理こじ開ければ取り出せるかも?と思い、試しに後ろからレンズを押してみると、あれれ?動くじゃない。これは!と思い基盤を外してみると、なんだ、接着も何もなくてただはめ込んであるだけじゃん!ラッキー!^_^

ということで一気に計画は進み出す。
まずはファインダーからレンズとスペーサーを外す。

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次にハンドドリルでスライドスイッチの穴とリード線を出す穴を開け、精密ヤスリで穴を整形。ちなみにスライドスイッチの穴は、収納時には隠れるように側面に開けた。 さらにスライドスイッチのサイズ分だけ接着面がきちんと平面になるように、裏側を少しヤスリがけ。

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スライドスイッチにリード線を半田付け。

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スライドスイッチを裏からアロンアルファで接着し、リード線を穴から出す。

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お次は電池から回路へ電源を供給しているパターンを切断。+極から出ているところで切った。導通テスターでちゃんと切断されていることを確認。

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そしてリード線の片方は電池の+極金具の裏側に半田付け。

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もう一方のリード線は、切断したパターンの先にある、背面パターンへ抜けるホールのランドの部分をちょっと磨いて、銅パターンが出てきたらそこに半田付け。

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ファインダーが上下してもリード線を引っ張らないようにたるみを作って収納。ケースを組み立てて出来上がり。実際にスライドしてみると、スライドスイッチが黒いケースにちょっと当たったので、ケース側をほんのちょっと切り欠いて衝突を回避。

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さて、実際にスライドスイッチを入れて電源ボタンを押してみる。おおー、ちゃんと電源が入るではないか。何枚か撮影後、そのままスライドスイッチを切る。おおー、ちゃんと電源が切れるではないか。これで電池を気にせず持ち歩けますな。

我ながら良い出来。大満足の工作であった。さぁ!撮るぞー!^_^

昨夜はマリンサービスのHさんと久しぶりにナイトシーバスに出た。ここのところの週末は天候も悪く、また体調もあまり良くなかったので(のどが痛かったり寒気がしたり)、昼間の釣行もしばらく出撃できないでいた。情報によれば最近はデイゲームでも大型が結構上がっているとのことで、状況の良い週末を待っていたのでは好機を逃したままシーズンが終わってしまうとの危機感もあり、また久しぶりにナイトもやりたくなってきたので、状況の良い平日のナイトを狙ってみることにした。

そして昨日が大潮の三日目、天候は快晴、風は1〜2mと絶好の釣り日和。浜名湖内では約2時間遅れで19時頃から下げに入るので、会社を18時に終わって19時出港。

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ま〜何て静かな夜の海(といっても湖だけど)。鏡のような湖面とおまんじゅうのような満月。ここちよいエンジン音と共にゆっくりポイントまで。

と、その前に今回試してみたかったことが一つ。
最近これ↓を購入したのだが、その目的の一つがHHの灯火に利用することだった。

OXO “candela” Glow

HHのスターンで釣りをする場合、純正の全周灯は邪魔なので付けないでいる。しかし無灯火のままでは他船が接近してきたとき危険である。今はどうやっているかというと、他船が来たら自分の頭のライトを付けて相手に「ここにいるからね」と合図している。でもこれは面倒だし、いつでもどこからでもそこにいることを分かってもらいたい。

で、この間買ったカップホルダにこれを入れれば、とても良い感じの灯火になるんじゃないかと思ったわけ。 実際にやってみると、これが非常にイイ!自分たちもまぶしくない光で釣りの邪魔にもならず、ろうそくのようなほんのりと温かい光で見た目もグッド。^_^ 1回充電すれば10時間前後は保つので一晩付けっぱなしでもOK。両方必要なければ片方でも良いしね。もちろん、自宅でも使えばとっても良い雰囲気になり、家族円満間違いなし。お薦めです。^_^

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さて、話題は釣りの方へ。Hさんと相談して南の方から攻めていくことにするが、出港時の予想(=期待)に反して激シブの状況。風もなく静か〜な湖面を潮に乗ってただひたすらに流れていく・・・これじゃいかん!-_-;

あまりの予想外な状況に焦る気持ちを押さえ込みつつあちこちを回り、8つ目のポイントにして私にようやく待望のヒット!^_^/

しかしドカンと来たわけでもなく、意外にすんなりと寄ってくる。あ〜セイゴちゃんかぁ〜と思っていたら、ボートに近づいたところでいきなり走り出す。うぉ、結構でかい!今年の私の課題は「バラシの克服」である。ここは絶対にバラさないよう、取り込みまで集中してやり取りする。もっとも今日は二人でネットの方はお任せできるのでかなり気は楽である。しかし油断は禁物。

今まではバラすことを恐れるあまり、やり取りの時間を出来るだけ短くしようとしていた。しかしそれがバラシの元凶であることを、今年やっと分かったのである。

  • 魚には痛点が無く、引っ張られてることしかわからない。
  • 頭が向こうを向いてラインを引っ張っている限り、フックは外れない。

これは大分に行ったとき、師匠kiyoさんが教えてくれたことだ。確かにバラすときは決まって、頭がこちらを向いて首を振られたときだ。また、それも元気なうちに。つまり、魚にラインを引かせるように誘導し、体力を消耗させてから取り込む、と。やっと開眼した初心者の私は、これに集中しながら慎重に寄せ、めでたくHさんの持つネットの中へ。

あげてみればジャスト60cmのキレイなメスシーバス(タマゴを持っていた)。私の自己記録更新である。しかも、ようやくこのあたりで言う「マダカ」と呼べるやつをゲットできた。めでたい。^_^

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P.S.
Hさん、私だけ釣らせてもらっちゃってすみません。今度からは私も運転しますね。(夜も練習しなきゃね。)^^;

DIYと言っても日曜大工ではない。なんと今日は包丁研ぎとお裁縫である。

まずは、釣った魚を捌くために買ったマイ出刃包丁と、マリーナで下ごしらえする(鱗と内臓を取る)ために車に積んでいるアウトドア用の出刃包丁の2本を研いだ。初めての包丁研ぎだったので、まずはネットで研ぎ方を調べてからの実践。特に欠けもなく切れ味が悪くなってきただけなので、1000番の中砥石のみ。とりあえず出来た。評価は次回魚を釣ったとき。っていつだよ。^^;

お次はお裁縫。車にロッドホルダを付けて釣り竿を運んでるんだけど、走るとロッドティップが室内のライトなどに当たってカチャカチャとうるさい。なんかカバーでもしようかなと思っていたところ、今日娘と100円ショップ「ダイソー」へ行ったので、そうだ、何か良さそうなものはないかいな・・・と探していたら、あったあった。

これまた初めてのミシンをいじくり回して、↓このクッションケースが、

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↓こんな風に。(白いタグが付いていたので「大漁」と書いてみました。^^;)

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そして、↓こんな感じだったのが、

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↓こんな感じに。

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う〜ん、ここまで大きくなくても・・・って思ったけど、まいっか。^^;

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今朝イヌの散歩から帰ってきてイヌを庭のサークルに入れていると、家の窓からカミさんが「家の中にヘビが入っちゃったみたい。捕まえて外に出してくれる?;_;」と慌てた様子。

散歩をしていてもヘビはよく見るし、家の庭にも大きいのが住んでいることは知っていたからそれほど驚かなかったが、家具の下の隙間に入り込んじゃったとのことで、ちゃんと追い出せるか心配ではあった。

現場に行き長い竹の串を使って家具の下を探ってみると、確かにヘビがいる感触。どうやら中でとぐろを巻いているようだ。突いたり掻き出そうとすると、ときどき体の一部が出てきて見える。あららら、結構デカそうじゃん。^^;

何とか出そうとしつこくやっていると、頭が出てきて口を大きく開けて威嚇し、また中に引っ込んだ。やつも必死だろうなぁ。このまま続けていても可哀想だな。よし、家具を持ち上げてどかし、上からゴミ袋で捕まえよう。

ってことで、カミさんに家具をどかしてもらい、すぐさま私がゴミ袋で捕獲完了。中でとぐろを巻いていたヘビは1メートルくらいのアオダイショウ。ゴミ袋に入れたまま近くの川の土手まで運びリリース。

ヘビは家の守り神とも言われる。それもおとなしいアオダイショウだから、家からいなくなってしまったのはちょっと寂しい気もする。でも家族女性陣はみんなヘビは大嫌いだから、まあしょうがないかな。^^;

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あらあら、2ヶ月ぶりの更新となってしまった。^^;

2ヶ月前にスターンレールを取り付けてから、チューブを牽いたりキャスティングレールとして使ったりしていたのだが、あるとき後方支柱ベース部の船体にクラックが入っているのを見つけた。このクラックはゲルコートの部分だけで、FRP自体が割れているわけではないのでそれほど深刻なものではないが、レールからの力によりFRPが変形してゲルコートが割れているのは事実であり、明らかにこの部分の強度不足によるものであった。

実際、このレールの製作者がSRM社長と話をしたところ、ここの部分は元々そういう目的に使われることを想定していないので、何ら特別な補強をしていないとのこと。もしそういうことを想定するのなら、FRP積層を20mm程度にすると言っていたそうだ。今後はそういう使われ方を想定して補強をしていく予定だとのことなので、これから購入するユーザーは安心して艤装できるだろう。

さて、自分のHHを補強しなければならないが、レール製作者がその方法を考案してくれた。上の写真が出来上がったところを内部から撮ったものだが、10mm程度に積層したグラスマットと樹脂を内部形状に合わせて切ったステンレスプレートを使って上部に圧着し、上面と平行な平面を作りながらFRP積層厚を増やすという方法だ。このプレートを製作者に借りて、一昨日の金曜日にマリンサービスの人に作業してもらって完成したばかり。今日はその確認に行ってきたわけだ。

結果は上々。下の写真のように、前回まで挟んでいたゴムを外し、カンペキにコーキングして完全にリジッドな状態で固定。びくともしないし防水も完璧。これで安心して使用できるぞ。^_^v

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レールを作ってくれたショップから、素人でも簡単に取り付けられるようにしてあるから自分でやってみたら?とのアドバイス。息子のバイトもちょうど休みだったので、息子を連れて二人で取り付け作業に行ってきた。

必要な工具は電動ドリル(3mmと10mm)とボックスレンチ(14mmだったか?)だけ。マリーナでお世話になっているマリンサービスの人に工具(さらにメジャーとマジック)を借りて、陸揚げせずに海上係留のまま作業を行った。(アドバイスにより、桟橋に横付けにしたが。)

確かに作業は工作レベルで素人にも出来る。しかし、片手をスターンストレージから突っ込んでボックスレンチを押し込み、もう片手でゴムパッキンとネジの切られたベースをねじ込んでいく作業は、ちょっと手が滑ってパーツを水に落とすと一巻の終わり、という非常にリスキーなものである。その点、二人での作業は非常に安心だった。

無事にレールの取り付けを終了し、チューブトーイングに向けて息子の運転練習をすべく、遊走が可能な湖奥へ 。時間が12時半を過ぎていたので、まずは腹ごしらえということで、前回も息子と行った東急リゾートのレストランへ。

写真は東急リゾートの桟橋に係留した「いんでぃ号」。自分で言うのもナンだが、このアングルから見るスターンレールは本当にカッコイイ。正にリアウィングのようだ。バウレールとのバランスもいい。

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食事を終えて、いざ息子の運転練習へ。波気のない猪鼻湖はもう普通に走れるので、ちょっと波のある都築沖の方へ行く。ここで、波の谷に落ちないように山を飛んで渡っていくようにスピードをコントロールすることを教える。勘の鋭い(勘だけで生きている)次男は飲み込みが早い。だんだん慣れてきて、多少の波なら派手にぶつけて乗りこなしていく。ある意味フネの挙動を覚えるための練習だから好きなようにやらせていたが、おかげで海水をかぶるかぶる。^^;

そのうち車酔いに極度に弱い次男は、自分の運転するフネにも酔ってきた。^^;  それじゃあそろそろ帰るかってことで運転を交替し、マリーナへ直行。快調に飛ばしながら帰る途中、ふと気が付くと、なにー!?左側のプルロッドがターンバックルごと無くなっているではないか!@@; あちゃー、どうやらバックルの締め付けが弱く、息子の運転練習のときに脱落したようだ。

ということで、製作者に依頼して再度ロッドを作ってもらうことに。すんません。;_;

そうそう、スズキ50ではどれくらいのクリアランスがあるかなと思っていた後方支柱だが、写真のようにまったく問題なしであった。^_^v

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HHを購入してからずっと欲しかった念願のスターンレールが、先日8月8日にようやく完成した。スターンレール製作に関しては1年以上前から構想していて、これまで何度か、いくつかの業者に頼むことに決めながら、どれも実際に始めるまで至らないという状態だった。

そんなとき、先日の大分遠征で、あるHHオーナーの出来立てのほやほやのスターンレールを見せてもらった。このオーナーも私と同様、以前より構想を持っていた人であるが、私とは違うタイプの「左右分割型」のレールだった。その出来映えを見て、これまでくすぶっていた気持ちが一気に盛り上がった。パイプの曲げ、溶接、ロッドホルダを逃げる曲げやトーイングオプションのアイデアなど、どれをとっても素晴らしい仕事ぶりだった。自分の構想通りではなくてもいいから欲しい!と思った。

そのオーナーを通して作ったショップにいろいろ聞いてもらうと、同じものは二度と作らないと言う。しかも製作費用はバウレールの3倍以上。う〜ん、確かに高額ではあるが、あの仕事ぶりからすれば妥当な値段である。何しろ依頼者の望む通り(言われた通りではない)に作る、ハンドメイド・フルカスタムなのである。その値段でも欲しいと伝えると、私の構想通りの左右一体型でやりましょうと、私の依頼を受けてくれた。

7月27日の夜遅く、私の構想を詳しく書いたメールに以下の写真を添付して送った。翌日の朝に返信メール。メインレール後方を二重に補強することでトーイング可能になると、簡単に絵を描いてくれた。迅速な対応に驚く。

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描いてくれた絵をもとに、こちらの要望を詳しく伝えるため、以下のような絵を作って部位を指定しながら細かい要望を伝えた。

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その後しばらく他の仕事で中断していたが、8月5日に作業再開。既に頭に絵は描けていたそうで、いきなりパイプを曲げてメインパイプ部が出来た。作業が進む都度、細部の分かる写真を送ってきてくれての確認作業。非常に分かりやすい。修正を希望すればきちんと対応してくれる。

そんなやりとりをしているうちに8月7日、完成。なんとスピーディな作業! 既にイメージが出来上がっていたこともあるだろう。熟練者で作業自体の手際が良いこともあるだろう。しかし、就業時間など無視してやってくれたに違いないと思う。感謝感謝である。

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翌日8月8日にトーイングのテストをすることになるが、下の写真白丸の部分が後方に引っ張られるときに伸びることが予想されたため、事前に写真のような6mmのステンロッドで伸びを防ぐプルロッドを製作。レール形状と取り付けボルトを上手く利用し、ターンバックル採用で工具を使うことなく脱着可能に。トーイング時だけ装着が必要だが、装着したままでもデザイン的にスポイルされることはない。秀逸なアイデアである。

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そして実際のトーイングテスト。プルロッドのおかげでまったく問題なし。水上スキーでも問題なく牽ける。

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このレール製作にあたり私がこだわったのは、シンプルなデザインとトータルバランス。特にバウレールとのバランスに気を遣った。そしてどの方向から見ても格好良く見えるようにしたかった。イメージ的にはレーシングカーのリアウィングのように。だからメインレールを一体にして、後方支柱は2本のみ。だが強度的には当然不利になるわけで、トーイングまで出来るようにするには、いろいろ悩んでくれたようである。これも感謝!

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私はトーイングをしないため、当初の構想ではまったく考えていなかった。しかし、他のオーナーなどがトーイングをしていて、この機会に出来るようになるならやってみようという気になった。その副産物としてメインレール後方が二重レールになったわけだが、嬉しいことにこの部分は非常に使い出のあるものになりそうだ。単純にグリップとしても使いやすいし、ものを縛ったり置いたりすることも簡単だ。デザイン的にもアクセントになっているのが気に入っている。

そしてなんと言っても私が一番欲しかったのが、安全で快適なスターンデッキスペースなのである。釣りはもちろん、写真のようにデッキでリラックスできるのはこのスターンレールがあってこそである。レールが大きくて余裕がある分、バウレールよりもリラックスできるだろう。これまではバウレールがHHの特等席だったが、これでゲストだけではなくオーナーも快適に釣りが出来るだろう。また、バウレールは基本的にキャスティングのためのレールだが、このスターンレールはいろいろな用途に使えるレールだ。きっとボートを仕切るキャプテンのためのレールになってくれると思う。

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このレールは出来たばかりで、まだ自分のHHには取り付けられてはいない。普段お世話になっているマリンサービスの人に付けてもらうつもりだが、今は忙しい時期であるため、取り付けは14日以降になりそうだ。

取り付けられたら早速試そうと思うのが、やっぱりトーイングチューブ。一番オーソドックスな一人乗りのドーナツ型を昨日ネット注文。そうしたらもう今日届いてしまった。うーん、気持ちばかり盛り上がっちゃって、取り付けまで悶々とした日が続くな−。^^;

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■8月3日(日)

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ここんとこ、イベントがあってからブログアップまでのタイムラグが大きい。今まではかろうじてその日のうちにアップできていたんだが、最近はどうもいかん。根性がないのか、もうトシなのか。夕食にちょっと晩酌でもしようものなら(ってほぼ毎日やってるんだが)、炎天下での長時間釣行の疲れもあってか、急速に襲ってくる眠気にはまず勝てない。書きたいことはいっぱいあるくせに脳みそは働いてないもんだから、すぐに行き詰まって撃沈する。最近はこの繰り返し。^^;

さて、肝心の釣りの方だが、先日の日曜日、こちらは撃沈は免れ、やったぜ2匹目のキビレげっと!の釣果。

6時40分に出港して最初はカキ棚周りを狙うと、鮎サイズの極小チーバスがポッパーにパクリ。群れがいるのか結構バイトがあるが、ピチャッ、プシュッっとどれもこれもかわいい反応。さすがに食べるには忍びないサイズなのでリリース。 ^^;

その後ドシャローの藻場を攻めるが、ちょうど潮が上げ止まる頃で全く動かなくなり、下げ始めるのを待っていたところでお腹に信号。あ、そういや慣れない早起きでトイレ行ってなかったっけ。^^; そこは切り上げてマリーナへ戻り、用を足してから再び出撃。とりあえず今まで攻めてなかったところを下見を兼ねて、ポッパーとミノーを使い分けて打っていく。なるほど、このあたりはこうなっているのかぁ、ふむふむ。

そうこうしているうちに潮が下げだした。ここも一通りやったし、それじゃいつもの湖奥へ向かいますか。って向かったポイントでベイトの様子を見ながらキャストを繰り返し、一度フネを動かしてポイントを修正したところでヒット!^_^v 水深は2mちょっとなのでやつは横に走る。サイズの割に良く引いて面白い。チヌは掛かりが浅いことが多いので、慎重に寄せてネットイン。やったね。うれしー。^_^

このポイントは1匹で終了したようなので次へ向かう。でもアオサが腐り始めていて釣りにならないところも出てきた。うーむ、これはいつまで続くのだろうか。–;

昼飯を持ってきてないので午前中で上がることにした。帰りの途中、アジ釣りの船団に遭遇。そのポイントには、あたり一面のフネ・ふね・船!^^;

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みんなサビキでやってるんだけど、私もちょっとお遊びでジグを入れてみた。魚探には時々わずかな影が 映るだけ。その棚のあたりをしゃくってみるが反応は無し。目の前の船は快調に釣り上げている。コマセで魚を寄せてるんだから当たり前か。こっちは色の付い た金属片のみ。勝てるわけ無し。アホらしくなってすぐに終了。

帰りには回り道して、まだ通ったことのない庄内の航路を探検してから帰港。その後一人でお祝いの昼食をとり、帰宅。夕食はキビレの塩焼きが食卓に。帰省中の息子も娘と共に喜んで食べ、家族で1匹では足りないので次回は2匹以上を釣ってこいとの指令。今シーズンやっと2匹なのに、次回は1日2匹に挑戦である。