srailbase_frp.jpg

あらあら、2ヶ月ぶりの更新となってしまった。^^;

2ヶ月前にスターンレールを取り付けてから、チューブを牽いたりキャスティングレールとして使ったりしていたのだが、あるとき後方支柱ベース部の船体にクラックが入っているのを見つけた。このクラックはゲルコートの部分だけで、FRP自体が割れているわけではないのでそれほど深刻なものではないが、レールからの力によりFRPが変形してゲルコートが割れているのは事実であり、明らかにこの部分の強度不足によるものであった。

実際、このレールの製作者がSRM社長と話をしたところ、ここの部分は元々そういう目的に使われることを想定していないので、何ら特別な補強をしていないとのこと。もしそういうことを想定するのなら、FRP積層を20mm程度にすると言っていたそうだ。今後はそういう使われ方を想定して補強をしていく予定だとのことなので、これから購入するユーザーは安心して艤装できるだろう。

さて、自分のHHを補強しなければならないが、レール製作者がその方法を考案してくれた。上の写真が出来上がったところを内部から撮ったものだが、10mm程度に積層したグラスマットと樹脂を内部形状に合わせて切ったステンレスプレートを使って上部に圧着し、上面と平行な平面を作りながらFRP積層厚を増やすという方法だ。このプレートを製作者に借りて、一昨日の金曜日にマリンサービスの人に作業してもらって完成したばかり。今日はその確認に行ってきたわけだ。

結果は上々。下の写真のように、前回まで挟んでいたゴムを外し、カンペキにコーキングして完全にリジッドな状態で固定。びくともしないし防水も完璧。これで安心して使用できるぞ。^_^v

srailbase_after.jpg

コメント (2) > “スターンレール・ベース部補強”

  1. あらら、クラックが入ってたんですね!
    FRPには影響ないようなので良かったです(^_^;)

    私のHHの同じ場所も確認してみますね。
    補強はSRM社長が入れて下さってるみたいなので、
    安心しきってました(爆

    友人がウェイクにはまってしまったので、まだまだ
    この部分は酷使されそうです(爆
    この前も早朝に連れて行かされました。。。
    めっちゃ寒いんですけどね(^_^;)

    10月 15th, 2008 | 10:35:22
  2. cinqさんの取付方法なら、強度のあるコーナー部の上から大きな面で受けていますので、
    問題が出る心配はないと思いますよ。^_^

    もう寒くなってしまいましたね。結局チューブ牽いたのも一度だけでした。^^;
    来シーズンは、私も是非ウェイクに挑戦したいと思います!
    (って私は引っ張る方専門になりそうですが・・・^^;)

    10月 15th, 2008 | 10:54:10

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