今年も行ってきました!HammerHead & TomBoy Owner’s Meeting in 熊本。昨年に引き続き、熊本県菊池市在住のみっちさんがホスト役となって開催してくれているものだ。基本的には、BBQ宴会で盛り上がった翌日、有明海のボートシーバスで釣り大会、という一泊二日のイベントなのだが、遠くから参加する私はみっちさんに無理を言って、前泊と後泊を入れて三泊四日の日程で今回も熊本を満喫させていただいた。

■5月6日(金)

3月に九州新幹線が全線開通となって、これまでの「つばめ」に加え「みずほ」「さくら」が加わったのだが、私の予約した「さくら」は山陽新幹線に乗り入れしない便だったせいか、便名表示には「さくら」と書いてあるのに、車体は「つばめ」で使われていた800系だった。ちょっと残念だったが、800系の方がオシャレで快適なのでまあいいか。しかしもっと残念だったのは、列車内で済ませるはずだった昼食が、駅弁を買いそびれて食べられなかったこと。まあ昼食はなければなくても構わない。着いたらどこかで「いきなりだんご」でも食べればいいだろう。(笑)

熊本駅に着くと、西側に新幹線口が新設されていた。ここでみっちさんが迎えに来てくれることになっているのだが、いなかったので電話してみるとこちらに向かっているとのこと。しばらく待っていると白いスカイラインで登場。前回の大分ミーティング以来約半年ぶりの再開。早速最初の行程である阿蘇大観峰へ。

熊本からミルクロードを通って大観峰まで。ミルクロードはかつてみっちさんがバイクでかっ飛んでいたという快適なワインディング。少し山の中を走って抜けると、北海道の丘陵とも箱根のスカイラインとも思える景色の良い所に出る。阿蘇外輪山の上だ。直線はほとんど無く、右へ左へと中速コーナーが連続するコース。これは確かにバイクで走りたくなる道だ。次第に阿蘇の街が眼下に見えてくる。

大観峰に着くとまず売店がある。ここで熊本に来たら食べたかった「いきなりだんご」をいきなり食べる。ちょっともっちりした皮にサツマイモとあんこがたっぷり入った団子(というより大きいので大福に近い)がケースの中で蒸かされている。あつあつの団子を頬張りながら展望台へ。(ん?正式名は「いきなりだんご」?「いきなりだご」?どっち?)

下から壁のような外輪山を見渡すのも壮観だが、外輪山から見下ろす景色もまた雄大だ。あいにく雲が多くて中岳の噴煙は見えなかった。このすぐ下にある内牧(うちのまき)というところには仕事で2回ほど来たことがあるが、外輪山の上から阿蘇の街を見下ろしたのは初めて。展望台のすぐ下ではラジコンのグライダーをやっているおじさん達がいて、 これがなかなか面白かった。エンジンがないのに風だけをうまく使って自由に操り、ちゃんとまた戻ってくるのが不思議だ。しかもかなり高速に飛行・旋回す る。こういうのはエンジンがなくてもかなり高いんだろうなぁ。おじさんたちもナイショでずいぶんつぎ込んでるんだろうなぁ。(笑えない)

大観峰は吹きっさらしで風が強く、また結構気温も低いため寒く感じる。冷え切った身体で食べるソフトクリームというのもなかなか乙なものだ。ということで、みっちさん超お薦めのジャージー牛乳のソフトクリームを食べる。おー、さすがに美味い。脂肪分が高くてちょっと濃厚な風味。コーンも軽くてクリームとの相性抜群。これを夏にバイクで走ってきて食べたらたまらんだろうね。

明日の朝は3時起きで天草へ真鯛釣りに行くので、今日の行程はこれでお終い。帰りは菊池渓谷経由で菊池市に入り、みっちさんのお宅にご挨拶してからクルマで七城町の温泉湯まで。

ここがすごかった。入り口を入ると大きなホールに広い休憩スペース。食堂もあれば宿泊施設・レジャー施設もあり、肝心の風呂場は大型ホテルの大浴場並み。しかもキレイ。もちろん天然温泉で露天風呂付き。そして何と言っても天守閣がある!(笑)これで入浴料は大人(中学生以上)300円、小人120円、未就学児童は無料だ!どうだ、まいったか!私はまいりました。m(_._)m

気持ちの良い温泉で癒された後、みっちさん宅で夕食をご馳走になり、翌日の釣りの準備を済ませて早々に就寝。果たして真鯛は釣れるのでしょうか・・・

■5月7日(土)

午前3時起床で3時半前には出発。釣り好きで真鯛釣りが得意のみっちさんのお父さんも一緒だ。食事もそうだが、こうして家族みんなでもてなしてくれるのがとても嬉しい。途中クルマとボートにガソリンを給油。高速を使って一路天草へ。

現地に着いて5時半頃出港。島原湾に浮いて湯島や黒島周辺を鯛ラバや鯛テンヤで攻める。3人で執拗に爆撃を繰り返すも、あまり良い反応がない。

ポツポツ釣れてくるのは、要らないベラや・・・

全然引かないけどおかずには美味しいガラカブ(カサゴ)で・・・

まあ美味しそうなサイズは釣れるが、肝心の真鯛はどうやら本日お休みのようで・・・

結局キープしたのはガラカブとキジハタ(数匹)で10匹ちょっと。翌朝のみなさんのお味噌汁の具となりました。

真鯛が本日休業でちっともかまってくれないので、お昼前には上がって朝お弁当屋で買った残りをクルマで食べながら帰宅。道具を片付け、ボートを洗って、BBQ宴会の準備。まずは熊本名物の馬刺しと紙食器の買い出し。それから酒屋さんからビールサーバーとBBQセットが届いたら火をおこしてコンロの準備。

そんなことをしながら待っていると、集合時間の4時頃になって人が集まり始める。今回は大分からkiyoさん、もっさん、カボスさん、MSさん、ranさん、SRM社長、熊本からtommyさん、姫さん、福岡からM場さん、そして静岡から私と、ホストのみっちさんの合計11名。ミーティング初参加で初対面なのはtommyさんと姫さんのお二人。

宴会は社長の挨拶と乾杯の音頭でスタート。みんなに「KIKUCHI BASE」と呼ばれている、自作スピーカーのオーディオセットが置かれているガレージでJAZZを聴きながら、ボートの話、釣りの話、音楽の話、世間話、×××の話、などいろんな話で盛り上がり。初対面のtommyさんは私よりちょっと年上で同世代。なんと私と同じく今はギターを弾いているけど、かつてはバンドでドラムを叩いていたという方。毎度の事ながらHHやTBを買う人って似てるなぁと思う。(笑)

菊池ゴボウの素揚げとか馬刺しやtommyさん差し入れのカラシ蓮根が美味しかったのもあるが、晩酌を止めて普段酒を飲まなくなりすっかり酒には弱くなったところへ、生ビールがめちゃくちゃ美味かったのでガブガブ飲んでたらやっぱり酔っぱらってしまった。そして酔っぱらったまま片付けをして宴会は屋内に移り2次会へ・・・

この日は朝3時起きで半日釣りをして昼寝なしで準備をしてたから、この時間になるとさすがに眠気との戦いだった。アルコールでさらに増す眠気を何とか堪え、もっさんにアドバイスをもらおうと思っていた自分のフライタックルを出してきた。リールに巻いたラインを見てもらい、シーバスに合ったラインシステムに換えてもらった。そしてもう一つ教えてもらいたかったフライタイイング。なんともっさんは私のためにフライを用意してくれていて、さらにバイスその他一式を取り出して、その場でタイイングレッスンをしてくれた。ううう、感激。(涙)

で、その場では写真を撮るという意識などまるで無かったので、自宅に帰ってから撮ったのが次の写真。上がもっさんが説明しながら巻いてくれたストリーマー。しかし、既に脳みそが9割方寝ていたので(目も閉じていたかもしれない)、出来上がったものを見たとき、その過程を何一つ思い出せなかった。(冷汗)もっさんはそれを知ってか知らずか(いや気付いていたに違いない)、私に「自分でやってみて」と言って最初から説明しながら私にやらせてくれた。それが下のもの。

こんな睡眠不足の酔っぱらいでも、さすがに自分でやっただけあって完璧ではないにしても大体は覚えている。確か黄色の毛の部分は二度付けた覚えがある。しかし上のを見てみてると、一度しか付いていない。そうか、一度付けたものの毛の量が全然足らなくてもう一度付け足したんだな。あちゃー。(もっさん、酔っぱらい相手にありがとね。)

翌朝は6時起きなので、皆さんもう寝ましょうか(助かった・・・)と12時頃就寝。

翌日につづく・・・

今日もバイクで山へ様子見に行ってきた。例年なら浜松祭りの真っ最中で市中は大賑わいといったところだが、今年は震災の関係で早々と戦後初の中止を決定、町内はどこも静かなものだ。それでも一応観光地である浜名湖周辺は静岡や愛知、他県のナンバーが多数見られ、所々で軽い渋滞。こういうときにバイクはいいね。並んでるクルマの脇をスイスイと前へ。いつもとそれほど時間は変わらず現地に到着。

さて、みんなの成長具合はどうかな?と見て回ると、みんなそれぞれに成長していて安心した。オリーブはみんなこのような新芽を出して、それがたくさんの小さな葉っぱとなって大きくなっている。

ところがやはり約一名、問題児の早生次郎くんは相変わらずの沈黙状態。自閉症だろうか?とりあえず気長に待つしか無さそうだ。

植えた苗以外にも、刈った草や木の連中がまぁ実に元気にわしゃわしゃと生えてきていた。やっぱ野生の連中は逞しいねぇ。その生命力たるや、すごいわ。^^;

周りの自然林の木々も元気にあふれている。その中で白い花をたくさん付けているのが目立った。

よく見ると白い小さな花が房状にいっぱい付いている。帰って調べてみたら、「ウワミズザクラ(上溝桜)」というらしい。花や実が食用にもなるらしい。

林の中に入って見上げると、こんな感じ。新緑がキレイだね。

こういった日陰は涼しくて気持ちいいが、日向に出てるとさすがにもう暑い。自分の土地は木を切ってしまって日陰が一部しかない。早く何か作らなくてはとイメージしながら土地を眺めるが、頭が日差しでちんちんになって働かない。とりあえず今月末にみっちさんが来たときの事を考えなければならないのだが・・・

帰りに思わぬ所で同じハンマーヘッドのオーナー「いぬ」さんとばったり。大会頑張って下さいね〜。^_^

いやはや、すっかり出遅れてしまったが、やっと今年最初の釣行に出た。

天候は抜群、気温もバッチリ、海況は最高、そしてメンテが終わったばかりのHHは絶好調。久しぶりに50km/hで気持ちよくぶっ飛ばし一路遠州灘へ。

まーなんて気持ちの良い日だこと。どでかい太陽の下には他のフネもいっぱいだ。(分かってると思うけど、実際にはこんなに大きくない。カメラのせいだからね。)

釣りの方はぜ〜んぜん釣れない。ジギングしてる人は結構いるけど、みんなも釣れてないようだ。あまりに気持ちいいのとあまりに釣れないこともあり、ここで珈琲を飲むことに。お湯を持参のインスタント珈琲。これはこれで美味いのだ。

久しぶりの景色。遠州灘から見た浜松駅前のアクトタワー。

午後から天気が崩れそうだったのでお昼過ぎに浜名湖内に戻り、久しぶりの浜名湖なのでちょっと偵察してからマリーナに帰港。

釣果はなかったけど、久しぶりだからかどうなのか、結構それなりに充実していて楽しかった。でもやっぱり家族にお土産は欲しいなぁ。今日はサビキを持っていかなかったけど、これからは釣法に拘らず食材確保を優先するように心がけよう。

めっちゃ久しぶりにボートの話題。

今日、ボートの定期メンテナンスが終わった。昨シーズンはいろいろ他にやることがあって、なかなかボートに乗れなかった。そうしたら船底に貝や藻がびっしり付いてしまい、それでスピードも極端に落ち、快適に乗れなくなってさらに乗らなくなった。その結果がこれ。この8月で購入してまる5年になるが、ここまでひどい状況になったのは初めて。^^;

それが今日のメンテでこうなった。いやぁ、めっちゃ気分良いです。^_^

整備内容は、船底掃除&塗装、エンジンオイル・ギアオイル・ジンクの交換、各部のグリスアップに加え、今回は購入後5年になるということで、インペラとバッテリーを交換した。使用頻度が少ないせいか、インペラも見た目それほど劣化はしてなかったけど、新品に比べたら明らかにゴムの柔軟性が損なわれていたようだ。

さーて、ボートが気持ちよく整備されたことだし、今シーズンは頑張って出撃するぞーっと。^_^

ハンマーを購入して4年と2ヶ月。ず〜っと海上係留だったので、ビミニトップのカバーが紫外線や熱・湿気でボロボロになってきた。マリンサービスの人に相談したら特注でやってくれるところがあるとのことで、早速注文して作ってもらった。

出来映えは良好。分厚い丈夫な生地でファスナーも大型で壊れにくそう。純正よりもスリムな感じで以前のような両端のばたつきも無さそう。これでまた5〜6年は保ってくれるかな?

■9月19日(日)

いつものように6時半頃目が覚める。私だけ別の部屋に寝ていたので、トイレに行く途中みんなの様子をうかがう。宴会をしたテーブルの周りに5人のおじさんが横たわっている。ぐががが〜。熟睡中である。夕べは遅くまでやってたんだろうなぁ。みんなの寝ている様子も写真に撮ったが、さすがに公開は憚られるので、kiyoさんのメガネがお皿に乗っている写真から、大体どんな様子かお察し願いたい。^^;

トイレから戻ってもう少し寝て、7時半頃にシャワーを浴びる。その後外に出てちょっとぶらぶら。しかしピンさんのお宅はすごいね。家の前の広い駐車スペースには10台分くらいのラインが引いてある。今朝はそこに4台の車と4艇のボートが止まっている。夜中に帰った人もいるし、ピンさんももう仕事で出かけていないので、夕べは正に満車状態。とても個人宅とは思えない。みんなが「公民館のようだ」と言うのももっともだ。

9時頃になってみんな起き出した。「おはようございま〜す」と最初は眠そうな声。そのうちみんなシャキッとしてきて「じゃあ片付けますか」と夕べの片付けが始まる。家の主は仕事でいない。他人の家で誰も勝手が分からないが、誰が仕切るでもなく、各自が自分のやることを決めてどんどん動き出す。人数も多いから作業も早い。ゴミのまとめも洗い上げも終わって一息ついていると、みっちさんが珈琲を入れてくれ、その後もっさんがおにぎりを作って夕べのキムチ鍋(かな?)を温めて朝食に出してくれた。今日から参加するカナロアさんも到着して一緒に食事。なんだろう、この心地よい一体感は・・・

まったりと朝の心地よい時間を過ごしていたら、出港予定の10時を過ぎてしまった。まずい、潮が引いてスロープから降ろせなくなる可能性がある。急いでスロープに向かう。他のメンバーも集合している。案の定、水位が下がりギリギリ降ろせるかどうかというところ。何とか全艇ランチングを終え、今日の目的地である佐賀関に向かって全開でGO!

今日も私はもっさん艇。「もっさん仮面」は今日も魚を求めてひた走る・・・

佐賀関で先に来ていたさささんと合流。ポイントを教えてもらい、みんなでジギング開始。最初にこいちさんがカサゴをゲット。続けてイラもゲット。さすがジギングの名手こいちさんだ。

しばらくして昨日から当たっているみっちさんにヒット! ロッドが気持ちよく弧を描いている。これは大きいぞ。ジギングがほとんど初めてのみっちさんも興奮の様子。時間をかけて上がってきたのは良いサイズのヤズ。やりましたね。みっちさん曰く「ジギング楽しぃ〜!」。ふふふ、完全にハマりましたな。~_~

私の方も何とかカサゴをゲット。かろうじてボウズは回避。

しばらくやった後いくつかポイントを変えるが、魚探でのベイトの反応がなく、なかなか釣果が出ない。そこでさささんの後に付いてみっち&MS艇と共に真鯛ポイントへ。

ここでさささんからもらった自作テンヤを試す。エサももらったエビ。ジギングしてたタックルにそのまま付けたので、ラインは1.5号。潮もそれなりに動いていて、なかなか底が取れない。後で聞いたらラインは0.6号くらいの細い奴を使うらしい。0.8号を巻いたリールは持っていたので替えれば良かったんだ。残念。

私の方は相変わらずアタリ無しが続く。いくつか場所を変えてやっていると携帯に電話。さささんから「真鯛釣れましたよ〜」との連絡。早速行ってみると、60アップ(かな?)の立派な真鯛を掲げたさささんが。さすがです。

その後MSさんが帰るというので、同乗していたみっちさんはさささんのボートに乗り換え数十分ウロウロしたが、もう釣れそうな気配もないので馬場の瀬の方に戻ることに。

もっさんはさささん艇の後ろにぴったり付いてスタビ付きのボートが作る引き波に乗っていく。こうするとスロットルをあまり開けることなくスピードが出るので省エネになるのだそうだ。まるでスリップストリーム走法みたいだ。途中いきなりさささん艇が止まるので何事かと思ったら、みっちさんの座っている生け簀から水があふれ出てズボンがびしょ濡れになったとのこと。原因は生け簀にビニール袋が入っていて、それが排水側のスカッパに貼り付いたためらしい。生け簀にビニール袋は厳禁ですな。

とりあえず馬場の瀬まで戻ってみたが、あまり面白い釣りも出来そうもないので、もっさんにお願いして河口でチヌ(クロダイ・キビレ)をフライで狙おうということになった。

今度は昨夜のバースとは違って距離を出さなきゃいけない。いや、いけないわけじゃないんだが、こういうオープンな場所では、出来るだけ遠くにキャストして引いてきた方が広範囲に探れるわけだ。遠くに飛ばすとなるとキャストの仕方も変わってくる。ラインのスピードを上げるために、右手でロッドを前後に振るタイミングに合わせて左手でラインを強く引き、ラインに勢いが付いたら左手を緩めてラインを送り込む、ということの繰り返しをやるわけだ。これが難しい。タイミングがジャストに合わないとラインは簡単に失速してしまう。これは何度も何度も練習をして身体で覚えるしかない。ただ、今回もっさんからその理屈とコツを教えてもらったので、あとは練習あるのみだ。

一生懸命練習に励んでいると、もっさんの携帯にkiyoさんから「河口でなんか沸いてるよ」とのお誘い。どうやらみんな河口に戻ってきているようだ。フライのレッスンは終了して行ってみると、なるほどあちこちでベイトボールが移動しているのが見える。それではとルアーを投げ込んでみると、かかるのはダツばかり。投げても投げてもダツばかり。その中でも絶好調のみっちさんはキビレをゲット。めでたく五目を達成だ。

夕暮れも近づき、そろそろみんな疲れが出てきたので上がることに。スロープの順番待ちの間にTomboyを運転させてもらった。これは楽しい。HammerがドライビングならTomはライディングだ。バイク乗りには良い感じでフィットする。トラックポジションに近いステアリングとノブの使い心地もいい。後部はまるまる釣りのスペースに使えるし、遠州灘はちょっと無理だけど、浜名湖内ならこっちの方が使い勝手がいいかも・・・

さて、みんな上がって片付けを済ませ、またまたピンさん邸に集合。昨日に引き続きranさんも来て、プロの料理人としていろいろ作ってくれる。ありがたや〜。それを待っている間、買ってきてくれた「くろめたこ焼き」というたこ焼きをみんなでつまみながら缶ビール。「くろめ」とは海藻らしいのだが、柔らかい細切りの昆布の佃煮といった感じのものが入っている。これがアクセントになって美味しいのだが、これが入ってない普通のノーマルバージョンでも十分美味い。ビールとの相性も抜群であっという間になくなっていく・・・

このあたりになるともうすっかり写真を撮ることを忘れているので、貼り付ける写真もない。この後も次から次へと出てくる料理をつまみに話も盛り上がり、夜は更けていき、例によって私は耐えきれずにダウン、みんなはまた3〜4時まで話し込んでいたそうな・・・おつかれっした。m(_._)m

■9月20日(月)敬老の日

当初の計画ではこの日も朝から河口でチヌを狙う予定であったが、昨日の釣行を終えた時点でみなさんお腹いっぱい。釣りはもうお終いにしてゆっくりしましょうってことで、この日も遅くまで飲んでゆっくりと起床。夕べの片付けをしながら荷物をまとめ、例によってみっちさんの淹れてくれた珈琲を飲んで一服。その後みんなでブランチを食べに出るが、10時過ぎではまだどこもやっているはずもなく、結局24時間のJoyfullへ。こいちさんの飛行機の時間もあるのであまりのんびりも出来ず、一度ピンさん邸に戻ってそこでお礼の挨拶と再会を約束して解散。私とこいちさんはみっちさんにそれぞれ別府駅と大分空港まで送ってもらうことに。

途中ボートを保管場所まで置きに行くkiyoさんに抜かれる。

私は別府駅でこいちさんとみっちさんとお別れ。秋田と熊本と静岡の人間だけど、また近いうちにどっかで会うんだろうなぁ。^^;

前に来たときもそうだったが、それまで晴れていた空が電車に乗った途端に雲が出てきた。今回は中津あたりでぽつぽつと雨が来た。しかし大降りにはならず。

小倉駅で新幹線に乗り換え。小倉もちょっと雨雲がかかっている。本州の方はどうなんだろうなぁ、と思いながら列車を待つのであった。

今回はこれまでにも増して楽しい旅であった。ここでは一人一人名前を挙げてお礼を申し上げることはしないが、企画をしてくれたkiyoさんはじめ、ホスト役としてお世話してくれた大分の方々、大分の人のような熊本のみっちさん、そして参加された全ての皆さん、本当にありがとう。HammerHeadというボートを買ったことで、素敵なボートライフを手に入れただけでなく、同時に素敵な仲間も得られたことに幸せを感じます。またこれからも一緒に楽しみましょう。^_^

この三連休、5月末の熊本遠征に引き続き、3回目の大分遠征に行ってきた。今回も「H&T Owner’s Meeting」ということで、シュガーレイの兄弟艇「Hammer Head」と「Tomboy」のオーナーズ・ミーティングである。大分ミーティングは、毎回大分在住のkiyoさんが中心となって企画をしてくれるのだが、今回はなんと二泊三日でしかも合宿形式とのこと。さらに三日間ゴリゴリに釣りをするという。天気予報もこれ以上ない好天。もう行く前からウヒウヒ(~_~)の遠征となった。

■9月18日(土)

6:32浜松発のこだまに乗る。名古屋でのぞみに乗り換え、小倉で大分行きの特急に乗り換えるとお昼前には別府に着く。今回は着替えのリュックの他に、パンパンに膨らんだ釣り道具用のショルダーバッグを追加。まあ持ってってもほとんどのものは使わないんだけどね。持ってかないと不安なのよね、釣り人は。^^;

別府に着いたら、秋田からのこいちさん、熊本からのみっちさん、大分の釣り天狗さんとkiyoさんと5人で一緒に昼食を取ろうと言うことになっていて、改札で出迎えてくれたkiyoさんと待ち合わせ場所へ。釣り天狗さんとは初対面なのでご挨拶。照英を一回り小さくしたようなカッコイイ人であった。

その後駅前の店で鳥天定食を食べ(美味かったぁ〜)、釣具屋へ寄って小物釣り用に12gのジグを買い、その後ボートを取りに行って合宿所となるピンさん邸へ。家の主はまだ仕事で不在。カギを借りているので留守宅にお邪魔し、荷物を置いて準備を済ませ、16時にいざ集合場所のスロープへ。

集合場所には福岡からのM場さん、大分のカボスさん、同じくもっさんも来ていて、それぞれに分乗して出港。秋田のこいちさんはkiyoさん艇に。

カボスさんとM場さんは、みっちさんとお借りしたピンさん艇に。

釣り天狗さんはご自分の超弩級カスタム艇に。

そして私は今回、もっさんのTomboyに乗せてもらうことになった。今回もっさんからはフライの手ほどきを受ける予定で、とても楽しみである。

今日の予定は、夕暮れまで馬場の瀬でアジ・タチなどをジグで狙い、日が沈んだらバースでシーバス狙いという案配。馬場の瀬では爆釣とは行かないが、みんなぽつぽつと釣れていたようだ。私も結構良いサイズのタチをゲット。この他にも良い型のムロアジをゲットした。

そのうち近くで「鯛だ鯛だ〜!」と騒ぐ声。見るとみっちさんが良いサイズの真鯛を釣ったようだ。それもクルクルで。さすが地元でクルクル使いのみっちさん。何でも釣ってしまいます。^o^(残念ながら写真ありません。)

と〜おき〜♪ や〜まに〜♪ 日〜は落〜ちて〜♪

そろそろ夕まずめのゴールデンタイムに突入・・・のはずなんですが、釣果の方はそれほど変化もなく・・・そのまま海は暗闇に飲まれていくのであった・・・

海が暗闇に包まれると、突然海上に月が現れた。と思ったら釣り天狗さんのハンマーじゃないですか。

おおー、強力なLEDライトで海面を照らしてるじゃありませんか。この集魚灯で魚を集めて釣るわけですね。しっかしこの装備、すげーなー。@_@;

さて、いよいよお楽しみであったフライのレクチャーだ。キャスティングの基本を教えてもらい、バースに付いたシーバスを狙う。上手くキャスティングできなくても良いから、とにかく一匹捕ってフライの醍醐味を味わってもらいたい、というのがもっさんの心遣い。

慣れない手つきで飛ばないながらも、何とかフライをバースの灯りの明暗部に送り込む。フライが明るいところに出たとこで、シーバスが寄ってきて見ているのが見える。ドキドキする。食えっ、ほら食えっ!・・・食わない。;_; 一度60cmクラスがバシュッと派手にライズした。頑張ってそこを狙うも反応なし。結局食わせることすら出来なかった。残念ではあったがフライフィッシングの雰囲気は体感できた。これは面白いぞ。結構自分に合っていると思う。別の言い方をすれば、ハマる気配濃厚。^^;

時間も21時になるので納竿。スロープに戻ってボートをあげた後、みんなで合宿所となるピンさん邸へ。主のピンさんも仕事から帰っていて、私は初対面のご挨拶。そのうち台所で料理のプロである釣り天狗さんによる捌きショーが始まる。

まずはみっちさんが釣った真鯛。なんと鱗も取らず、頭も落とさず、いきなり身に包丁を入れ三枚におろした。それもあっという間だ。鱗の付いたままの皮を引き、中骨の部分を削いだら次々と刺身になっていく。早い早い。

皿に盛られた鯛の刺身の横には、今度は次々にタチウオが刺身となって盛られていく。カボスを添えて、出来上がったのがこれだ。山盛りの刺身。^o^

それから釣り天狗さんが経営するお店からの差し入れと言うことでオードブルが。うひょ〜。

それから、先に海へ出ていてこのピンさん邸で合流したMSさんのお手製料理。ヤズ(イナダ、ハマチ)のゴマだれ漬けと衣揚げ。どちらも抜群に美味し!

缶ビールで乾杯のあとは、焼酎やワインで延々と釣り談義、ボート談義。

私はこの日朝5時起きで、新幹線は名古屋から岡山まで立ちっぱなしだったし、5時間以上の列車の旅のあと夜まで釣りをやって、普段家では飲まない酒を飲んだもんだから、もう眠気に抗えず1時半頃ダウン。他のみんなは3時半頃までだったそうで・・・元気ですなぁ。^^;

翌日に続く・・・

昨日11日、3ヶ月ぶりくらいになるだろうか、久しぶりにHHで釣りに出た。久しぶりな上にカヤックやらバイクやら他のことをいろいろやっていたので、HHで釣りに出ることの手順やら要領をずいぶん忘れている。そんな状態なので、今回の釣りは欲張らずに浜名湖内でシーバスを狙うことだけに限定した。

しばらくぶりにHHが係留されている桟橋に行くと、この夏の間動かさなかったために、船底やら船外機やらにいろんなものが付着していた。こりゃあスピードがだいぶ落ちるな・・・と思いながらエンジンをかける。一発で始動。毎年春にきちんとメンテしてるので心配はしていない。とりあえず問題なく準備を終え7時過ぎに出港。

奥浜名湖に向けて近いところからポイントを打っていく。反応はまるで無し。水温も海水が外海と入れ替わりやすい表浜名湖でさえ28度前後。奥に向かっていくと水温も上がり30度近くになってくる。おまけに水の中はボラだらけ。大きいのから小さいのまでウジャウジャだ。これじゃあいくらルアーを投げたってシーバスが食いつくはずもない。もっともそこにシーバスがいる気配もない。

奥へくると水温は30度を超える。浅場は捨てて深場を探ってみるが反応はない。シェードのある橋脚も狙ってみるが、こちらも無反応。まあリハビリだと思って場所を変えながら根気よくキャストを続ける。

一番奥の猪鼻湖の奥まで行ってから、さあ次へ行こうとエンジンをかけ、しばらく走ったところでエンジンが急にストール。え?なんで?燃料コックを閉めたっけ?などと思いながら燃料系をチェックするが問題ない。もう一度手押しの燃料ポンプで燃料を送りセルを回すと、かかるにはかかるが、またすぐにストールしてしまう。そのうち全くかからなくなる。まいった。

燃料の次に疑ったのがプラグ。しかしスペアを持っていない。どうしようもないのでマリンサービスに電話する。状況を説明しながらチェックをするが、これまでと同じ。とりあえずプラグを交換してみてダメなら曳航して帰港するということで、助けに来てくれることになった。こういうときにも普段から面倒見てもらっているところがあると心強い。

プラグの交換は、写真のようにチルトアップしてカバーを外し、エンジン後方にある3つのプラグキャップを外し、中にあるプラグをプラグレンチで外して交換する。交換を終えてエンジン始動。一発でかかる。ストールはしない。やっぱりプラグだったのか?

外したプラグを見てみたが、異常は見あたらなかった。昔のエンジンは焼けすぎたりかぶったりということがあったが、今のエンジンはインジェクションで異常燃焼はほとんどない。焼け具合も適切だったし、ブリッジと呼ばれる短絡もない。しかし、マリンサービスの人の話によると、プラグは突然スパークしなくなる現象が事例としてあるそうだ。原因は分からないが、過去に何度か経験しているそうだ。しかし、通常は止めていたエンジンがかからなくなるケースで、走っていて突然止まるケースは珍しいとのこと。

そういうスタッフの経験から毎年プラグを新しいものに替えるようにしていたが、それでもこういうことがあると、果たして替えることが良いことなのか悪いことなのか分からなくなってくる。しかし、いずれにしてもトラブルはいつやってくるか分からないので、フネにスペアのプラグは常備しておくようにしたい。私は身近にヘルプを頼める人がいる環境にあるが、状況によっては自分で交換しなければならない場合も出てくるだろう。今回はその時のためのお勉強だと思えばいい。プラグ3本と工具を常備していることなど大した負担ではない。プラグを係留艇の中に常備となると、密閉容器が必要になるだろう。早速準備しよう。

■5月31日(月)

朝起きてネットでサッカーの結果を調べた。なにー!?中沢のオウンゴールで逆転負けー!?という仰天の結果なるも、3点全ては日本のゴールで相手の入れたゴールはゼロだ。あはは、そう考えれば気分が良い。昨日のハエ釣りといい、サッカーの結果といい、なんか気分が良いぞ。今日は良い結果が出そうな予感。^_^

しかーし、昨日よりもアタリが多くあるも乗らず、風も出てきてまたもや撃沈か・・・というところで「hideoさんが終了って言ったところで終わりにします」というみっちさんのお言葉。そこから数投したところで「よし、これを最後にしよう」と決めて最後の一投を・・・

じゃーん、出ました。正に奇跡の1匹。^o^

実はこの日の釣りは、前日のkiyoさんやもっさんの釣りを見ていて感じたのか、いろいろ考えながら釣るようになっていた。というか、水中のルアーの動きをイメージしながら集中していた気がする。で、それをいろいろ変化させながらやっていたと思う。その集中は、最後の一投が一番高かったのは間違いない。気合いを入れ直し、着水からポイントを通し引いてくるまでずっと集中していたのを覚えている。あぁ、そういうことか、と思った。kiyoさん達は、これを毎回ずっとやってるんだと。今回の釣行で、大事なものを一つ得た気がした。サイズは小さいけれど、価値の大きな1匹である。

みっちさんがせっかく企画してくれて準備してくれて釣らせてくれようとしているのだから、本当に釣れて良かった。みっちさんもとても喜んでくれた。ありがとう。

気分良く終わったところで美味しい料理で腹ごしらえ。カンパチのあら炊きと鯛のあら汁。大変美味しゅうございました。^o^

その後みっちさんに熊本駅まで送ってもらい、そこでお別れ。今回は何から何までお世話になり、本当にありがとうございました。お陰様で熊本と有明海を堪能することができました。快く迎えて下さったご家族の方、特にいろいろとお世話して下さった可愛らしい奥様に、くれぐれもよろしくお伝えください。そうそう、カズくんにもよろしくね。^_^

熊本から博多まではリレーつばめ。博多でのぞみに乗り換えて名古屋、そして浜松へ。つくづく思うけど、ハンマーヘッドという同じボートに乗っているというだけで、なぜこんなにも気が通じ合って気持ちの良い交流ができるんだろうなぁ。きっと、このボートは同じ感覚を持った人が選ぶボートなんだろうね。そういう人たちを惹き寄せる何かがあるんだろうな、このボートには。

■5月30日(日)

昨夜遅くまでの宴会がたたり、みっちさん宅を出たのは結局6時半近くとなり、熊本の港から出たのは8時近くとなってしまった。それでもボートが海に浮かぶと、眠そうだったみんなの顔にも気合いが入ってきたようだ。

朝日に映える真っ赤のトンボイ。さあ、行きますか!

みっちさんのハンマーに続いて、MSさんの真っ赤のハンマーにもっさんの真っ赤のトンボイ。華やかです。

ポイントに着いて私が最初に投げたのはバス用に使っていたサミー(ペンシル)。一投目からいきなり派手なチェイス!しかしその正体はダツ。でも良い雰囲気でやる気アップ!

そのうちみっちさんにも何度かアタリが。しかし乗らない。そして「よっしゃ!乗った!」との声。寄せてみると、あれ?・・・やっぱりダツ。^^;

その後私にもヒット!ぐっと乗って「よっしゃ!」と思ったのもつかの間、寄せようとした瞬間にフッとフックが外れた。掛かりが浅くて身切れしたような感触。がっくし。orz

これが有名な通称「バナナポッキー」。茶色のやつは「チョコポッキー」という。確かに見るからにポッキーである。ここにつくシーバスをデッドに狙っていくのだが、だんだん風が強くなりボートも揺れて狙いにくくなってくる。なかなか反応も少なく、釣りやすいポイントを求めて移動を繰り返す。

お茶目な暴走コンビ。サッカーではシューズの裏を見せたらイエローである。

だんだん風も強くなりウサギが跳ね出したので、釣りにもならず昼を待たずして敢え無く終了。ボートをあげた後、白川の河川敷にボートを置いて、全員みっちさんのクルマに乗ってラーメン屋へ。

ラーメン屋「黒亭」で私は標準のラーメンを。こってり系とんこつの細麺で美味しかった。みっちさんの友人曰く「ゲップが美味いラーメン」だそうだ。何となく分かる気がする。

その後ボートのところまで戻るが、やはりみんな不完全燃焼で解散する気にならない。しばらくそこで話しをする。ところで、翌日は今日合流するぴんさんとみっちさんと私で天草の方へ真鯛釣りに行く予定だったが、明日も風が落ちないだろうとの予想から天草行きは断念することに。旅館をキャンセルして、ぴんさんにその旨を電話。ぴんさんも今回の熊本入りはパスとなった。私はもう一泊をみっちさん宅に泊めてもらうことになり、阿蘇の方へ観光にでも行こうかということになった。

まったり時間を過ごしているうちに、どうにも釣り好きオヤジ達はガマンできないらしく、近くの橋の橋脚を狙ってみようということになった。まずはkiyoさんがルアー、コースや深さ、スピードやアクションをいろいろと変えながら攻めるも無反応。そのうち、もう少し上流に堰堤があったから行ってみようということになり、だんだん釣りモードがエスカレート。ボートを切り離して2台のクルマで行ってみる。

雰囲気的には非常に良い感じ。流れ込んでいるところにはいかにもシーバスがついていそうだ。ここでみんな揃って投げることになるが、ここでもkiyoさんともっさんの二人はひと味違う。常に状況を観察し、どうしたらいいかを考え、考えられる全てを試している。しかも一投一投に集中している。質が高い。いつもこういう感じで釣りをしているのだろう。だからこそ人より結果を出すのだ。凄く勉強になった。

しばらく投げた後、一旦みっちさん宅に戻りお茶をいただきながら話しをした後解散。kiyoさんともっさんとMSさんは大分へ。みっちさんと私はカズキくんを連れて裏の川へハエ釣りに。

急な斜面の竹藪の中を降りていく。竹の枯れ葉が滑るので慎重に降りないと簡単に尻餅をつく。私も一回やってしまった。

竹藪を抜けると川に出る。そこからちょっと歩いたところが流れ込みと淵がある絶好のポイントだ。

石の下にいるカワムシやその他の昆虫の幼虫を捕まえてエサにする。魚は非常に目が良いらしく、ハリよりも小さな虫でもちゃんと食ってくる。のんびりとした釣りだが、これもまた楽し。

結局十数匹釣れて、なかなかの釣果。持って帰って南蛮漬けにしてもらい、夕食にいただいた。特に美味しい魚というわけではないが、自然の恵みをいただくという意味で、何か幸せな気分になった。自然に感謝。

夕食前にまた近くの温泉に連れて行ってもらったが、その途中に寄った菊池神社。大きくはないが風格のある立派な神社だ。ここから見る市街や遠く熊本の金峰山の眺めもいい。うん、本当に良いところだ。

食事の後、ネットで翌日の風を調べたら、今日と同じような感じ。午前中早い時間は釣りが出来そうだ。よし、もう一度同じところでリベンジだ、ということになった。サッカーのイングランド戦を闘莉王のオウンゴールまで見て就寝。明日は5時起きだ。