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昨日11日、3ヶ月ぶりくらいになるだろうか、久しぶりにHHで釣りに出た。久しぶりな上にカヤックやらバイクやら他のことをいろいろやっていたので、HHで釣りに出ることの手順やら要領をずいぶん忘れている。そんな状態なので、今回の釣りは欲張らずに浜名湖内でシーバスを狙うことだけに限定した。
しばらくぶりにHHが係留されている桟橋に行くと、この夏の間動かさなかったために、船底やら船外機やらにいろんなものが付着していた。こりゃあスピードがだいぶ落ちるな・・・と思いながらエンジンをかける。一発で始動。毎年春にきちんとメンテしてるので心配はしていない。とりあえず問題なく準備を終え7時過ぎに出港。
奥浜名湖に向けて近いところからポイントを打っていく。反応はまるで無し。水温も海水が外海と入れ替わりやすい表浜名湖でさえ28度前後。奥に向かっていくと水温も上がり30度近くになってくる。おまけに水の中はボラだらけ。大きいのから小さいのまでウジャウジャだ。これじゃあいくらルアーを投げたってシーバスが食いつくはずもない。もっともそこにシーバスがいる気配もない。
奥へくると水温は30度を超える。浅場は捨てて深場を探ってみるが反応はない。シェードのある橋脚も狙ってみるが、こちらも無反応。まあリハビリだと思って場所を変えながら根気よくキャストを続ける。
一番奥の猪鼻湖の奥まで行ってから、さあ次へ行こうとエンジンをかけ、しばらく走ったところでエンジンが急にストール。え?なんで?燃料コックを閉めたっけ?などと思いながら燃料系をチェックするが問題ない。もう一度手押しの燃料ポンプで燃料を送りセルを回すと、かかるにはかかるが、またすぐにストールしてしまう。そのうち全くかからなくなる。まいった。
燃料の次に疑ったのがプラグ。しかしスペアを持っていない。どうしようもないのでマリンサービスに電話する。状況を説明しながらチェックをするが、これまでと同じ。とりあえずプラグを交換してみてダメなら曳航して帰港するということで、助けに来てくれることになった。こういうときにも普段から面倒見てもらっているところがあると心強い。
プラグの交換は、写真のようにチルトアップしてカバーを外し、エンジン後方にある3つのプラグキャップを外し、中にあるプラグをプラグレンチで外して交換する。交換を終えてエンジン始動。一発でかかる。ストールはしない。やっぱりプラグだったのか?
外したプラグを見てみたが、異常は見あたらなかった。昔のエンジンは焼けすぎたりかぶったりということがあったが、今のエンジンはインジェクションで異常燃焼はほとんどない。焼け具合も適切だったし、ブリッジと呼ばれる短絡もない。しかし、マリンサービスの人の話によると、プラグは突然スパークしなくなる現象が事例としてあるそうだ。原因は分からないが、過去に何度か経験しているそうだ。しかし、通常は止めていたエンジンがかからなくなるケースで、走っていて突然止まるケースは珍しいとのこと。
そういうスタッフの経験から毎年プラグを新しいものに替えるようにしていたが、それでもこういうことがあると、果たして替えることが良いことなのか悪いことなのか分からなくなってくる。しかし、いずれにしてもトラブルはいつやってくるか分からないので、フネにスペアのプラグは常備しておくようにしたい。私は身近にヘルプを頼める人がいる環境にあるが、状況によっては自分で交換しなければならない場合も出てくるだろう。今回はその時のためのお勉強だと思えばいい。プラグ3本と工具を常備していることなど大した負担ではない。プラグを係留艇の中に常備となると、密閉容器が必要になるだろう。早速準備しよう。
止まりましたかぁ・・
海上でのプラグ交換。難しいんですよね~
私、波立つ山口沖でカバー開けましたが、何もできませんでした(苦笑)。
さささんはオーバーヒートでしたよね。
あれではカバーを開けてもお手上げ状態ですよね。;_;
今回は波も全くない状態でしたから交換が楽でしたけど、
これがうねりや風波の中でとなると厳しいですよねぇ。
スターンレールがあるのが素人にはせめてもの救いですが。
いずれにしても、出来る状況かどうかはその時次第で
とにもかくにもプラグと工具がなければ話しになりません。
それだけは用意しておこうと思います。
プラグでしたか・・・
ぼくは、一度海の上でエンストしてエンジンがかからず、パニックになりかけていたら、燃料ホースが外れていたという事がありました、
一緒に乗ってた友人に爆笑されましたが、かなり焦りました。
海の上のトラブルは怖いですよねー。
そうゆうときは、あせらず、まずおにぎりを食べながらじっくりと考えます・・・ちがうか・・・
>みっちゃん
私も納艇後、家族を乗せて初めて奥浜名湖へ行ったとき、
突然エンジンが止まってその後かからず焦ったことがあります。
原因は燃料タンクのエアバルブが閉まっていたからですが、
フネを引き渡されたときにそのことを聞いていなかったのです。
結局マリンサービスに電話して事なきを得たのですが、そのときに、
フネってのはクルマと違って簡単にエンストするなぁと実感したのでした。
今回の場合はそういう経験もあってまず燃料系を疑ったのですが、
異常が見つからなかったのでその次のプラグを疑ったのでした。
オーバーヒートやセンサー異常が無い限り、燃料が送られて火花が飛べば
とりあえずエンジンは動くはずですから、燃料系→プラグ→電気系統という
チェックになると思います。でも自分で出来るのはプラグまででしょうから
とりあえずそこまでの準備だけはしておきたいと思います。
これって怖いなぁ・・・
飛島に通ってるし、通っていなくても、地元沖で起きたら・・・と
思うとぞっとします。hideoさんと同時期の購入ですので。
プラグは3年目で駄目になり、今年春に交換しています。
ようやく涼しくなってきたので、エンペラの交換をしようと思っています。
>こいちさん
怖いのは、これがメンテを怠っていたから起きたトラブルではないことです。
こういう事例があるからと毎年プラグを新しいものに交換していたにも関わらず
起きてしまったことがショックでした。
ですから、いつ起きても自力で交換が可能なように新しいプラグを常備して、
年一度のメンテの時には常備しているプラグと交換して、新しいものを
常備に補充するというローテーションを考えています。
海上でのトラブルは避けたいですが、こんなこともあるんですね(汗
交換も楽な海面で良かったです。
私は完全に人的ミスのガス欠で止まりました(爆)
ウェイク中でしたので2人力(バタ足)で漕ぎましたが、もう漂流は
したくないですね(^_^;)
備えあればなので、プラグ交換一式準備したいと思います。
>cinqさん
こういう事もあるという認識から毎年無条件にプラグを交換していたのに、
起きてしまうんですね。恐ろしい・・・
普段からメンテしているつもりでもいつ何が起きるか分からないって事ですから、
海上でトラブったとき、少なくとも自分で出来ることだけは備えておくべきだ
ということを実感した出来事でした。