田植え

今日は二十四節気の芒種(ぼうしゅ)。 芒(のぎ : イネ科植物の果実を包む穎(えい)すなわち稲でいう籾殻にあるとげのような突起)を持った植物の種をまく頃、だそうだ。うちの近所の田んぼもすべて田植えは終わったようだ。

毎日デスクワークばかりの生活だと所詮季節というものは「感じる」ものでしかないが、農家の人たちにとっては季節(=暦)が生活の「リズム」そのものなんだなぁと、毎日散歩で見ていて思う。

釣りをするようになって、(所詮趣味の域での話だが)私も少しずつ季節が行動に結びつくようになった。 自然が季節と共に動いている以上、自然を相手にするには自分もそれに合わせるしかない。でもそれによって自然との一体感を感じられるとき、とても幸福な気持ちになる。やはり人間は自然の一部なんだなと思う。

東急ホテルレストラン

GWで息子達が帰省。今日は高2の次男を連れての初のマジ釣り。 前回行ったときは、娘と3人でタコを狙ったんだが、時季もはずれていたし潮も悪く1時間ほどで止めて、後はクルージングで終わっていた。

息子達とは2000年から一緒にバス釣りをやってきたので、ルアー釣りの基本的なことは分かっている。後は浜名湖ボートシーバス用のルアーの動かし方を教えて早速スタート。

出港は10時半。午前中は大潮の下げ。今日はタコも狙いたかったので、昼過ぎの下げ止まりの潮が緩い時を待つために、まずは競艇場周りでシーバス狙い。リップレスミノーで数カ所探ってみるが、いかんせん今日はフネも多く、静かに近づけるポイントなどどこにも無し。それでも忍耐強く攻めてみるが、やはり反応は無し。

その後表浜名湖をぐるっと回ってから庄内湖の入り口まで行ってちょっと攻める。反応無し。そこから村櫛水路・S字航路を抜けたところでまたちょっと攻める。反応無し。

そろそろ時間も良いかなとタコ漁場に戻ったが、下げ潮がまだキツイ。それでもとしばらくやってみる。ほどなくしてギュイーンとタコの感触!おお、いるじゃんか!と巻いてきたら見えるところでフックアウト・・・がっくし。orz それ以降、根掛かりはあっても反応は無し。

相変わらず潮が速い上に流れ藻がひどくて釣りにくいのでタコは終了、腹も減ったのでランチタイム。ここから一気に猪鼻湖の東急リゾートへ。またまたホテルのランチバイキングだが、今日は次男と二人。写真ではもうピークタイムは終わって空いているが、我々が入ったときには運良く1テーブルだけ空いていた満席状態。さすがGWだね。

二人でおいしいランチをたらふく食って(16才男子はまあよく食べるねー)、きつくなったお腹と眠くなった頭で午後の部突入。

奥浜名湖のいつものポイントでいつものポッピング。今日はなかなか反応がよい。ボラ以外の魚の気配がする。時々周りでライズがある。小魚をチェイスしているやつがいる。次男のルアーにバイトしてきたやつがいる。なかなかいいぞ。

午後の南風に乗せて3流し目くらいに、私のポッパーに豪快にヒット!やった!お、なかなかの引きだ。暴れる暴れる。そして魚体が水面に飛び出た。え゛!なにあれ?うなぎ?!@@;

そう、まるで蛇のような魚体が 水上で踊り狂ったのだ。まさかうなぎがポッパーに食いついて暴れるなんてこたぁないよな、と思いながら引いてくると、なんと70cmを越えようかという立派なダツ。いやぁ、ダツ、初めて釣りました。^^;

息子が見るなり「うまそう!」と言った。確かに見た目はサヨリと太刀魚のあいのこみたいでうまそうだが、ダツがうまいという話は全く聞いたことがなかったので、早々にお帰り願った。まあ派手なヒットとそこそこのファイトが面白いけど、やっぱり釣るならシーバスがいいなぁ。(もちろんクロやキビレでもOKよん。)

初ダツ

Action Cam

昨夜は友人達と遅くまで飲めや唄えやの宴会だったので、今朝は遅めの10時半出港。今日は天気はよいが潮がよくない。今日は小潮で、私が釣っている時間帯は潮がほとんど動かない。それでも一通り真面目に攻めるが、全く反応無し。

多分そんなとこだろうと思って、今日はHHの走行ムービーを撮影しようと、以前購入したムービーカメラを持ってきていた。写真のようにコンソールのハンドレール右側に取り付けてみた。その映像がこちら。

走行ムービー

アイドリングの静止状態で結構揺れのある湖面を40〜45km/hで走ってみた。アイドリング時のエンジンの振動や波から受ける衝撃で画像が歪むのが何ともチープなのだが、まあそれなりに撮れているのではないだろうか。(圧縮したので多少画像が荒れている。)

右斜め前からの風を受けながらだが、波にぶつかったときにしぶきをかぶるくらいで、それ以外では通常スプレーを浴びることはほとんど無かった。まあこの程度の風ではそんなもんか。

東急ホテルレストラン

今日もボウズ。でも気分は上々。な〜んでか?

って別に大層な理由があるわけじゃない。 なんか自由で快適な一日だったから。^_^

今日は前回よりちょっと遅めの朝8時出港。この時間は大潮の下げ。湖内の水がすべて今切口に向かって流れていく。さすがに大潮の時の流れは速い。水が集まる水路はまるで川の流れのようだ。その流れに乗って競艇場回りを探っていく。アタリはないが、たまに魚影が見えたりして良い雰囲気。藻の付き方など湖底の様子をうかがいながらルアーを打っていく。

一通り終えて湖奥へ向かう。中央水路を北へ流す。周りのフネの様子を見ながら30km/hくらいでトロトロと。中央水路を抜けたところで再開。風も弱くさざ波が立つ程度の湖面。のんびりと、でも結構ルアーには集中してエリアを攻めていると、最初曇りがちだった空もいつのまにか気持ちよい青空に。暑くなってきてTシャツになる。

次に景色を楽しみながら舘山寺周辺を攻める。大小の遊覧船が行き来する。湖畔には家族連れやカップルが水遊び。う〜ん、みんな良い休日を送ってるね。^_^

エリアごとに時間をかけて楽しんでいたのでいつの間にか昼近くになってしまい、昼食をどうしようかと迷う。これからマリーナに帰って食べに行くのは時間もかかるし面倒だ。そうそう、久しぶりに東急リゾートへ行って食べようと思い付き、一路猪鼻湖へ。

途中いくつかのポイントで様子見のキャストをしながら、久しぶりの東急ハーベストクラブ浜名湖のホテルレストランへ。東急リゾートの浮き桟橋に係留して、上の写真のレストランでランチバイキング。 ここの料理はおいしいからいっぱい食べた。満足満足。惜しむらくは一人で食べるレストランの食事は寂しいってこと。できれば家族や友人と食べたいよね。でも釣りは一人でしたい。う〜ん、うまくいかんもんだ。^^;

午後の部は各ポイントをチェックしながら、また湖底の様子を探りながら、はたまた気になったエリアなどに寄り道しながら、結局3時過ぎに帰港。マリーナではスタッフやここで知り合ったオーナーの方などとおしゃべり。今日のルアー組の皆さんは全滅とのこと。^^;  しかし、釣りはダメでも、BBQで盛り上がるグループあり、潮干狩りでアサリをゲットしてくる人あり。皆さん楽しくやっておられるようで。^_^

というわけで、気の向くままに、でも観察眼はしっかりと、初夏の浜名湖を堪能してまいりました。8時から15時まで7時間、自然と自分一人という状況で完全に自由な時間を過ごせるのは、本当に贅沢なことだと思いました。やっぱりフネっていいよねー。^_^

HH最高速

え〜っと、最初に言っておきます。7時から12時過ぎまでがんばりましたが、釣りの方は全くダメでした。以上。

さて、話は変わって最高速。証拠を写真に撮るぞと意気込んで再チャレンジ。前回は僅かに横からの風で「56.8km/h」。今回はスカッパを開放して生け簀に水を入れているにも関わらず、僅かな追い風で「57.2km/h」を記録。あはは、僅かでも追い風じゃズルか?エンジンは前回と同じく「6400rpm」でした。上の写真だとディスプレイの表示が見えないので下に拡大写真。

HH最高速表示

ちなみに水温はこの水域で「15.3℃」。今日は小潮で湖内の海水があまり入れ替わらず、温まりやすかったのかな?今日は湖内全体を通して15.0〜15.5℃でした。これなら魚くんたちも元気が出ても良さそうなもんなんだが・・・^^;

でもコンディションは順調に上がっている感じ。来週もまたがんばるぞ!っと。(今日切れたラインを巻き直し、ロストしたお気に入りのルアーを買い足さなきゃ・・・^^;)

大草山の桜

HHの整備も金曜日に完了し、今日の日曜日は絶好の釣り日和とあって、最高の気分で朝7時出港、今シーズンの初シーバスを狙う。

まずはフネの調子を見る。
水温センサーを付けたので、魚探に水温が表示されるようになった。これは便利。今日の湖内は12.5〜13.5℃といったところ。魚の活性が上がる15℃まではもう少しか。

エンジンはオイル、オイルエレメント、スパークプラグ、ジンクを交換した。前から調子は良かったが、さらに回転がスムーズになったような気がする。

船底塗装も完了して船底に障害物は無し。生け簀もきれいにして水も抜いてある。風もなくベタ凪。となれば、最高速チャレンジには絶好の機会。^_^v

結果発表。やりましたがな〜。GPS計測で「56.8km/h」(6400rpm)を記録。おお、30ノットを越えましたな。私のHHでの最高記録です。

気を良くしたところで釣りの方へ。しかし、この時期のデイゲーム、そう簡単に釣れるわけがない。7時から昼まで浜名湖中あちこち回って投げるも全くの反応無し。T_T

上の写真はその途中に寄った、舘山寺ロープウェイが架かる大草山。いま満開の桜と新緑の緑が素晴らしく、しばし釣りを忘れて春の色彩を満喫。やっぱ春はええなぁ〜。

結局午前中は撃沈で、午後はどうしようかと悩むが、とりあえず昼食を取るために一旦マリーナへ帰る。近くのとんかつ屋でうまいとんかつ定食を食べて元気が出たので午後も出ることに。

午前中も湖内のフネは少なかったが、昼過ぎに出たら誰もいないじゃないか。そうそう、昼過ぎと言えば、今日は大潮の下げ止まりだ。あーあ、中央航路の真ん中でも2m切っちゃってるよ。^^; さらに下げで流れ藻が多くて釣りにならず。表浜名湖は捨てて奥浜名湖へ向かう。

ここには絶対居るはずだとにらんでいたが、まだ一度も本気で攻めたことがない場所があった。もう行けるところは行ったので、良い機会だからここを本気で攻めてみることにした。エリア的には広いので、時間をかけてしらみつぶし的に攻めていった。

そして時計が2時を回ったころ、ついに出た!エリアは広いがヒットポイントとしてはほぼ思惑通り!いやぁ嬉しかったなぁ。*^_^* 諦めずに粘って良かった。

2008初シーバス

サイズは40ちょっとくらいか。横着なんで計らなかったけど、いずれにしても私にとっては記録更新。^_^v オリーブオイルとバターで炒めて家族で美味しく頂きました。

というわけで、ボートはきれいになったし、シーズン開幕直後でしかも真っ昼間に初シーバスをゲットできるなんて、今日はとてもいい日でございました。

さくら

桜も開花し、いよいよ春も真っ盛りですな。^_^

HHの船底塗装とエンジンメンテ、水温計取り付けは発注済み。今年は忙しくて行けず、作業はすべてプロにお任せ。すべての作業は来週末には完了の予定。

これで今シーズンも気持ちよくスタートできるわけだが、あと一つ、懸案であったスターンレールの寸法決めをしなきゃいけない。パイプを一つのパーツに溶接しないで、二つのパーツに分割して容易に組み立てられる方式を考えたので、そちらで進めている。

ふふふ、お楽しみに。^_^v

月のカレンダー

私の部屋の壁に、毎日の月の満ち欠けが載っている年間カレンダーがある。浜松出身の若手デザイナが作った、ステキなデザインのポスターカレンダーだ。これを見れば大まかな潮回りが瞬時に分かるというわけだ。カッコいい上に便利じゃないか。

とここで、カレンダーを眺めながら、ふと気になった。月の満ち欠けの周期は大体1ヶ月なのだが、いわゆる暦の月の日数とはビミョーに異なるので、満ち欠けの周期はだんだんとずれていくことになる。なんかあまり気持ち良くない。

ここで思い出した。明治になって暦を西洋に合わせるまでは、日本では月の運行をもとにした太陰暦を使っていたはずだ。それによれば、新月の日を一日(ついたち)と定めているので、(月の公転周期が約29.5日なので)一月(ひとつき)は必ず29日か30日のどちらかになり、15日の夜(十五夜)は必ず満月となる。

ところがこれでは12ヶ月で約354日となり、11日ほど足りない。これを補正するために、何年かに一度「閏月(うるうづき)」なるものを挿入する。つまりその年は13ヶ月あることになる。

さらに、一年の四季を正確に把握するためには、太陽の運行を基準にしなければならない。冬至を基準に一年を24分割したものを「二十四節気」といい、暦に入れた。この月の運行(太陰暦)と太陽の運行(太陽暦)を合わせたものを、「太陰太陽暦」というらしい。また天保の時代に作られたことで「天保暦」ともいうらしい。

と、ここまでが旧暦についてのあらましだが、実は以前より私が気になっていたのは、この旧暦の方がより自然を感じるのに都合がよいと言われていることだった。本当だろうか?何となく分かるような気もするが、それを実感したことはない。「春分、夏至、秋分、冬至」などで四季の変わり目を感じることはもちろんあるが、少なくとも太陰暦による恩恵を実感したことがない。おそらくの予想としては、今日が何日であるかで潮回りが自明になることであろう。この恩恵を是非実感してみたい。

ということで、旧暦カレンダーを作ってみた。このブログのサイドバーに、今日の旧暦を載せてみた。さらに、暦の中での今日の位置を知るために、年間カレンダーも用意した。トップのメニューから「カレンダー」で見られる。ちなみに今日(1月27日)は旧暦ではまだ去年(平成19年)なので分からないが、今日の日付がグレーのバックで表示されるようになる。興味のある方は、このカレンダーページをブックマークしてご利用いただきたい。(ブックマークするときは、URLのお尻に付いた「#」以下を削除のこと。)

さて、はたして旧暦の恩恵は実感できるだろうか?

HH擦り傷

朝10時出港。今日は出だしからやっちまった。マリーナの桟橋を離れるとき舫杭に擦りそうになったのだが、ガンネルのゴムに当たるだろうと安易に考えていたら、甘かった。下の方で張り出していた蛎殻に船体をガリガリとやってしまった。えぐれた傷はそれほど深くはなかったが、写真のようにしっかりと船体に残り、サメのデカールと「m」の一部を切り裂いてくれた。ううう、これまで大きなキズはなかったのに・・・T_T いきなりのミスで凹むが、天気も最高に良いし、昨日買った2個のルアーを試せるし、と気を取り直す。

が、災難はさらに降りかかる。釣り初めてしばらくすると、2本持っていたタックルのうち、小さめの0.8号のファイアーラインの方の巻きの真ん中当たりにコブができてしまった。ラインにかなりヨレがたまっていたようだ。ルアーに近い方ならルアーをたぐり寄せてじっくり解くことも出来るが、ルアーまではかなり長く、たぐり寄せるのは無理。かといってここで切ってしまったら使い物にならない。そうしている間にもフネは流される。仕方がないから巻き上げてしまって、このタックルは今日は諦めることにした。

そしてその後すぐ、さらに災難は降りかかる。持ち替えたタックルで投げていたら、突然ブツっという音と共にルアーが飛んでいった。ラインは出ていかない。げ!まずい!と思ったときには時すでに遅し。ルアーはシンキングなのであった。T_T アンチ・メガバスの私が初めて買ったX-80SW。昨日買ったばかりの新品が早々とおなくなりになった。こちらのラインは1.0号のファイアーライン。昨日、念のためにと両方のリーダーを結び直したのに・・・。

連続トラブルで意気消沈、戦意喪失。良すぎる天気がさらにやる気をなくさせる。「あー、今日はもう釣りはいいや。」とおにぎりを出して景色を見ながら食べ始める。今日は風もないしベタ凪に近い。奥浜名湖は広いので、多少流されてもへっちゃら。ポカポカの陽射しを浴びてしばしボーっとする。これだけでも気持ちが良い。 フネを出すだけでも満足してしまう。しかし、これではいけない。こらー、釣りをせんか、釣りを!

と、自らに鞭を打って後半がんばってみるが、ひしめき合うようにいるエサ釣り船は盛況のようだが、ルアー船はほとんど見あたらず、だからというわけでもないんだが、釣れない。

午後2時過ぎになって表の方に戻る。帰港の予定は3時なので、村櫛の方を偵察に行く。大瀬の周辺は航路が複雑に交わっていて、はっきり分かる良さそうな潮目が至る所に出来ている。う〜ん、やっぱりシーバスやるんならこのエリアを攻めないとダメだろうな、という気がする。しかしここを攻略するには、航路の地形と潮の流れを知り、風との関係を知り、さらにそれに対応できる操船技術が必要だ。ここを流して釣るのは相当な経験が要りそうだ。こういうときにエレキが有ればなぁと思う。が、まずはアンカリングでもいいから投げてみることだなと思い直す。

といっても、もう今シーズンはそろそろ終わり。来シーズンの課題だな。

ナイト初のシーバス

先週24日(水)、マリンサービスのHさんと久しぶりにナイトに出た。まだナイトでの釣果がなかったので、今日こそはと気合いを入れて19時出港。風もほとんど無い、静かな月夜。大潮の下げ始めから狙うが・・・水面も極めて静かで反応は無し。ベイトはいるのだが、それを食う魚の気配がない。どこへ行ったのか?

二人であちこち探し回って、22時頃か、やっと私が30UPをジャクソン・アスリートでゲット。かわいいサイズだが初シーバスには違いない。素直にウレシイ。^_^

その後も厳しい状況は続く。23時も過ぎたので帰ろうかというところで、もう一カ所流そうということになった。そこで何回目かの流しでHさんが私と同じサイズをゲット。 その後24時までがんばるが、結局仲良く1匹ずつで終了。さすがに5時間で2匹は物足りないが、私にとってはナイト初釣果だったので、うれしい記念すべき日となった。