ここんとこ週末天候が悪かったり用事があったりでなかなか釣りに行けなかった。今日は18時からフネの免許の更新講習があるだけで昼間は用事がないので、久しぶりに釣りに出た。実は先日いろいろと艤装したのでその確認もしたかったし。

今日は天気も最高。冷え込みは収まって暖かくなったし、風も波もなし。気持ちよく今切口から遠州灘へ出て行く。 最初に行ったのは浜名湖沖の30,60,90mの各魚礁。30m魚礁にはたくさんのフネがいたが、釣れてる様子も見られない。私も少しやってみたが反応なし。その後60m,90mと行ってみたがフネが数杯いるのみ。やっぱり釣れてる様子もなく、やってみても全く反応なし。ここで今朝一緒に出港してきたIさんに電話してみると、西の県境に向かったIさんも反応なしとのこと。

さて、どうしたものかと魚探のマップを広域にして周りを見てみると、おお、東の方に魚礁マークがたくさんあるではないか!ということで早速行ってみる。

最初の魚礁に着いてみると何やら浮遊物があちこちに。あいつが居そうな予感がするな、と思いながらもジギングを始める。反応がないので場所を移動しようと巻き上げていたら、表層近くで何かにヒット。やっぱりこいつが居た。

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こいつは持って帰ってもしょうがないのでお帰りいただく。

その後順番に魚礁を爆撃していくが、なかなか反応がない。そして8つくらいある魚礁マークのうち5つ目くらいでようやくヒット!おお!これはかなり引くぞ、しかも重い!ワラサクラスが来たかな〜?えへへ〜、とニコニコ顔で引いてくると、ありゃま、なんとイナダのダブルじゃないですかっ!

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おおーっ、これはいいネタになるぞ!と四苦八苦しながら写真を何枚か撮っているうちに1匹に逃げられてしまった・・・ -_-; こりゃマズイと慌ててカメラを放り出し、ネットを用意して慎重にゲット。良かった、ボウズを免れた。^^;

その後もう1回ヒットがあるも、やり取りの途中でフッとテンションが無くなってバレてしまった。これが最後のアタリとなった。

今日は浜名湖沖から初めて外れてみた。魚礁マークのたくさんあった東へ来てみたわけだが、写真のように、ちょうど浜松駅前にあるアクトタワーが正面に見えるあたりだ。写真に写ってる黒ハルのハンマーは、rikiさん(HHFCハンドル名)のフネだ。rikiさんは今日は80cmくらいのでっかいサワラとヒラメを釣っていたようだ。

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さて、今日は18時から免許更新の講習があるので、あまり遅くはなれない。13時半にあがることにする。こいちさんのマネをして、納竿して帰港しようと言うときに、今日の獲物を〆る。そしてこれもこいちさんのマネだが、その〆作業に便利なシャワーポンプを付けた。付けたと言ってもご覧の通りの簡易シャワーだ。

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付けたと言うならこっちの方がふさわしい。いろんな電源を取るのに便利なシガーライターソケットを、コンソール内側の壁に取り付けた。そこから写真のように渡して生け簀まで。ちょうどスイッチも手頃な位置に。

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脳〆されてお腹もきれいにされたイナダくん。

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そうそう、これまたこいちさんのマネだけど、フィッシュグリップをラウンドハンドレールにぶら下げていたのが気に入ったので、前回釣行時に私もやってみた。しかしそのままではフネが揺れる度にカチャカチャとうるさいし擦れてキズになるので、1mm厚の耐候性のゴムを巻いてインシュロックタイで固定した。

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そして今回一番の艤装はこれ。くどいくらいにこいちさんのマネなんだけど、秋田で乗せてもらったときに乗り心地が気に入ったので私も取り付けた。

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予定通り最高速は落ちた。10km/h以上落ちて、フルスロットル時、トリム調整などをして42km/h(5,800rpm)が最高だった。その代わり、プレーニングに至る挙動がスムーズになり、波によるバタつき(ピッチング)や旋回時のキャビりがかなり軽減され、乗り心地が非常に快適になった。いつものコースではないので正確に比較は出来ないが、半日あちこち走って15Lほどだから、燃費も思ったほど悪くなっていないようで安心した。

最後に、しつこいくらいにこいちさんのマネ(というか紹介)なんだけど、ドッキングライトをLEDのやつに替えた。5Wのタイプなんで、消費電力は10分の1。明るさや色、ビームの感じなどは夜でないと評価できないのでおあずけ。またの機会に。^^;

実は先週の日曜日が遠州灘初ジギングだった。その日はほとんど様子見で、魚探の調整をしたり魚礁の場所をチェックしたり。一応しゃくってもみたけど、数回アタリがあっただけ。その後、浜名湖内に戻ってシーバスを1匹釣って終了。ジギングの初獲物はゲット出来ずだった。(マリーナでお客さんの釣ったカツオをお土産にもらって家族で刺身とアラ煮。)

そして今日は2回目の遠州灘ジギング。あちこち探し回ってもベイトの反応が得られずアタリも無し。仕方がないのでフラットフィッシュ系(マゴチ、ヒラメ等)を狙うことに。水深20mラインで底から5mくらいをジグで探っていると、しばらくしてドンと来た。

よく分からない引きだが何だろうと思って上げてみたら、なんと最初の獲物はでかいハモだった。鋭い歯を持っているのでまともに食いつかれたらラインを切られていたんだろうけど、フックが背中にかかり、リーダーがまるでワニの口を縛るような感じでぐるぐる巻きにハモの口を縛っていたので、幸いにも切られずに上げることが出来た。でも上げてから口のラインが外れ、あっという間にリーダーを切られてしまった。(初めてのことで船上はてんやわんや。写真は撮れず。それにしても〆具があって良かった。^^;)

その後毎度お馴染み嫌われ者のエソをキャッチ&リリース。

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これで午前中はお終い。午後から風が強くなってくる予報だったので、遠州灘はこれで終わりにして湖内に戻っておにぎりタイム。

湖内に戻って湖奥に行くと、先週と同じく赤潮がひどい。赤潮の中に入ると辺り一面真っ赤っか。ボートで走るとこんな感じ。

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さすがにこの中で釣りをする気にならないので(ボラしかいそうもないし)、赤潮の影響のないポイントへ移動。 そこでかわいいカマスをゲット。あとでマリーナの人に聞いたら、サビキでたくさん釣れるとのこと。こんな奥にも入り込んでくるんだねぇ。

アタリもなくなったし風も強くなってきたので2時頃納竿。ハモなんて捌いたことないし、捌くの大変そうだし、どうしようか迷ったが、やっぱり釣った魚は食べたいし、これも経験だと持って帰ることにした。

しかし、台所が使えずまな板も小さいものしか無く、えらいことに。^^;

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立派なタマゴを抱えたメスだったが、珍味を楽しむ余裕など無く、とにかく何とか三枚におろして骨切りをし、うなぎの蒲焼きのタレで蒲焼きにした。おまけにかわいいカマスの塩焼きを付けて。

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味はバッチリなんだけど、やっぱり骨切りが不完全で食べにくい食べにくい。皮一枚残して完全に骨を切らないと怖くて食べられない。う〜む、ハモはやっぱり難しかった。 -_-;

それにしても、何が釣れるか分からないけど、何でも釣れちゃうジギング。これは面白い。気張ってしゃくる必要のないスローピッチジャークならオジサンでも楽ちん。しばらくハマりそうだ。^_^

■9月20日(日)午前

興奮して寝られないのでは?という心配は杞憂に終わり、しっかりと熟睡して4時に起床。まだ東の空に明けの明星が光る(写真で見えるでしょ?)時間にこいちさんが迎えに来てくれて出発。

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まずはこいちさんの自宅に寄ってHHを連結。LEDフロアライトが怪しく光ってるね。

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さて、いよいよメインイベントの始まりだ。スロープからHHを降ろし、山下達郎のRide On Timeを大音量でかけながらいざ出港!いやいや、ヤマタツは結構気分が盛り上がるねぇ。^o^

海へ出ると、夜明け前の幻想的な眺め。鳥海山にかかる雲も躍動感に溢れてるね。

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さてさて、ポイントに着いて記念すべき人生初ジギング第一投! ジグを着底させて巻き上げる。が、ロッドの動きとリーリングが上手くタイミングが合わない。う〜ん、とあれこれやってたらいきなりガツンとアタリが!@@;おおー、良い感じで引きますなぁ。ドキドキしながら上げてくると、こいちさんが「あ!マダイだ!」と叫んだ。え?マジ?いきなりマダイですか?うひゃー、日本海の嬉しい歓迎のご挨拶ですね。^o^

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いやいや、第一投からマダイがきちゃってどうしようって興奮しながら次を投入。相変わらずぎこちない動きでリーリングしてると、またもやガツンとアタリが!おおー、今度はもっと引くぞ。え〜?なんだろう?ロッドをバットからぐい〜んと曲げ、時々ドラグが鳴るほどの引きを楽しみながら慎重に寄せる。めっちゃ楽しい。^o^

上がってきたのは58cmのイナダ。やりました! 人生初青物です!^_^v

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風が5〜8mと結構強くフネが流されるので、すぐにポイントから外れてしまう。それを何度も修正しながら狙っていくが、その後は単発的なアタリとなり、私がエソ・・・

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こいちさんがヒラメ、

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そして私がソイを追加したところでアタリもストップ。

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その後さらに風が強くなり、釣りもしにくくなってきてこれからも強くなりそうなので、海岸線沿いにフネを走らせて景観を楽しみながら帰港。  それにしても雄大な自然、素晴らしい景色。こんな環境でいつも釣りが出来るなんて、本当に羨ましいですわ。^_^

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帰港の途中、釣った魚を〆る。今回私が新規購入した〆具を試してもらう。 目とエラの中間にある脳を一突きして「脳〆」するのだが、上手く命中すると一瞬で動かなくなる。その後尾びれの付け根とエラの付け根を切ってバケツで血抜き。しばらくしてから内臓を取り去って強力クーラーボックスへ。

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帰港したこいちさんのHH「シェヘラザード」号。見事な装備だが、最近付けたスターンレールによってさらにグレードアップした。う〜ん、すごい。

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本日の釣果はこの強力クーラーで半冷凍状態に。初の青物なので、後日浜松に送ってくれるとのこと。本当にありがとうございます。m(_._)m

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早めに上がってきたのでお昼までこいちさん宅でタックルの解説を聞く。また、参考にということで、自作と市販のアシストフックをいくつかいただく。ありがとうございます。帰ってからの妄想がどんどん膨らみ、気が付くとにやけてる自分が・・・~_~

つづく。

先の週末は連日の釣行となった。まとめてアップ!

■8月29日(土)

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土曜日は、マリーナで私の向かいに係留されているIさんと、私のHHで初めて一緒に釣行することとなった。以前より「いつかご一緒したいですね」と言葉を交わしていたのだが、なかなかそのきっかけがなかった。ところが先日、同じ時間に帰港したIさんからタチウオをもらったり、「祭り」でたくさん釣れたシーバスをあげたりしたことがきっかけとなり、今回初めて具体的な話となった。

実はIさん、翌日にお嬢さんの結納を控えていて、当日は15時くらいには帰宅して準備をしなければならないとのこと。午前中に釣りを終え、桟橋のある食堂に寄ってランチしてから帰港という予定となった。

今回のポイントはここのところ爆釣の感のある湖奥のメジャーポイント。前回次男を連れて「祭り」を堪能したところだ。8時半にマリーナ集合、晴天べた凪の湖面を快調に飛ばしてそのままポイントへ直行。既にルアー船はたくさんいたが、一部のポイントに固まっている。私たちのやりたいポイントはそこじゃないんで全然構わない。^_^

早速南よりの風にフネを流しながら投げていくと、数投後にヒット。でもバラシ。-_-; 前回ほどの活性はないが、ぽつぽつとヒットする。が、バラシ。-_-; バレずに上がってくるのはリリースサイズの極小チーバスばかり。やっぱおいらヘタなのか?-_-;

とにかく中堅クラスでもいいからと大事にやりとりしてとりあえず1匹を確保。その後アタリが遠のいたので時間をおいてみようと、キビレポッパーをやりに別のポイントへ。

風で波が少し出てきて流れ藻も多少あり、ちょっとポッパーはやりづらい状況。でも早々にIさんにチェイスが。よしよし、どうやらキビレはいるようだ。 しかしどうも釣りづらい。根性無しの私は早々にポッパーを諦めてシーバス狙いのミノーに変更。するとしばらくしてヒット!やった2匹目追加!と喜んでいたら、地道にポッパーを投げ倒していたIさんにキビレがヒット!良いサイズのきれいなキビレをゲットしました!いや、参りましたぁ。m(_._)m

結局元のポイントに戻ってシーバスを狙うもアタリが遠のいて望み薄、Iさんの橋脚を狙いに生きましょうとの提案に東名高速の橋脚攻めを30分ばかり。アタリはあるも乗らずにここではノーフィッシュで納竿。この後桟橋のある食堂で「はぜフライ定食」を話をしながらのんびり食べて帰港。

結局釣果は中サイズのシーバス2匹と立派なキビレ1匹。キビレはお祝いの鯛となってシーバス1匹と共に献上されることに。誠におめでとうございます!^_^

次回はIさんのフネで遠州灘をガイドして頂けるそうで、とても楽しみです。どうぞよろしくお願いします。m(_._)m

■8月30日(日)

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日曜日は帰省中の長男と初の釣行。というより、長男はこのボートに乗るのも初めて。 家族で(80になろうかという母親が2回も乗ったのに)唯一乗ってないやつだった。行程は昨日とほぼ同様。本当は午後も釣りたかったが、長男が船酔いをするので断念。

天候は土曜日以上に晴天べた凪。自宅にいたカミさんは「この夏一番の暑さだった」と言ったが、湖上にいると暑さはそれほど感じない。湖上を渡ってくる風が爽やかなのと、釣りに没頭していて暑さなど忘れているからか。^^;

魚の活性は前日とほぼ同じくらいか、もう少し高め。流していてフネが良いポイントに入れば連続してヒットしてくる。長男は中学までは一緒にバス釣りをやっていて、もう6年くらい釣りから離れていたが、投げているうちに勘を取り戻したようで、次々とデカいのを掛ける。が、やっぱりバラシが多い。

息子たちとバス釣りをやってた頃はこんなにヒットすることがなかったので「なんじゃこりゃー!」って驚いていたが、シーバスだっていつもいつもこんな訳じゃない。息子よ、おとーさんはこれまで何度も何度も何度もボウズを食らってきているのだよ。 T^T(高校の頃、私が釣りから帰ると「お父さん、またボウズ?」って言ってたの忘れた訳じゃあるまい。)

結局開始1時間半くらいで家族のおかず分くらいは確保したが、後が続かず終了。前日と同じく桟橋のある食堂で定食を食べて帰港。 普段バンドばっかりやってて日光に当たらない生活をしているので、まあ良い日光浴になっただろう。

そうそう、今回は3匹を干物にしたのだが、前回の経験をもとに塩加減を控えめにして干す時間を短めにしたら、適度な塩味と柔らかくかつ弾力のある食感、そして干物特有の香り。とっても良い感じに出来た。シーバスの干物、結構イケまっせ。^_^

えらく時間があいてしまった・・・
やっと投稿できる状態になってきたので久しぶりに。

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久しぶりに息子(次男)と釣りに出た。浜名湖は今シーバス祭りだ。バイブを使って延々と釣れ続ける。バラシなどぜんぜん気にならなくなるくらい。

マリーナで息子にシメ方と下ごしらえを教え、帰ってから私が60cmくらいのを三枚におろして家族で分けて塩焼きに、残りは開きにして塩水に浸け、いま外で干されている。今夜一晩干してみてどんな具合になるだろうか。楽しみ。^_^

昨日14日は、以前私が勤めていた会社の同僚で、その当時一緒にバンドやったりバイクツーリング行ったりレースもしたり、いろいろと家族ぐるみでお付き合いしてきた人(Sさん)とタコ釣りに行ってきた。Sさんは子供の頃に川とかで少し釣りをしただけで、海での釣りはもちろんフネにもほとんど乗ったことがないという人。先日マリンサービスのHさんがタコ8杯を釣ったという情報を聞き、これなら初めての釣りでも楽しめるだろうと爆釣を期待して朝7時に待ち合わせて出港した。

マリーナを出て早速タコ一級ポイントに行ってみると、いるわいるわ、たくさんのタコ釣り船。よしよし釣れてるんだなと思いながら、Sさんは海側から陸がどう見えるかを見てみたいとのことだったので、 まずは浜名湖内と遠州灘をちょこっと案内。風はなかったがうねりがある外海を体験してもらって湖内に戻り、空いているタコ一級ポイントの南側から攻めることに。

ところがここではまるで反応が無し。う〜ん、こっちじゃないのかと思い、上げ潮に乗せてボートを北に流し一級ポイントへ。

しかしここでも無反応。周りのフネを見ても釣れてる気配がない。去年や一昨年のような「祭り」の雰囲気は全然無い。ごくたまにどこかのフネで1杯上がる程度だ。う〜ん、大丈夫だろうか・・・と思いながら粘るも反応は無し。釣れないときは釣れないんだから時間をおいてまた来ることにして、先に奥浜名湖へ周遊クルージングをすることに。

舘山寺や都田川を周遊してきてポイントに戻ってくると、フネの数はちょっと減った模様。最初の予定ではもうそろそろ上がる時間だが、これからの予定の関係上、ボウズでは帰れない。1時間ほど延長して粘る。

そしてようやく私のロッドにかなりの重みが。きました、良いサイズのタコ君。これでなんとか午後からの楽しみをゲット。 しかし、楽しみのためにはもう1杯は欲しい。ここは何としてもSさんに釣ってもらわねば・・・

時間もおしてきて、このひと流しで終わりにしましょうと流したその後半、Sさんのロッドにきましたぁ、小振りですが美味しそうなタコ君。

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結局この2杯が精一杯。マリーナに帰ってスタッフに話したら、今年はタコが全然釣れてないとのこと。釣れたらOK、2杯は上出来だと言われました。いやいや、前回に引き続き、ツイてましたな。^_^

その後このタコを持ってSさんの自宅へお邪魔。着いた途端に中学生の子供たちに解剖されたタコ君たち。目はくり抜かれるわ、烏口も引っ張り出されるわ、さんざん子供たちの研究材料となった後、ダッチオーブンにて大きい方はゆでダコに、小さい方はバターでホイル焼きにされ、みんなのお腹におさまりました。

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また、この日に私の買ったばかりのダッチオーブンを持ち込み、アウトドアの達人であるSさんの指導を受けながら、シーズニングの処理を終えました。

一日で海あり山あり密度の濃い楽しい一日でした。Sさんに感謝!^_^

去る6月5日(金)、はるばる秋田からこいちさんが仕事で浜名湖に来られ、せっかく来られたのだから少しでも浜名湖を経験してもらおうと、少ない時間ではあったが早朝から3時間ほどのルアー釣行に出た。

まだ夜の明けない朝4時に宿泊先のホテルに迎えに行くと、既にロビーでスタンバっていてくれたようで、玄関口で3月の横浜ボートショー以来の再会。天気予報が刻々と変わり、結局は小雨の状況。でも風は弱いので出船は問題なし。雨具も用意してきたのでそのままマリーナに向かう。

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マリーナに着く頃には夜が明けてきて、準備して出港する頃にはすっかり明るくなっていた。出港してまずは競艇場周りから攻める。

時間的にはそろそろ潮が下げ始めてもいい頃だが、下げるどころかまだ僅かに上げている。おまけに北東の風なので、普段とは全く逆向きに流すことになった。これが非常に釣りづらい。流すラインが安定しないのだ。普段ならミオ筋に沿ってきれいに流れてくれるのだが、逆向きだとどんどん筋を外れていってしまう。今回はホスト役なので操船重視ということで、エンジンをかけっぱなしで細かく修正をしながら流す。

魚の反応はなし。下げ潮ではないので流れ藻が少ないのが救いだが、上げ止まりに近い状態で潮のききがまるで無い。潮が下げに入ってきいてくるまで釣りは中断して、今切口から遠州灘にちょっと出てみることに。

遠州灘に出てみると、風波はないけど多少うねりがある。こいちさんにとってはうねりは慣れたものだが、普段湖内でしか釣りをしない私には、うねりに対してHHがどのような挙動をするかは未知のものだ。緊張する。ここでこいちさんから外海での釣りについていろいろ話を聞き、湖内に戻る。

湖内に戻ってポイントをいくつか打っていると、ふとタコ釣りらしきフネを発見。まだタコは釣れてないはずだがいよいよ始まったか?と、念のためにと1個だけ持ってきたエギとナス型錘をこいちさんに渡してタコ釣り開始。

最初はそのフネに近い筋を流していたが、アタリがないのでいつものタコ一級ポイントへ移動。そしたらいるじゃないですか、ちゃんと。小さいながらもまずは1杯ゲット!^_^v

その後ひと流しするごとに1杯のペースでゲット。次第にサイズアップしながら3連発!こいちさん、お見事でした!^_^

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もっとやれば数は出たと思われるが、とりあえずボウズは回避したと言うことで本命のシーバス・キビレに戻ることに。湖の奥の方に移動してシャローの藻場をひたすらポッピング。このとき、今回こいちさんの目的でもあった私のスターンレールの評価のため、スターンで実釣してもらった。評価はベリーグッド、お気に入りの様子。でも値段を聞いて気持ちも萎んだ模様。^^; しょうがないね、フルカスタムメイドだし。私もこいちさんもモノ作りの人間だから、物の価値は分かるので納得できるのだが、それと購入資金があるか無いかは別の話。^^;

アタリもなく雨も降り続いていて身体も冷えてきたので、実釣2時間半程度だが終わることに。こいちさんはこれから新幹線と飛行機で秋田に帰り、娘さんの演奏会を聴きに行くとのこと。相変わらず忙しい人だ。マリーナの事務所で着替えをさせてもらいながら話を聞くと、最近の状況からしてタコ3杯は大漁だとのこと。本当に釣れてないらしい。こいちさん、さすがでした。^_^

その夜の食事は、釣ってもらったタコをつまみにお土産に頂いた秋田のお酒で久しぶりに晩酌。いやぁ、最高ですわ!*^o^* こいちさん、ありがとう!また来て下さいね。

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昨日14日(土)に、パシフィコ横浜で開催されているボートショーへ行ってきた。ボートショーへ行くのは今回初めてで、さらに夜にはHHユーザーとの食事会もあるので楽しみにして行った。

会場に着いて入場すると、入ってすぐ右にいきなり赤ハルのTomboyが !青ハルとは違ってまたよりお転婆娘っぽくていいですな。カッコイイです。入ってすぐで見逃される事もないし、ユニークなデザインということもあってか、いつも誰かお客さんが見てくれている感じであった。隣のスペースが空いていたので、ハンマーも展示されていればとの思いはみんな同じで、社長も残念そうだった。まあいろんな事情があるでしょうから仕方がないですね。今回はTomboyに注力ということで。たくさん売れるといいですね。

他の展示も一通り見てきたけど、特に面白いものや欲しいと思わせるものも無し。そういう意味でもSRMは独創性において群を抜いてるよなぁ。

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その後ホテルへ行ってチェックインを済ませ、石川町の駅でみんなと待ち合わせ。ちなみにホテルは海側を予約してあったので、窓からの景色はなかなかヨイ。写真は午後6時前のみなとみらい周辺。

石川町には同じホテルに宿泊しているkoichiさんと一緒に行ったが、ちょっと早かったのでドトールで珈琲を飲みながら待つことに。仕事のことや世間話をしているうちにtomoさんが来て一緒に話に加わる。そのうち社長とYさんとYさんのお友達の3人が到着。みんなで中華街へ向かう。

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今回の店はkoichiさんがよく行っているというちょっと細い路地に入った店。なんでも、「安くて美味い」店だという話。入って二階の道路側にある丸テーブルに6人。注文はkoichiさんにお任せ。すると一番安い飲茶コースにお薦め単品メニューを追加するという絶妙のオーダー。(値段の高い)普通のコースメニューを盛んに勧める中国人のウェイトレスを軽くあしらい我が道を行く姿に、HHユーザーの本質を見たような気がした。おかげで美味しいものを十分いただき、紹興酒までいただいてお一人様3000円で済んでしまった。koichiさん、本当にナイスなチョイスでした。ありがとうございました。m(_._)m

ボートと釣りの話題で楽しく盛り上がってこの食事会はお開きとなった。話をしていてよく分かったのは、やっぱり釣り人は「馬鹿」だということだった。みなさん、本当に尊敬に値するお馬鹿さんばかりでした。^^;

その後koichiさんとホテルに戻り、ホテル隣接のもろアメリカンなパブでドリンク1杯のみで12時まで語り合う。koichiさんとはボートや釣り以外でも語り合えるんで嬉しい。次の日はお互い別行動なので、エレベーターでお別れを言って就寝。

翌日、ホテルで朝食をとった後、9時から12時まで汽車道から赤レンガ倉庫〜大桟橋〜横浜開港資料館〜関内とあちこちを歩き回った。天気も快晴で風もなく、暑くもなく寒くもなく、絶好の散歩日和だったが、さすがに3時間歩きっぱなしは疲れた−。でも横浜をある程度知ることが出来てとても良い旅でした。koichiさんはじめ、みなさんいろいろとありがとうございました。m(_._)m

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あまりの天気の良さに、今年初めての出撃に出た。と言っても、久しぶりなので出撃の要領や手順を忘れているし、まだ魚もそれほど湖内に入ってはいないはずなので、とりあえず偵察ということで。

風は1mほどの微風で、陽射しに当たっていれば防寒着も要らないくらい暖かい。水温は海に近い方が12〜13℃といったところ。水はまだかなり澄んでいて、2.5〜3mくらいまでなら底の様子が見える。ここ浜名湖では、水の澄む冬に湖底の地形や地質・藻の付き方などを見ておくことは大事なので、今日はそれを重点目標とした。

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これは庄内湖の様子。鏡のような湖面を走ると気持ちが良い。まるで氷の上を滑っている感じ。ちょっと寒くなったので、脱いでいた防寒着を上だけ着る。 出ているフネはほとんどいない。庄内湖で見たフネは2杯だけ。

庄内湖から村櫛航路〜S字航路を抜けて村櫛海岸へ。この辺りは水深約2.5mの一面藻の地帯。でもまだ藻は育っていないし、魚の気配もない。  ここでお昼のおにぎりにしようかと思ったが、ここは周囲に風を遮るものが無く、浜名湖でも一番の吹きっさらし地帯。ちょっと風があるとさすがに寒いので、鷲津航路を通って鷲津の入り江へ移動してお昼。

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のんびりおにぎりを食べた後、様子見と言うことで猪鼻湖まで足を伸ばす。これはよく利用する東急リゾート。3月後半に母を連れて泊まりに来る予定。

この日の湖奥は雲が多く、陽射しが遮られてかなり寒かった。ちょっとガマンできなくなって下の防寒着も着る。水温も湖奥は9〜10℃と低い。猪鼻湖まで入ってしまうとさすがに水は濁っているので、湖底の様子は相変わらずわからない。

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その後、中央航路を通ってマリーナへ戻る。途中、競艇場北の瀬に入ってみる。これはその1mくらいの瀬の様子。潮の流れがかなりきつくて写真だと分かりづらいが、大小様々な石と藻の様子がきれいに見える。

とまあこんな感じでのんびりと回ってきた。この冬はけっこう雨が降ったのでハル内にビルジがたんまり溜まっていたし、1年間係留してたので船底もそれなりに汚れていた。本格的なシーズンインまでに整備を済ませて、次回は気持ちよく「釣り」を楽しまなきゃね。^_^

昨夜はマリンサービスのHさんと久しぶりにナイトシーバスに出た。ここのところの週末は天候も悪く、また体調もあまり良くなかったので(のどが痛かったり寒気がしたり)、昼間の釣行もしばらく出撃できないでいた。情報によれば最近はデイゲームでも大型が結構上がっているとのことで、状況の良い週末を待っていたのでは好機を逃したままシーズンが終わってしまうとの危機感もあり、また久しぶりにナイトもやりたくなってきたので、状況の良い平日のナイトを狙ってみることにした。

そして昨日が大潮の三日目、天候は快晴、風は1〜2mと絶好の釣り日和。浜名湖内では約2時間遅れで19時頃から下げに入るので、会社を18時に終わって19時出港。

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ま〜何て静かな夜の海(といっても湖だけど)。鏡のような湖面とおまんじゅうのような満月。ここちよいエンジン音と共にゆっくりポイントまで。

と、その前に今回試してみたかったことが一つ。
最近これ↓を購入したのだが、その目的の一つがHHの灯火に利用することだった。

OXO “candela” Glow

HHのスターンで釣りをする場合、純正の全周灯は邪魔なので付けないでいる。しかし無灯火のままでは他船が接近してきたとき危険である。今はどうやっているかというと、他船が来たら自分の頭のライトを付けて相手に「ここにいるからね」と合図している。でもこれは面倒だし、いつでもどこからでもそこにいることを分かってもらいたい。

で、この間買ったカップホルダにこれを入れれば、とても良い感じの灯火になるんじゃないかと思ったわけ。 実際にやってみると、これが非常にイイ!自分たちもまぶしくない光で釣りの邪魔にもならず、ろうそくのようなほんのりと温かい光で見た目もグッド。^_^ 1回充電すれば10時間前後は保つので一晩付けっぱなしでもOK。両方必要なければ片方でも良いしね。もちろん、自宅でも使えばとっても良い雰囲気になり、家族円満間違いなし。お薦めです。^_^

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さて、話題は釣りの方へ。Hさんと相談して南の方から攻めていくことにするが、出港時の予想(=期待)に反して激シブの状況。風もなく静か〜な湖面を潮に乗ってただひたすらに流れていく・・・これじゃいかん!-_-;

あまりの予想外な状況に焦る気持ちを押さえ込みつつあちこちを回り、8つ目のポイントにして私にようやく待望のヒット!^_^/

しかしドカンと来たわけでもなく、意外にすんなりと寄ってくる。あ〜セイゴちゃんかぁ〜と思っていたら、ボートに近づいたところでいきなり走り出す。うぉ、結構でかい!今年の私の課題は「バラシの克服」である。ここは絶対にバラさないよう、取り込みまで集中してやり取りする。もっとも今日は二人でネットの方はお任せできるのでかなり気は楽である。しかし油断は禁物。

今まではバラすことを恐れるあまり、やり取りの時間を出来るだけ短くしようとしていた。しかしそれがバラシの元凶であることを、今年やっと分かったのである。

  • 魚には痛点が無く、引っ張られてることしかわからない。
  • 頭が向こうを向いてラインを引っ張っている限り、フックは外れない。

これは大分に行ったとき、師匠kiyoさんが教えてくれたことだ。確かにバラすときは決まって、頭がこちらを向いて首を振られたときだ。また、それも元気なうちに。つまり、魚にラインを引かせるように誘導し、体力を消耗させてから取り込む、と。やっと開眼した初心者の私は、これに集中しながら慎重に寄せ、めでたくHさんの持つネットの中へ。

あげてみればジャスト60cmのキレイなメスシーバス(タマゴを持っていた)。私の自己記録更新である。しかも、ようやくこのあたりで言う「マダカ」と呼べるやつをゲットできた。めでたい。^_^

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P.S.
Hさん、私だけ釣らせてもらっちゃってすみません。今度からは私も運転しますね。(夜も練習しなきゃね。)^^;