タコが釣れだしたとの情報があちこちから聞かれるようになったので、軽トラのロッドケースも出来たことだし、久しぶりにハンマーで釣りに出た。

潮は大潮。潮が遅い方が良いタコ釣りには不向きであるが、朝の潮止まり前後を狙って出撃。タコ釣りのポイントである3番鉄橋下にはいるわいるわ、たくさんのタコ釣船。とりあえずそこが釣れているポイントだろうということで、船のいない橋脚の間に入って流しながらエギを引きずる。

出港前に隣に係留している人から「今ちょっと行ってきたけど釣れてないようですよ」との情報があったのだが、その話し通り、どの船も釣れている様子はない。何度か流し直しているうちに、一回だけファミリーのボートで子どもが釣り上げたらしく大騒ぎしたのを隣で目撃したのみ。その後も全くアタリがない。

そのうち潮が速くなってきて、ここはダメだと判断。自分のお気に入りのポイントへ移動。ここは以前秋田のこいちさんが来たときにも釣ったところ。私自身、このポイントでボウズはほとんど経験がない。と、最初の一投目から根掛かりのようなアタリ。実際根掛かりと思うほど重かったが、グニュっという感触が僅かにあったので、ボートを移動しながら寄せていくと、でっかい石を二つ抱いたタコが上がってきた。そうだよな、お前だって釣られたくないから頑張るよな。

そのあとの二流し目もヒット。今度も最初は重かったけど割と早めに諦めたらしくすんなり上がってきた。結局この二杯でアタリはなくなり終了。まだまだシブい状況のタコであった。

マリーナに帰って生け簀を開けてみると、タコが一杯しかいない。確かに二杯釣って生け簀に入れたはずなのに。生け簀の中を隈無く探したがどこにもいない。そんな馬鹿な、どうやって逃げるというのだ。しばらく手品の謎解きをするがごとく考えた。

そしてふと気が付いた。写真でも分かるように、スカッパーの格子が一本折れていて隙間が広くなっている。この間から逃げたのだ。逃げたタコは写真のタコよりちょっと小振り程度で、まさかこの隙間から逃げられるとは思えなかったが、このタコも隙間に足を突っ込んで逃げようとしていたから間違いない。タコは僅かな隙間でも通れるのだ。タコ、恐るべし。

明日と明後日は母を連れて旅行に出るので、何としても今日仕上げたいと気合いを入れた。各部に補強材を入れたので、あとはフタと軽トラに固定するための金具を取り付ければ完成だ。例によって作業の進捗を見ながら必要なものを考え、部品調達のためにホームセンターと金物屋へ買い出しに。

途中夕食をとり、照明を付けてまた作業開始。そして20時過ぎ、何とか完成にこぎ着けた。結局図面は一切描かず、すべて頭の中と現物合わせ。その割りにはまずまずのデキだ。上がフタをした状態の写真。

そしてこれがフタを開いたときの状態。

旅行から帰ったら中にクッション材を貼り、軽トラに実装だ。うまく行くと良いなぁ。^_^

軽トラに積むロッドケースだが、図面も引かずに全部頭の中でイメージして、さらにその場で修正変更しながら進めている(プロテック方式?^o^)ので、その都度必要な部材や部品を調達しに行ったりで、なかなか時間がかかる。最初の写真は骨組みが出来たとこ。こんな感じで軽トラに積む。

ロッドが剥き出しではナンなので、このようにベニヤ合板で囲って上に開閉式のフタを付けて完成。今日の所は補強材を入れたり細かい修正をしたりで、ようやく後は上のフタを付けるだけとなった。明日は雨なので作業はできないかも。完成は土曜日かな。

本日3月23日、隣接する新居町を吸収合併して新しい湖西市がスタートした。写真は今朝の中日新聞から拝借したものだが、中央から左に見える浜名湖西岸の町が新居町だ。ほぼ中央に見える長方形のエリアが浜名湖競艇場で、この西側の水路脇に私のフネが係留されているマリーナがある。新幹線がすぐ側を通っているので、新幹線からも私のフネが見える。

浜名湖は非常に浅い湖で、この写真でも瀬の様子がよく分かる。瀬の中に濃く見えている部分はアマモを中心とした藻場だ。この瀬の間を縫うように、毎日潮が行ったり来たりしている。潮の流れは大変複雑で、しかも結構速い。風向きも考慮して浅瀬やカキ棚などの障害物を避けながら魚の居そうなポイントを流していくのは、慣れないとなかなか難しい。それも操船と釣りが同時進行だから釣りに没頭しているわけにはいかない。ポイントは無数にあるが、常に魚がそこにいるとは限らない。ルアー船もかなり多いので魚へのプレッシャーも大きい。出船を繰り返して数をこなさないと、当然釣果も上がってこない。なかなか厳しいフィールドだ。

写真右下に見えるのが遠州灘と繋がる「今切口(いまぎれぐち)」だ。200mほどの幅で、一日4000万トンの水が出入りしていると言われている。この上に架かっている橋が浜名大橋。この今切口を通って遠州灘へ出て行くのだが、大潮ともなるとここの流速は1.8m/secにもなり、突堤の先あたりでは潮がぶつかり合って三角波が立つ。ここを出るには20ftは必要と言われているが、ハンマーでも通過は可能。ただし、凪いでいるときで、波を選んで慎重に進むことが条件。

このあたりの浜はいい波が寄せるので、愛知、関西方面から多くのサーファーが訪れる。つまり、うねりが結構あるのだ。風波が立たない日でも、大きくゆったりとしたうねりがあったりするので、船上で慣れないノット結びなどをしていると危うくゲロリアンになりそうになる。要注意。

以上、湖西市と私のフィールドの紹介でした。

なんか替え歌にハマりそうです・・・

♪毎度ボウズの悲しさなんて
♪わかりゃしないわ釣れてる人に
♪止して止してよなぐさめなんか
♪厄と不運のしみついた
♪どうせ私は不釣の男

調子に乗って二番

♪バラさないでと震える指に
♪男心はいつでも弱い
♪そうよそうなの昨日の朝も
♪たどりつきたいランディング
♪夢を消された不釣の男

さらにもういっちょ

♪浜の噂に追われて泣けば
♪あせてみえますエバグリさえも
♪つらいつらいわつめたい海を
♪怨むことさえあきらめた
♪弱い私は不釣の男

毎度お粗末様でした・・・m(_._)m

※写真のフネは本題とは関係ありません。

♪スズキひと筋にかけた恋
♪今日の時合いを信じたの
♪さがしさがし求めて
♪ひとりひとりさまよえば
♪行けど切ないゴミばかり
♪ああ浜名湖は今日もダメだった

お粗末様でした・・・m(_._)m

今日は朝方ちょっと風があったが昼時に風向きが変わって凪ぎ、天気も快晴だったので気温も上がって穏やかないい日になった。浜名湖通行証の更新とフネのメンテを頼みにマリーナへ行ったついでに表浜名湖をぐるっと回って様子を見てみた。潮は下げ止まってから上げ始めた頃。冬時の透明度の高い潮と違ってちょうど良い具合に濁りがあり、水自体に生気を感じるようになった。キビレも開幕したらしいので、表浜名湖ではそろそろルアーでもいけるかもしれない。(ってそう簡単には行かないのが釣りなんだけど。^^;)

来る途中浜名大橋から今切口を見下ろしたら1杯だけハンマーらしきフネが。あー、きっとあれはrikiさんだなと思いながらマリーナに着くと、案の定rikiさんのフネはない。後で電話してみたらやっぱりそうだった。今日はエサで根魚が少し釣れていたようだ。いろんなことにチャレンジしているようで、私も見習わなきゃね。

今月は週末があと2回。どっちかで行けるかどうか・・・

先週末、突然お客さんからサポート要請があり、急遽福岡の博多まで出張することになった。5日(金)に電話があって、7日(日)の昼に現地入りし、午後半日でシステムの導入セットアップを終えるというなかなかスリリングな予定。でもせっかく九州まで行くのだから、ちょっと足をのばして大分まで行きたいなぁと思い、最近ブログでやり取りしているさささんに連絡。8日(月)を一日空けてくれるというありがたいお言葉に甘え、お世話になることに。^_^

まずは昼食抜きで18時までパソコンに付きっきりというシンドイ仕事をやっつけ、タクシーに飛び乗って博多駅から大分行きの特急へ乗り宇佐駅まで。宇佐駅で待っててくれたさささんと再会の挨拶を済ませ、早速夕食を食べに美味しいうどん屋さんへGO!

お腹ぺこぺこのところで頼んだのは写真の「ちゃんこうどん」。これが当たりだった。美味しい出汁と盛りだくさんの具に自慢のうどん。う〜ん、満足満足。^_^

翌日は、雨はないが波が高そうな予報。出撃できるかどうかは行ってみないと分からないとのことで、とりあえず朝7時にホテルに迎えに来てくれることに。

翌朝ロビーで新聞を読みながら待っていると、さささんがハンマーを牽いて登場。やっぱりトレーラブルはかっちょいいですな。ホテルのおじさんも興味津々で外に出てきてボートをなめ回すように見る始末。^^;

はい、ここから昼食までは省略。結局出るには出たけど波が高くて帰りの状況が危ぶまれたので、途中まで行って断念。一度もジグを落とすことなく波を被って大分の潮を味わっただけで帰港。その後しばらくドライブして昼食となった。

昼食はお薦めの海鮮丼。これがまた美味しい。盛り合わせなのでいろんな魚が入っているが、どのネタも実に旨い。そしてまたタレがいい。色は結構濃いのだが見た目ほど濃い味ではなく、ごはんにしみこませて食べても旨い。味は違うが雰囲気的には蒲焼きのタレのような感じ。この海鮮丼も大満足。^_^

釣りが残念な結果になってしまったので、観光をすることに。豊後高田の昭和の街を散策した。まあ昭和の雰囲気を味わえるように作られた街なのだが、懐かしいものがあちこちにあって心が和む。

途中コロッケ屋に寄って揚げたての「和牛上」を買い、二人でもぐもぐしながら街を歩く。揚げたてのコロッケってなんでこんなに旨いんだろう。歩きながら食べるから余計に旨いのかな?

さてこの後、私のハンマーのスターンレールを作ってくれたプロテックさんへ是非行ってみたかったので、さささんにお願いして中津まで。ところが代表のHさんは仕事で外出中。その日は戻りが遅いと言うことで、ショップの女性の方とさささんと3人でいろいろ話をして、Hさんと会うのは翌日の午前中にということで、私はもう一泊。^^;

この日の夕食は中津のうどん屋さんのステーキセット。うどんとステーキのセットという信じがたいミスマッチメニューだが、これがまた美味しい。値段の割りに良い肉を使っているようで、大変美味しく頂いた。私はここ一年で食事の量がかなり減ったので、だいぶ食べ過ぎてしまったかな?と思ったが、意外にもお腹は絶好調であった。

翌日の朝、またさささんがホテルまで迎えに来てくれて、再び中津のプロテックさんまで。電話とメールではやり取りしていたが、Hさんにお会いするのは初めて。予想していた通りの方で、午前中いっぱいいろいろ話をして、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。^_^

その後中津駅までさささんに送って頂き、近いうちの再会を約束してお別れ。二日間にわたり私のために時間を割いてくれて、本当にありがとうございました。浜名湖にも是非来て下さいね。^_^

中津から小倉までは特急「かもめ」。JR九州の列車はどれもオシャレだね。木のフローリングに革張りのシート。見た目も座り心地もよく快適な旅だ。列車での移動は九州に来たときの楽しみの一つ。

小倉駅でのぞみに乗り換え。その前に売店で昼食の駅弁を購入。ホテルでしっかり朝食を取ったので、最初は昼食を抜こうかと思ったんだが、駅弁があまりにも美味しそうだったので、一番人気の「うにめし」を。やっぱり美味しかった!
しかしなんですな、釣りの話題がないと食い物の話題しかないのもいかがなものかと。^^;

小倉から関門トンネルをくぐって山陽道に入るとあたりはだんだん雪景色に。途中徐行運転もしているようで、ダイヤも10分くらいの遅れらしい。このあたりも結構雪が降るのね。@@;

今回は突然の出張で九州訪問となったが、せっかくのチャンスに大分でジギングが出来なかった無念を晴らすべく、また近いうちに来たいと思う。その時にはこの駅あたりで誰かさんを連行できれば・・・と思いつつ浜松へ帰る私であった。^_^

■11月22日(日)

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三連休の中日、この日だけ風が落ちたので出撃。釣果はこのホウボウのみ。(エソはリリース。)

7時半頃出港して、最初の近場の30mラインで2投目くらいでこいつがヒット。こりゃあ幸先いいぞと思ったが、次のポイントでエソが釣れたくらいで続かず。

この日は小潮前の中潮。9時半が満潮潮止まりでその後は潮が動かず。早朝から出ていた人たちは時合いを掴んでワラサとサワラをゲットした模様。

同じハンマーオーナーのrikiさんもデカイのを1匹ずつゲットしていたが、ワラサは10時くらいとのことでさすがである。私も精進精進。

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先日の釣行でアシストフックのラインがボロボロになったので交換するのだが、今後は自分で作っていくことになるので、昨夜初めて作ってみた。作り方はこいちさんが詳細に解説してくれてるので、失敗もなくバッチリできた。(昨夜作ったのはこの1つだけ。)

アシストフック作り

最初は面倒かと思ったが、やってみると意外と楽しい。このフックで魚がかかるのを妄想しながら巻き巻きするのである。昨夜はまず手始めに「1/0」のフックと「150LB」のラインでやってみた。次は「2/0」と「200LB」の組み合わせでやってみようと思う。