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本日3月23日、隣接する新居町を吸収合併して新しい湖西市がスタートした。写真は今朝の中日新聞から拝借したものだが、中央から左に見える浜名湖西岸の町が新居町だ。ほぼ中央に見える長方形のエリアが浜名湖競艇場で、この西側の水路脇に私のフネが係留されているマリーナがある。新幹線がすぐ側を通っているので、新幹線からも私のフネが見える。
浜名湖は非常に浅い湖で、この写真でも瀬の様子がよく分かる。瀬の中に濃く見えている部分はアマモを中心とした藻場だ。この瀬の間を縫うように、毎日潮が行ったり来たりしている。潮の流れは大変複雑で、しかも結構速い。風向きも考慮して浅瀬やカキ棚などの障害物を避けながら魚の居そうなポイントを流していくのは、慣れないとなかなか難しい。それも操船と釣りが同時進行だから釣りに没頭しているわけにはいかない。ポイントは無数にあるが、常に魚がそこにいるとは限らない。ルアー船もかなり多いので魚へのプレッシャーも大きい。出船を繰り返して数をこなさないと、当然釣果も上がってこない。なかなか厳しいフィールドだ。
写真右下に見えるのが遠州灘と繋がる「今切口(いまぎれぐち)」だ。200mほどの幅で、一日4000万トンの水が出入りしていると言われている。この上に架かっている橋が浜名大橋。この今切口を通って遠州灘へ出て行くのだが、大潮ともなるとここの流速は1.8m/secにもなり、突堤の先あたりでは潮がぶつかり合って三角波が立つ。ここを出るには20ftは必要と言われているが、ハンマーでも通過は可能。ただし、凪いでいるときで、波を選んで慎重に進むことが条件。
このあたりの浜はいい波が寄せるので、愛知、関西方面から多くのサーファーが訪れる。つまり、うねりが結構あるのだ。風波が立たない日でも、大きくゆったりとしたうねりがあったりするので、船上で慣れないノット結びなどをしていると危うくゲロリアンになりそうになる。要注意。
以上、湖西市と私のフィールドの紹介でした。
写真で見ると、PROTEKで話を聞いた印象とよく重なります。
釣りをする浜名湖は、広くて狭いという印象が強くなりました。
ゲストになって今切口は・・ 通りたくないですね(笑)。
確かに厳しいフィールドなんですが、非常に変化に富んでいるので攻め甲斐があり面白いです。
そして数多く出船してやり込んで知り尽くしている人は、やっぱり結果を出しますよね。
そういう意味で、ビギナーとエキスパートの差が歴然と出るフィールドだと思います。
>ゲストになって今切口は・・ 通りたくないですね(笑)。
いやいや、そんなこと言わず是非。^_^
初心者でも釣れるタコ祭りは・・・(ーー;)
>シンさん
あ、タコは初心者でも釣れますのでご安心を。
祭りになるのはGW明けから梅雨入りまでの間のどこかですね。
始まったら声をかけますので、是非おいで下さいね。^_^