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今回の東北関東大震災および福島原発事故について、被災者の人たちやそれを支援する全国の人たちの頑張りに胸が熱くなる一方で、全く役に立たないどころか国をさらにダメにしようとしているとしか思えないような、政府・原子力保安院・東電・その他関係省庁の対応を見るにつけ、暗澹たる気持ちに沈んでいくのを実感する。多くの国民も同じ気持ちだと思う。なぜこの国を統治している人たちは、毎回毎回ちゃんとした対応が出来ないのだろうか?バカなのか?無能なのか?と。
そうではない。ちゃんと理由があるのだ。それを改めて認識しておく必要がある。
鹿児島県阿久根市の「専決」市長として一躍有名になった竹原信一氏は、先の市長選で落選してからはマスメディアに登場することもほとんど無くなった。権力の座から降ろしてしまえばもういいって事だろうか。この竹原問題の本質は何だったんだろうか。
彼はマスメディアには登場しなくなったが、インターネットメディアにはしばしば登場している。次のビデオは、その後のインタビューにもある大河原宗平氏を支援する会での講演の一部だ。ここで彼は公務員組織というものがどういうものかを解説している。まずはこれをご覧頂きたい。
■日本国を蝕んでいる大蛇の正体1/2
■日本国を蝕んでいる大蛇の正体2/2
さすがにネットで情報を見ている人で「いやいや、日本はちゃんと三権分立の民主国家で、立法・司法・行政がお互いに独立した権力で牽制しあって機能しているんだ。こんな話は馬鹿げている。」などと言う人はいないと思うが、それでも「確かに権力は癒着するものだけど、そこまで言うのはちょっと考えすぎ、穿ちすぎなんじゃない?」と思う人は多いだろう。
しかし、実態はそう甘くはない。法に基づいて我々国民に強制力を直接行使できる権力、警察・検察・裁判所について、以下の人たちのインタビューを是非見て頂きたい。
■仙波敏郎氏インタビュー(2010.11.6)
http://iwakamiyasumi.com/archives/4597
■大河原宗平氏インタビュー(2011.1.23)
http://iwakamiyasumi.com/archives/6075
■生田暉雄弁護士インタビュー(2010.12.4)
http://iwakamiyasumi.com/archives/6740
そして竹原氏の単独インタビュー。こちらは阿久根市の実態について語っている。副市長であった仙波氏も一緒だ。
■竹原信一氏インタビュー(2011.3.7)
http://www.ustream.tv/recorded/13153120
そして竹原氏のブログ。今でもずっと更新されている。
■竹原信一氏のブログ
http://www5.diary.ne.jp/user/521727/
いかがだろうか。実名で顔をさらして内部告発し、さらに活動を続ける人たちの言葉は重い。我々はそれをしっかりと受け止めなければならない。
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