発売前から話題となっていて発売後も多くの評論家から絶賛されている孫崎享著『戦後史の正体』。これまで正面から語られることの無かった、ある意味タブーである戦後日米関係の正体を、政府首脳の「対米追随派」と「自主派」のせめぎ合いという形で敗戦から今日までの経緯を解説している。正に目から鱗という内容が満載である。戦後および今日の日本を理解するには必読の書であると思う。「高校生にも読めるように」とのことで、とても読みやすく書かれている。是非ご一読を。

【参考】

■八月十五日と「日本の戦後史」(olivenews 徳山勝連載・コラム)

■孫崎享が明かす「戦後史の正体」(田中康夫のにっぽんサイコー!)

 

コメントをどうぞ

コメントを書き込むにはログインが必要です。