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昨日、久しぶりに早起きをして出撃した。といっても犬の散歩は私の役目、日の出前から出撃するわけにはいかない。日の出の5時半に起き、散歩を済ませてからマリーナに向かい、7時ちょうどに出港した。

水路を抜けて広いところに出ると、いるわいるわ、たくさんのフネ。まだ叩かれていない早い時間に行こうと考えたのだが、既にこの時間は「遅い」時間。まずい、最初釣ろうと考えていた場所にはどこもフネが入っている。甘かった。考えてみれば、釣りにおける「日の出」「日没」前後はゴールデンタイム。普段真っ昼間にしか釣りをしない私の考えは浅はかであった。

仕方がないので最初に釣ろうと思っていた表浜名湖は適当に端折り、次の場所「奥浜名湖」へ行くことにした。奥は久しぶりだ。去年はよく行ったが、今年は出来るだけ表を開拓しようと表でがんばっていたので、奥にはあまり行かなかった。

奥に行ってみると、あらら、こちらにもたくさんのルアー船。やっぱりシーバスのシーズンなんだねぇ。なるほど、やっぱりそこはポイントなのね。湖底の地形からして絶対ポイントになるなって思っていたけど、ふーん、そういう攻め方するのね。と、見学がてら遠巻きにキャストを繰り返す。

しばらく情報収集したらもう十分だから、早々に自分のポイントへ移動。去年から通い続けたポイントに着くと、あらまあ、こちらにもルアー船が4杯ほど。でもみんな私のポイントからはちょっとずれている。ラッキー!

最近気をつけているのはポイントに着いての一投目に集中すること。当然そのためにはポイントに近づくのも慎重になる。離れたところからデッドスローで近づきエンジン停止。あとは風で流して近づけていく。カキ棚の角にピンポイントで着水。3〜4回ポッピングしたところでヒット!うひょ〜、やったね!アユサイズのセイゴだけど、とってもウレシイ。その後どの方向に投げてもアユサイズがヒットしてくる。このあたり一帯、群れが入っているようだ。

ひと流し目を終え、ぐるっと大回りしてスタート位置に戻る。今度は反対側のカキ棚近くから。今度はカキ棚の角の向こうに 着水、角をかすめるようにポッピングを通すと、角を過ぎたところでちょっと大きめがヒット!が、34cm。毎度のパターンか。^^; でも今回このポイントで捕れると思ってなかったから、とってもウレシイ。

やっぱりポッパーの釣りは楽しい。バス釣り時代からずっとトップにこだわり、特にポッパーを好んで使い続けてきたので、やはり自分の感覚に一番あったルアーだ。今までの釣果もほとんどがポッパーだ。ミノーでも釣ってみたいと思いやってはみるが、どうもよく分からない。よく分からないから使わない。使わないから釣れない。釣れないからつまらない。あぁ見事な悪循環。ミノーははっきり経験不足だと言える。釣れなくても投げ倒してみないといけない。ポッパーと違って視覚で楽しめないだけに、水中の様子を想像しながらやらないとつまらなくなってしまいそうだ。イメージトレーニングでもしようか。

というわけで、今回も予想外がいっぱいあった。早起きして出撃したにもかかわらず、早い時間には釣果が無く、いつもの昼前くらいに、しかも久しぶりのあの場所での釣果。他のフネの様子も見られ、「おぉ〜」「へぇ〜」「ふぅ〜ん」連続の、しかし実りある一日だった。

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先々週には7匹の釣果を上げ、最近の浜名湖の釣果情報を見ても「シーバス絶好調!」だったので、以前から一緒に釣行していた高校の同級生を誘った。まだ彼と一緒に行って釣れたことがなかったので、今日は是非とも釣りたかった。いや、今日は絶対に釣れると思っていた。

9時にマリーナで待ち合わせて準備をして出港。まず先に前回釣れた場所へ。小潮のせいか、満潮潮止まり近くだというのに水の濁りがきつい。早朝に降った大雨のせいか? 潮の動きも遅く、余りよい雰囲気ではない。案の定、何の反応もなし。今日は早めに見切りを付けて、出来るだけたくさんの場所を試すことにする。

しかし、どこへ行っても反応がない。大瀬の上および周辺で私に3回ほどバイトがあったが、いずれも食いが浅く、捕れなかった。いったいどうしたことか。浜名湖は絶好調ではなかったのか。それともオレ達がヘボなのか。まあヘボには違いないが、それにしても渋すぎる。ルアー船も少なかったが、どれも釣れてる雰囲気はない。気がつけば空はドピーカン。暑い。まいった。T_T

そんなわけで釣りの方は予想外のボウズを食らった わけだが、今日の釣行にはもう一つの楽しみがあった。そう、例のアクションカムだ。何に取り付けて撮ろうかと考えた末、写真のように約1mの塩ビのパイプに付けてとりあえず沈めてみることにした。

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その映像がこれ。大瀬の上、水深50〜60cmというところ。藻が点在する場所で、この上を船外機をチルトアップして流すのだ。これを見ると、意外に水中の視界が悪いことが分かる。 船上から見ると藻の様子が遠くまで見えるのだが、それは水深が浅いからであって、この濁りだと水中ではごく近くの物しか見えないのだ。これからはそういう視点でもルアーを考えてみよう。

ちなみに写真の黄色い物体は、昨日買ったポパイオリジナルの折りたたみ式シートクッション。 シートに座った状態での操船時、視点が高くなって非常に快適になった。ベルトをシートに回して掛けておけば風で飛ばされることもない。これはヨイヨイ。^_^

久しぶりのセイゴ

■9月1日

ようやく浜名湖の状況が良くなってきたようなので、今日こそはと出撃。朝8時半頃出港して弁天島南の瀬で釣り始めてしばらくすると、けたたましいサイレンとそれに混じるアナウンス。 耳を澄ますと

「・・・内閣総理大臣・・・東海沖地震・・・発令されました・・・」

とサイレンにかき消されてよく聞こえないが、部分的にこのように聞こえた。「な、なにー!?東海地震の警戒宣言かー!?」とビビる。しかも釣っている場所が今切口に近いところ。津波が来たらかなりヤバイ。これは早く逃げなければ。おいおい、みんなそんなのんびりしていて良いのか?と相変わらず釣り糸を垂れてるフネを横目に、一目散にマリーナへ帰港。まずはフネを係留して一安心。ケータイでマリーナに問い合わせる。

「もしもし、今地震の警戒宣言って出ました?」
「え?別に出てないと思いますけど・・・」
「あれ?今サイレンとか鳴ってたんですけど・・・」
「あー、たぶん訓練じゃないですかねぇ。」

ん?あー、今日は9月1日、防災の日じゃないかー!*^_^*;

ということで私の訓練は無事終了。改めてまた出港。さっきの場所はハズカシイので行けないから、競艇場東を攻めることに。カキ棚の間を縫うように流していると瀬の上でヒット!なかなか元気の良い引き。あー、久しぶりだよ〜この感覚。T_T としばし感慨に浸る。上げてみると35cm程度のセイゴ。ひょっとして記録更新?^^;

ひと流しが終わって、次は今までやったこともないところに挑戦。村櫛の南にある大瀬の一部と浜名湖大橋(弁天から村櫛に掛かる橋)の南の瀬。どちらも空振りに終わる。

S字航路を抜けて新居の瀬に行く。が、風が強くなってきてトップが攻めづらくなってきたので、風裏になるいつものところへ。

どうやらここはやる気のあるガキンチョどもが溜まってるみたい。チビスケのくせにやる気だけは十分。徒党を組んで集団暴食行為をはたらいているようだ。水深1.5m足らずで、逃げ場もなくときどきベイト達が水面を飛び交う。そんな中に投げ込んだポッパーに鮎サイズのチーバスが食らいつく。あー、バス用のライトタックルを持ってくればもっと面白かったかもしれない。

結局35cmを2匹(あと1匹は船べりでバラシT_T)と鮎サイズを5匹釣ったとこで、ここも風が強くなって釣りにならなくなり終了。2匹は刺身に、5匹は塩焼きで家族の腹に。家族には塩焼きが一番好評なんだよねぇ。

R.A. Pop

このお盆休みでHHを購入してからちょうど1年になる。が、HHで狙うメインターゲットがクロダイであったにも関わらず、まだ釣っていない。いかん。こんなことではいかん。何としてもこの休みにクロダイもしくはキビレをポッパーで釣るのだ。

と誓いを立て、13日14日と連チャンで臨んだ。

鷲津の夕焼け

13日。珍しく午後4時頃から日没までやってみた。結果はノーバイト・ノーフィッシュの惨敗。きれいな夕焼けが返って哀愁をそそる。明日は早起きして上げ止まり下げっぱなを狙い何としても釣ってやるぞ、とリベンジを誓って帰宅。

舘山寺沖で一休み

14日。朝から猛暑。11時過ぎ、あまりの暑さに釣りを中断。ビミニトップを広げてしばしの休憩。こういうときにビミニトップはありがたい。本日の結果は、1バイト・ノーフィッシュ。またフッキングに失敗。乗せられなかった。クロダイ・キビレポッピングの場合、「アワセてはいけない、食わせろ」と言われる。魚がルアーをくわえて反転し、フックが口の脇にかかるまではルアーを引いてはいけないのだろう。早めのアワセは大抵すっぽ抜けてしまう。しかしこれが難しい。ポッパーにチュボっと出ると、反射的にアワセてしまうのだ。アタマで分かっていてもカラダが反応してしまう。これで何度も逃している。これを克服せねばヤツらを手にすることはできないかもしれない。何度もやって慣れるしかないな。

この後連休は旅行に入ってしまうので、釣りはまた来週までおあずけ。しかしこうも暑いと魚もやる気が出ないだろう。水温の高いシャローには来ないで、深いところで休んでいるのかも。9月に入って暑さが峠を越えれば、もう少し状況はよくなるんじゃないかな。

ロッド&リール

みなさんのおかげです。本日、折れたロッドとストッパーの調子が悪いリールが無事復活して帰ってまいりました。ロッドは保証書の免責金額5250円で新品に交換、リールはストッパー調整をメーカーが無料でやってくれました。いやぁ、釣り道具って普通の商品とは違うんだなぁってつくづく思いました。まぁ一方で、だから釣り道具って結構高いんだぁ、とも思いましたが。^^;

いずれにしてもみなさんの助言のおかげで、ロッドは秋まで待つこともなく、しかも4分の1の価格で新品になり、リールも自分で分解することもなく、コスト0で新品のようなフィーリングになって帰ってきました。いやぁ本当にありがたいことです。ここはなんとしてもみなさんのご厚意に応えるべく、次回は必ずやこのタックルでキビレを仕留たいところですな。乞うご期待!^_^v

奥浜名湖のトラフグ

ご覧の通りのチビフグ。小さい身体をパンパンに膨らめて「ガーガー」と鳴くのはとてもカワイイが、私の釣りたかったのはサバだ。君じゃない。

今日は湖奥でサバが釣れているというので色気を出して行ってみた。メタルジグを投げて巻くだけで釣れるらしい。水深10mちょっとだが浜名湖では一番深いエリア。フネはたくさん出ているが、普通の人は錨を降ろしてエサ釣りだ。

私はアンカリングしてじっくり攻めるつもりもないので、フネがかたまっている近くから風に乗せて北に流す。タックルはバス用のライトタックル。6lbのナイロンラインに一番小さいアイスジグを付けてフィギュアエイトでやってみた。で、かかったのが上のチビくん。

実はここへ来る前に、午前中は庄内湖でキビレポッパーをやってきた。庄内湖でキビレポッパーが好調という情報もあってか、結構ポッパー船も出ていた。が、こっちは不発。上げ潮で澄んだ潮も入って来つつあったが、ノーバイトノーフィッシュ。

チビフグくんをかけて「もーいいや」って思い、いつもの釣りに戻ることに。女河浦を経由して鷲津へ。ここも濁りがきついところ。風も強く、居るのはボラばかりなので次へ。前回流れ込みでバイトがあったところはウェイクのボートが遊んでいたのでパス。結局鷲津港に近い中之郷で2回のバイト。しかし一度目はフッキングできず、もう一度はバラシ。どちらもキビレっぽかった。

ということで、本命は今日もボウズでありました。オソマツ。

折っちまった!

心機一転と言いながら半月も放置していたバツか・・・今朝お気に入りのロッドを折ってしまった。T_T

このロッドは昨シーズンに浜名湖クロダイポッパー用に開発・リリースされた「がまかつ斬鱸S66MMH-F」で、数量限定かつ人気商品だったために去年釣具屋に注文してやっと手に入れたものだ。

先日の釣行から帰って水洗いし自宅の勝手口に干してあったものを、今朝家の中に取り込もうとしたときだった。電気を付けずにちょっと薄暗い中ではあったが、ルアーボックスとロッドを持ちながら勝手口のドアを閉めたとき、ロッドはちゃんとドアの内側に入っているという感覚だった。ところが実際には10cmほど出ていたのである。

バツン。イヤな音がした。-_-;

まさか!と思って見ると、無惨にもロッドの先が見事にギロチンで御陀仏。ショックだよぉ〜。T_T